第8話 満員電車が我が人生
おそ松くん、というアニメをご存知でしょうか。
まあ、「おそ松さん」が2015年に大ヒットしたので、みなさんご存知ではないでしょうか。
1988年に始まり、1990年代に流行ったこのアニメの主題歌は、当時の日本のサラリーマンライフを象徴するような内容となっていました。
このアニメのOPの歌詞はこんな感じです。
っと言いたいところですが、著作権の関係でフルでは載せられないと思いますので 、(コメント欄をご覧いただければ分かりますが、アドバイスを受けました。感謝です!)ちょいと読みづらいですが 笑
歌詞をしっかりみたい人は、検索してみてください。
「おそ松くんOP」で出てくると思います。
>>
うちの◯ちゃんはサラリーマン
満員電車が◯が人生
足も◯まれりゃ頭も◯げて
愛◯笑いの五十年
終◯間際のマイホーム
空気は〇〇いが、街は遠い
(父ちゃんはな、父ちゃんはな…父ちゃんなんだぞ!)
うちの◯ちゃんは(日本一!)
〇〇たローンも(日本一!)
真面目に生きちゃバカを見る。
(まあ、これは一般的なセリフ?)
Ah〜〜、おそ◯(お粗末!)
>>
という感じです。
これを観て、そして自分の家の父ちゃんを見て、昭和から平成初期の子供たちは、「サラリーマンになんか、なりたくねえ!」と粋がっていました 笑
さて、時代は変わり令和6年…この「おそ松くん」OPの歌詞は、果たして当てはまるのでしょうか…
海藻なりに分析してみました。
>>
△うちの◯ちゃんはサラリーマン
(まあ、サラリーマンは多いけど、非正規雇用が増えたので△)
◯満員電車が◯が人生
(満員電車は改善されていない。)
◯足も◯まれりゃ頭も◯げて
(日本人は相変わらずいつも謝っているイメージです。)
△愛◯笑いの五十年
(接待も減ったから、そんなに愛想笑いしなくても良くなったかな。)
✖️終◯間際のマイホーム
(マイホーム買う人なんて、もうあまりいないよ。)
△空気は〇〇いが街は遠い
(マイホームではないけど、郊外に住んでいる人は結構いる)
◯うちの◯ちゃんは日本一
(父ちゃんはいつでも日本一!)
△〇〇たローンも日本一
(家は買ってないけど、消費者ローンは増えたよね…まあ、家や車を買わないだけマシかな)
◯真面目に生きちゃバカを見る
(いやあ…そんな感じするかなあ…)
◯AH〜おそ◯(お粗末!)
(ちょっとね…これが成長した姿かよ!?)
>>
はい、となりました。結論を言いますと、満員電車とか頭を下げるとか真面目に生きていたらバカを見るとか、そういうのは変わってないと思います。
マイホームがないとか、非正規雇用が増えて、サラリーマンとさえ言えない人が増えた、という現実。良いことと言えば、無駄な接待に無理に付き合わなくても大丈夫になった、っていうことぐらいなんじゃないかな。まあ、まだ接待はありますけどね。そこはスケールダウンしたかな。
✨✨✨✨
ここで、海藻は疑問に思います。
日本って本当に先進国?
海藻は後進国と呼ばれる側の国に住んでいますが、こんなに大変な思いをして生活している地元の人なんてあまりいないような気がします。
一般人の生活水準の話であって、国がどれだけ金持ちなのかの話ではありません。
さらに言うと、おそ松くんOPの歌詞のサラリーマンの姿は、この時点で「ええ〜っ」と言いたくなるかもしれませんが、このレールから外れる方法が、非正規雇用とか、家とか車とか大きな買い物ができません、になっているのは果たして民の生活が向上した結果です、と言えるのか…
まあ、海藻なんかは車も家もいらない人です。計画すれば買えるぐらいの財力は今はありますが、買いません。今の生活に必要ないので。日本の車の会社は応援したいですけどね。
それはさておき、海藻が思うに、じゃあ何が改善されればいいのか…
おそ松くんOPの歌詞と先ほど行った現代との比較を元に考えると、
・非正規雇用を正社員にする。
・満員電車が満員になり過ぎないようにする。
・足を踏まない、踏んで謝れば、すぐに許してくれる寛容さ。
・マイホームはなくても、十分快適な居住空間。
これがあるだけでも、昭和の時代より、進化した!いい時代になった!
