対岸の火事のそれでなく、境目を潜り抜けそこねた不運でもない、それまでの生き様や身内の行く末に満足できての死。
ただでさえ冒険者として長年を過ごしてきて感性が磨れていたであろうに、穏やかなそれに対面して自然と祈れるのは、聖職者として十分な素質ということ。
自称性格が悪いひねくれ者っていうのは、それを客観的に認識できる純粋な部分を同時に持ち合わせているからこその自己評価だと思うわけで。
心優しい記憶喪失の少女としての振る舞いにもだいぶ素の部分が滲み出てそうだよ、ステラさんや。
作者からの返信
追放されたわりに復讐とか考えてないし、なんだかんだその前後も仲間に恵まれているんですよね、ステラになる前のステラも
ちゃんと主人公の性格に合ったから信仰する描写があってよかった。
作者からの返信
リーシャの影響もありますが、死生観が冒険者とも庶民とも合ってたのも大きいですね