曇り空の下で

功琉偉 つばさ

もやもや

もやもや、もやもや


黒い、厚い雲が空一面を覆っている


太陽は雲に邪魔されて顔を出せないでいる


空が曇っていると心は少し、いやとてももやもやする


なかなか晴れそうで晴れないジメジメした梅雨の時期


生ぬるくて嫌な感じの風が吹く


さっぱりしない、シャツが肌につく


雲みたいになかなか肌を離れない



心も天気と同じようになかなか晴れない


なぜかは分からないけどなにかやる気が出ない


なにか原因があるわけでもないのにやる気が出ない



もやもや、もやもや


雲が広い空を覆っていく


太陽が見えそうで見えない


そんな天気


夜になっても空が曇って月が、星が見えない


もやもや、もやもや


でも止まない雨はない


晴れない空はない


この地球上どこを探してもいつかはきっと晴れる


いつかは新しい風が吹く


いつかは太陽が顔を出す


ほらいつの間にか雲の隙間に青空が見える


黒い雲の小さな狭間からも太陽は光を出す



それでもまだ


もやもや、もやもや


曇っているのはなんか気持ちが晴れない


だから晴れよりは全然好きじゃない


でもそんな雲の間から出てくる光はとても綺麗だ


きれいに晴れた青空もいい


キラキラと、燦々と輝く太陽もいい



でも空を見上げてごらん


曇りのもやもやしている空


そこには頑張って光を届けてくれる太陽がある


もやもやしている、でも雲があるから見えるものもある


もやもや、もやもや


それでも光はここへ届く


気分が晴れなくても、ぶ厚い雲があるからこそ


輝けるものもある


もやもや、もやもや、もやもや、もやもや
























そう考えたらこんな空でもいくらか気持ちが晴れてくるかな














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イメージ画像を近況ノートの方で公開しました。 ぜひ御覧ください。


https://kakuyomu.jp/users/Wing961/news/16818093077525227320

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