第7話 広がるネガティブ ③ 心の病の話(最後ねw)

おい海藻!この話は希望を綴る話じゃなかったのかよ!と文句を言われそうですが、もうちょっとお付き合いください 😅


社会問題…書き始めると枚挙にいとまがありません。

結果として起こってしまったことには必ずその原因が存在し、関連する事象を追っていけばまた新たな問題に繋がり、繋がった先を追っていけばまた新たな結果が生まれてしまっています。


今回のテーマは「心の病」です。広がるネガティブ①に大きく関連していそうですね。いや、むしろ全てに関係していそうですが…


でもって、書きたい題材は山ほどあるわけですが、それでも『広がるネガティブ』は今回のエピソードまでにしようと思います。


なんとなく、やんわりと日本が抱える闇の部分が見えてくるならそれでいいです。


いや、最終的には希望の話ねw


✨✨✨✨


心の病といえば、真っ先に思い浮かぶのはうつ病ではないでしょうか。


もちろん、うつ病や躁うつ病の他に、総合失調症や不安症などといった様々な精神疾患があると思います。これらの疾患もストレス社会と無縁ではないと思いますが、一つ一つ取り上げるとキリがないので、今回は最もわかりやすいネガティブであるうつやそれに近いようなものに絞って語ってみました。


https://honkawa2.sakura.ne.jp/2150.html


上記のリンクの内容は厚生労働省のデータを元にしていますが、本家よりも分かりやすかったのでリンクを載せました。


それはさておき、結論を言うと、うつ病や躁うつ病は増加傾向にあります。


このことはそもそも多くの人が肌で感じているのでは?


いじめも増えてるし暴力も増えてるしお金はないし人付き合いは減ってる…


多少の上下はありますが、長いスパンの数字で見ると大幅に増えていて、データを見ると今はが約170万人でしょうか。


まあ、昔より軽く言える環境になったから、という人もいるかもしれませんが、そういう環境は既に10年以上前には整っていたように思えます。そして、今でも軽く言えないという人も一定数以上いるのは確かだと思います。


そもそも自分の胸の内を曝け出すのは日本人は苦手なのでは…


この数字を多いと見るか少ないと見るかは別として、私は「うつ予備軍」あるいは「隠れうつ病」の方が圧倒的に数値的には多いと思っています。

病院に行っていないだけで…


そもそも、この調査には、病院に行かないような貧困層や、不登校児やニートや引きこもりやホームレスも入っているのでしょうか?


国勢調査も病院に来た人だけではなく、予備軍団の状況を調査し把握するべきと考えます。


✨✨✨✨


ちょっと話は外れますが、海藻も実は20代前半のころ色々な事があって身体がおかしくなり、病院に行ったらうつ状態だと診断され、薬をもらって服用したことがあります。


幸い、半年未満ぐらいで治りました。それ以来、再発はありません。


あの時は、こんな感じです。


先ず全ての欲求がなくなります。食欲も性欲もです。可愛い子がいても無感情、飯も美味いと感じないです。楽しいと思えることが一切ないです。うつ病とは、そういう症状らしいです。まあ、実際なったのでその通りですね。


うつ病だと言いながら積極的に遊びに行ったりしている人は、多分うつではなく別の物なのか、軽症なのだと思います。


あと、寝れなくなって、常にしんどい。言うなれば、本当は寝なきゃいけないのに熱帯夜で一晩中寝れない、みたいな状態が毎日続く感じですかね。朝が来て、一睡もした気がしないです。


連日身体もしんどくて、突然鼓動が激しくなったり吐いたりしました。仕事の最中に吐きそうになった時は、腿の皮を思い切りつねって痛みで吐き気を抑えました。皮がめくれて出血したこともあります。


もうこれから楽しい事は二度と訪れることはないのではないか、と錯覚し、絶望します。(これが一番良くないです。うつ病は必ず治りますから、それを知っているか知っていないかで心持ちが大きく変わります。)


こういうのが続くと、次は自殺願望、で実行、という道へと進むことになるようですが、その前に完治させることができました。


海藻はそれまでも格闘技をやったり身体を鍛えたりと色々とやっていましたが、そういうのは関係なく、むしろ無理をする性格が影響していたようです。


細かいことは言いませんが、色々あって趣味も奪われ娯楽もほとんどない生活で、仕事は安定していなくて、結構忙しいのに…お金がない、みたいな状況でしたかね。

将来のビジョンは見えない…やりたい事はできない、アパートはお湯が出ない安いところだったし、なけなしの金でジムの年会費を払ったら1週間後にジムが潰れてたってこともありました。


そういうのが積もりに積もって…いつの間にか身体がおかしくなっていましたね。


適度に手を抜いたり内緒でお酒を飲みに行ったり遊びに出たりしていれば良かったんですけどね。その時はそういう事ができない石頭だったんですよ。

学生の頃は色々とやらかしてたのにね。


でも、なんかんだで周りの人の支えが一番の療法ですね。周りが心配してくれているのが分かるだけで、生きる勇気は湧いてくるものです。薬はすぐに服用しなくても大丈夫になりました。


正直、これらを書くのは今のポジティブな自分を知る人からすると大分イメージ違うよ、と言われそうで迷いましたが、誰かの勇気になればいいと思い、書いて残しておきます。


✨✨✨✨


さて、話を戻しますと、ここ一年で日本に二回帰って思ったのが、ストレスからなのか、なんか怒っててイライラしてそうな人、疲れ果ててげっそりしている人、挙動不審な怪しい人、なんかを多少なりとも見かけた気がします。爆発寸前、というか…


危険レーダーが作動することが多かった気がしますね…前々からそういう人はちらほら見かけたような気もしますが、コロナ後の方が顕著かなあ…


海藻の日本の友人も、できるならもう日本を出たい、という人がちらほら…


うむむ…


なんとかしたいものですね。


ではまた、次回!

今までマクロな話をしておりましたが、次回はミクロな話になります!

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