第9話 自分を大事にする① バランス

前回のエピソードでは、好き勝手に、こうしたらどう、みたいに書いちゃっていますが、(そもそもこのエッセイ自体、好き勝手に持論を展開していますが 笑)響いた人、響かなかった人、色々といると思います。


それでいいと思います。他人を変えようなんて傲慢なことは考えていません。

皆さんの人生においてさして重要なことではないか、或いは当てはまらないのであれば、それはそれでそういうものだと思いますので。


自分がこうして語って誰かが喜んでくれて、何かの役に立ったよと言ってくれたら嬉しいだけの自己満足です。だから、発信します。響くといいな、と願いながら…


今日はデータや科学的根拠的もない、完全な持論になりますので、上記のような事を書かせていただきました。まま、気楽に読んでください!


今回の話は、自分を大事にするという考え方の話で、怠惰や甘えVS無理のしすぎと厳しすぎ、という構図ですかね。結論は、どっちも良くない、です 笑


こんなことはデータで存在しないですね 笑


✨✨✨✨


さてさて、本題に入ります。自己犠牲の精神は尊いと言われますが、海藻は自分を大事にすることも、同様に尊いことと考えます。でないと行動するためのエネルギーなんて出ないですよ😉


唐突ですが、皆さんは、この自分を大事にするということを、どのように捉えるでしょうか。


言い方を変えれば全ての人間の行動は自分を大事にしていると言えます。しかし、その結果、得られているものは何でしょうか。


自分を大事にすることと怠惰に生きることが同一のものでしょうか。

自分が傷つかないように他人と関わらない事が最優先になるでしょうか。

自分の存在を本物以上に大きく見せることでしょうか。


こんな書き方をすると、「いや、そうは思っていねえけど、ちょっとそういう風にもなるもんなんだよ!」という声が聞こえてきそうです。


それは至極真っ当なことだと思います。

過剰な努力と厳しさと無理した人付き合いは、メンタルヘルスダウン真っしぐらですね。日本人には多いかもですね。

海藻なんかは堅苦しいのは大嫌いです 笑


しかし、良かれ良かれと方向転換した先に、魂が萎んでいっていないでしょうか。


ギリギリまで寝たいから、満員電車に乗る。


ギリギリまでゲームしていたいから、部屋は片付けないで寝る。


ギリギリまで自由時間を増やしたいから、責任をもらわないようにする。


ギリギリまでストレスを発散したいから、他者に攻撃的になる。


ギリギリまでお金を使いたくないから、ジャンクフードばかりの生活。


ギリギリまで揉め事を避けたいから、リアルの友達も恋人も作らない。


ギリギリまで現実を忘れたいから、現実逃避の時間を伸ばして仕事ができない。


ギリギリまで悲しい気持ちになりたくないから、怒られても右から左に聞き流す。


全部、自分を大事にする行為っちゃそうかもしれません。

けっこう当てはまるって人いますか?


でも、こういったものを全部合わせたような生活をしていたら、この歳まで生きている自信が海藻にはありません。海藻ではなく貝になってしまいます…


✨✨✨✨


でもね、決して全部やめろ、ではないですよ。


むしろ、そういう極端なメンタルが、極端な反動を起こしてしまうのだと思います。


大事なのはバランスだと思います。多少の頑張り、多少の怠惰、多少の妥協と多少の理想…


✨✨✨✨


こんな声も聞こえてきそうです。


ただでさえ疲れ切っているのに睡眠時間は減らしたくない、ゲームだけが楽しみの時間なんだ、人といるとイライラして疲れるんだよ、といった声が…


全部、ごもっともな意見です。否定する要素はありません。


海藻が言いたいのは、自分をあまりそれがになってしまい、結局は人生をダメな方向へ進めていないか、という話です。


本当の意味で自分を大事にするというのは、自分の人生を大事にすることだと思います。人生を向上させるためにやることはやっている上で、小さな欲を満たせばいいと考えます。


✨✨✨✨


海藻もよくゲームもするし本も漫画も読むしアニメや映画やドラマは観るしカクヨムやってるし、コロナにかかってから何故か朝眠りが深くなって柔術ジムの朝練行かなくなったけど、筋トレジムには行くし最近は特に短距離走に凝ってるしサイクリングはやってるし、仕事以外に色々やってます。(やり過ぎ!?笑)


でも、仕事をやる時は、頑張ります。

自分のためです。妻のためです。お客さんのためです。

自分が少し頑張るだけで、こんなにも多くの人のためになるなら、頑張れます。


一人じゃ海藻は力が出ません。みてくれる人が必要です。でも、無理はしません。


スティーブ・ジョブズの言葉ですが、


「もし今日が最後の日だとしても、いまからやろうとしていたことをするだろうか?こういう問い掛けを毎日して、もしその答えが『違う』が何日も続いたら、生き方を考え直さなくてはいけない。」


とあります。

とても良い考え方だと思います。


海藻は、今まで海外で三つの会社を立ち上げていて、生計を立てているのはその内の一つのお陰です。残りの二つは今やゴーストで、何かやる時に利用してちょっと小銭が入るぐらいです。


最初の会社は儲からず、全財産を使い果たしてゴースト化。二番目は今でも稼いでいて、一生続けたい仕事。三番目は友達と作った会社で、事業自体は儲かったんだけど、思っていた以上に時間が取られるからやめました。


その他、英語が得意なので副業で通訳や翻訳もやったり、その他諸々していましたが、この翻訳という仕事、主に契約書とか工場系の専門的なものが多く、自分にとっては非常につまらなく、苦痛だったので辞めました。


贅沢言うなって?ちゃんと勉強してやれることの選択肢を増やしたから出来ることです 笑


まあ、今はChat gptとかありますから、この翻訳という仕事自体もう需要がなくなってきたかなと思います。


最初の会社の時は、下手すれば一日二十時間ぐらい働いていたんじゃないかな。海外で大学を出てまもなくの24歳で立ち上げて、青臭いなりに海外で踏ん張りましたが、根本的な齟齬を解消できなくて挫折しました。デカく狙いすぎましたね 笑


自分の実力を過信していました。

世の中を甘くみていました。


やりたくもない翻訳や通訳の仕事やその他の雑用的な仕事をもらってきて、赤字を補填しました。海外のテレビCMにも何度か出ましたね 笑

これ、続けてれば芸能人だったかも 笑


でも、明らかに、無理していましたね…


その経験から言うと、無理は禁物、ですね。

頑張っても、ダメな時はダメなんです。


それを若い時に学んだことは今や宝だと思っています。あの時に注ぎ込んだ個人のお金は400万円ぐらいかな…?同時進行であちこちで稼いでいたのを、全部注ぎ込みました。まあ、借金になる前に辞められて良かったですよ。

結果、当時は一文無しになりましたが、あの金が勿体無かったなんて、今は全然思わないですよw


おっとっと、それはそうと、バランスの話でしたね 笑

僕が言いたいこと、大体伝わったのではないかと思います。

皆さんも、極端になっていませんか?


✨✨✨✨


最後、余談ですが、もっと深刻な状況にいる人も中にはいると思います。

過去の不幸に縛られて、自暴自棄になっている人もいるかと思います。


立ち直るのはさぞかし難しいと思いますし、人の痛みは人それぞれですから、一つの解決策なんて存在しないと思います。


ただ、過去に何があったとしても、今不幸にならなきゃいけないわけではない。

自分の痛みを理解できるのは自分だけなので、理解を求めてもなかなか上手くはいかないと思います。それよりも、どうすれば未来の自分に優しくできるのか、少しだけでも考えてみてください。


というわけで〜、持論おそ松!












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