と言い切れるんじゃないかな。
でも、これがあるだけって言っても、そんなん無理に決まってんじゃん!と思っているかもしれないですね。
でも、考えてみてください…
本当に無理ですか…?
金がなくても解決できるかもしれないですよ?
✨✨✨✨
確かに、非正規雇用の人が正規に雇用されるかどうかは運なところがあると思います。
そもそも非正規雇用の方が良い、という方はそれでもいいんです。それでどうやって生きていくのかを考えればいいんです。柔軟にやれば仕事のクチはあると思いますしね。
でも、正社員になりたい、という人も多いのではと思います。
ただ、正社員というのは、果たして大きな会社に勤めることだけのことを指すのでしょうか。海藻は違うと思います。デスクワークだけが会社員ではありません。
視点を変えれば、雇ってもらう、キャリアとして成り立つ仕事なんて、沢山あると思います。
極端な話、若手が不足している田舎の旅館とか施設とかなんか、多く存在すると思います。
介護関係は完全な人材不足です。
お坊さんなんか、給料が良いですよ。
真面目に生きてきて、体力自慢で愛国心があるなら、自衛隊もいいでしょう。
選り好みしなければ、正規に雇用される機会はあるだろうなと想像できます。
それをやるかどうかは、貴方次第、みたいな感じでしょうが。
✨✨✨✨
そんで持って、満員電車。
仕事があるんだよ、オフィスが遠いんだよ、仕方がないじゃん、という声が聞こえてきそうです。しかし、こんな事を言う人を聞いたことありませんか?
通勤時間をずらしましょう。
通勤ラッシュアワーは通常07:30〜09:00ですが、06:30ぐらいに電車に乗れば、大抵のラッシュは避けられます。
いや、しんどいよ、と言われそうですが、海藻だったら満員電車でおしくらまんじゅうするぐらいなら、06:00前に乗っているかもしれません。優雅に座りながら読書をして…
これをやるかどうかも貴方次第…
✨✨✨✨
そして、寛容の世界…周りは余裕のない人で溢れているかもしれませんが、自分は寛容になろうと思えばなれるじゃないですか。
もちろん、簡単なことではありません。海藻も、我慢しきらん事は多々あります。
それでも、そういう気持ちを忘れない事が大事なのだと思います。
マウントを取ったり不必要に相手を責める必要などありません。もちろん、それで相手が調子に乗ればその時は愛の鞭で叩いてやればいいと思います。そして、足を踏まないようにすれば、必然的に頭を下げる回数も減るのだと思います。
このマインドも、貴方次第…
✨✨✨✨
でもって、居住空間。
正直言って、日本の居住空間は、狭いです。
広いところもそりゃああるでしょう。田舎は広いでしょう。しかし、多くの人は都会に住み、狭いアパート暮らしなのではと思います。
それを言い切れる根拠があります。
海藻の住む海外ですが、若い頃はお湯も出ないようなアパートに住んでいました。熱帯地域なのでそこまで不便ではなかったですが、冬場は水が冷たかったです。そこはその当時、仕事に行ける範囲で僕が知る最安値アパートでした。
家賃は当時の為替で9000円ぐらい。今は円安だからそうにはなりませんが。
今はもっと全然広いところに住んでいますが、日本で都会で同じような場所に住もうと思ったらとんでもない家賃になりそうです。
その最安値の場所で、30平米ぐらいありました。約16畳ぐらいですね。
この街で、一番小さいアパートの部屋が確か26平米、約14畳ぐらいですね。
立って半畳寝て一畳、とは言いますが、海藻は、15畳ぐらいが居住最低ラインの狭さという認識がありました。
ところが、最近友人が海外に遊びにきていて、昔東京に住んでいた時のアパートの広さが、なんと6畳、家賃は6万円、という…
約11平米…小さい、しかも、高い…
先々月に日本へ帰った時は円安のおかげで食事とかは随分安いなと思いましたが、ホテルは値段の割には狭いと感じました。どこもそんなもんだった気がします。
しかしこれで諦めてしまってはいけません。
狭いということは、それだけ片付けが簡単になるということです。海藻は片付けの習慣がそこまでないですが、妻はミニマリストに凝っているので、結構快適な居住空間を得られています。よくブチ切れて悪魔のような大立ち回りをしますが 笑
狭くても、確かに快適な空間は得られると思います。大事なのは、真剣に考えて行動することなのではないかと思います。
貴方次第…
✨✨✨✨
さて、ここまで好き勝手なことを書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
今日のお話は、そんなにネガティブではなかったですよね? 笑
それでは、また次回でw
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます