10話 ~結成、烏合の衆~

  僕は席を立ち、すぐに宿のカウンターへ足を運ぶ。

 そこにいるのはオルテンシアさんに『宿のお姉さん』と言われていた人物。

 ツヤのある茶色の髪に、優しげな眉、こちらを真っ直ぐを見つめてくる瞳は確かな意思を感じさせる二十半ばの大人の女性である。

 ただ、宿の運営がうまくいっていないのか、それとも繁盛してることで多忙なのか。目元にはうっすらとクマが浮かび、その疲れた様子は幸の薄い印象を受けた。性根は気丈だが、生活はうまくいっていない女性。そんなイメージだ。

 ただそれが保護欲を刺激して「守りたい」と思わせるのだからやはり美人は得だなと思う。ちなみに僕も、お姉さんとの些細なふれあいを通してその素敵な笑顔を取り戻すことをたったいま目標に定めたところだ。

 当然、この宿に泊まることは決定済みだ。毎日の出立をこの美人なお姉さんに見送られる……これほどの幸せがあるだろうか。いやない。


「あのー……」

「あ、すみません、見惚れてました」

「……み、見惚れ? えと、宿泊希望の方……でよろしいですか?」

「はい、もちろんです! とりあえず三泊で、これ支払いです!」


 宿の看板に書かれていたため、宿泊費はすでに把握済みだ。僕は意気揚々とカウンターに《エマ》を差し出した。今の僕は基本的な道具や武器も持ち合わせておらず、初期出費にどれだけ掛かるかわからない。三泊に留めておいたのは保険としてだ。


「ご利用ありがとうございます。お客さんは昼食は済ませましたか? 本日のおすすめ料理はカグラ鳥のてりやき定食です。食事は別払いとなりますが、期待は裏切らないと思うのでよければどうぞ?」

「ならそれひとつお願いします。……あ、僕はユーシア十五歳です、お姉さんはおいくつですか? よければ従兄弟に言うかのように《くん》付けで呼んでくれると嬉しいですお付き合いできたらそれに越したことはないですがお姉さんの弟になるのもやぶさかではなくとりあえず個人的に仲良くしたいので食事ができるまで良ければ僕と少しお話でもぉぉぉっぃいいててててっ!? だれだぁ僕の耳をひっぱるやつは!?」」

「なに急にきっしょい早口でナンパ始めてんの? 死ねば?」」


 「こんなことなら宿泊の手続きが終わるの待たず、どつけば良かったわね」と吐き捨てるワカメ。いやどつくのはやめろよ。


「って、なんだよ! もう話は終わったろ、絡んでくるなよ!」

「あたしだってオルテからの提案がなきゃ話しかけてないわよ! いいからもう一回こっちきなさい!」


 そう言ってワカメがさらに耳を引っ張ってくる。

 い、痛い痛い。やめろやめろ、本当に取れちゃうから! 慎みを持てとか無理難題は言わないから人を思いやる心を持ってくれ!

 ソレに比べて宿のお姉さんは、僕のことを見て八の字に眉を垂らしている。きっと心配してくれている……好き。


「その……ユーシアさん? 宿泊なら帳簿に名前だけでも……あ、代金も確かに。食事の方も出来次第お持ちしますね」


 慈しみとかなんでもなく本当に困っているだけだった。

 あとユーシアくんと呼んでくれなかった。悲しい。


「……食事、楽しみに待ってま、すすすす……!? だから耳を引っ張るのやめろ! 行くから、そっちいくからッ!?」


 無言でグイグイと耳をひっぱるワカメ屈して、オルテンシアさんの座るテーブルまで歩いていく。それにしても……いでで、耳が痛い。僕の耳たぶが溶けたモチのようになってないよな?


「それでなんだよ。これから僕とお姉さんとのラブロマンスが始まりそうだったっていうのに」

「なに馬鹿なこと言ってるのよ。あの顔見てなかったの? 『うわ、なにこのひと。でもお客さんみたいだし露骨な顔するのものな』って感じの取り作ったような表情だったわよ。なんならあたしが耳引っ張るの見てホッとしていたわよ」

「そんな適当なこと言って……え、マジ?」


 コクリと頷くワカメ……と、オルテンシアさん。


「あのユーシアさん……宿のお姉さんを困らせるのはやめてくださいね……?」

「ぐふぅっ!?」


 恐る恐るお願い……といった風なオルテンシアさんの言葉に想像以上のダメージを負う。


「ふつう初対面の女に年齢とか聞く? デリカシーなさすぎでしょ。てか弟になるのもやぶさかでもないって、どう考えても向こうからしたらやぶさかよ。お断り一択よ」

「おぎゃぅっ!?」


 ワカメのざっくばらんとした言いように肺が苦しくなる。

 確かに前の世界でも、ルファーシャから「お前のナンパは驚くほど品がないな」と言われたことがあったが、言われた相手が相手だけに気にしていなかった。

 だが、本当だったのか? 僕はもしかしてナンパが下手くそだったのか? 声をかけても良い返事がもらえないのはてっきり勇者としての悪評のせいかと思っていたが、そうじゃなかったのか?


「オルテ、本当にこんなの誘うの?」

「う、うーん、確かにちょっと不安になってきましたけど、少しでもひとがいたほうが安心かなって……」


 僕の前でそんな会話を交わすふたり。

 彼女たちが僕になにかをさせたいことだけはわかった。


「そうは言っても足手まといはごめんよ? あーでも、最悪、使い捨ての囮にすればいいかしら?」


 ん……?


「はい! いざというときに守ってもらいましょう!」


 んん?


「というわけであんた、ちょっと私達に協力しなさいよ」

「できるかぁぁッ! 聞こえてるんだよっ! こいつ引き入れるの不安だなーって本心とか、果てには囮にすればいいとか、ぜんぶきこえてるんだよッ!!」


 というかこいつらふたりと一緒に行動するとか嫌な予感しかしない。

 余計なことをしでかしそうなエルフと、すぐに噛みつく狂犬少女。なんなら簡単なおつかいにも失敗しそうである。

 当然、僕が承諾するわけもなく、


「まあ断るにしても話を聞いてからでいいじゃない。なにも無報酬ってわけじゃないわ。目的はダスト団って連中から、私達が取られた以上の金銭を回収すること。成功した暁にはオルテのおっぱいを一日好きにしていいわよ」

「ワカメちゃんッ!?」


「いやいやいやいやムリムリムリムリッッ――!!」

「……あ、あの、自分で言うのもなんですけど、そんなに強く拒絶されるとなんか悲しいですッ!!」

「嘘でしょ? あんたそれでも男なの? オルテのおっぱいよ? 同性からみてもけしからんドスケベボディのオルテのおっぱいよ? あ、あんた……なにが不安だというの?? もしかして、あっ――」


 なにか、気づいて“しまった”といった顔のワカメ。彼女はこちらを覗き込むように眉を潜め……。


「あっ――じゃないからな! ちゃんと女性が好きだから! つーかさっき宿のお姉さんとの絡み分かってるだろ!」

「つまり……どっちもいけるって――」

「違うからぁ! 守備範囲二倍でもないからぁ!」


 この少女、なんて勘違いをするのだろう。

 ……とはいえ、ワカメの言いたいことも分かる。男なら誰でも飛びつくような扇情ボディのオルテンシアさん。その乳房を報酬として掲げられたら、大半の男は二の足を踏まずに承諾してもおかしくない。

 と、ここでワカメはなにかを思い出したように「あっ」と声をこぼした。


「そういえばあんた……オルテとぶつかったときに悲鳴……みたいなものをあげていたわよね? え、なに? もしかして“あんな”ことしておいて、女性が苦手なの?」


 「あんな」とは、宿のお姉さんにしていた先ほどのナンパのことだろう。

 しかし、さすがに感づかれてしまったようだ。


「……そんなわけないだろ。女性は好きだよ。あったかくて柔らかくていい匂いがするから」

「キモッ……聞いてないわよ。ふーん、ならオルテみたいな子が苦手なのね」

「えええッ!? そ、そうなんですかユーシアさん……!?」

「そそそそそそんなわけないだろぉ? あっははははは!」


 「嘘ね」「うそです……」と、両名。ちなみに片方は泣き出しそうになっている。

 ギフトは原則ひとりひとつまでなので、オルテンシアさんが嘘を看破するギフトを……? いや、魔道具の可能性もあるか?


「もしかしてエルフが苦手なの?」

「そんなわけないだろ。エルフは初めてみたけど、うん、いいな。美人って言うのもそうだけど、耳が長くて可愛い」

「え、えへへ……美人だなんて……えへへ、そ、それに可愛いですか、みみ……? うぇへへっ」


 やや垂れた長耳をくりくりと指先で弄り回すオルテンシアさん。うん、可愛い。


「これが違うなら……うーん、でもオルテみたいな子は苦手……。もしかして、おっぱい? それともこのけしからんお尻? あとは無駄にデカい背丈とか?」

「わわわわワカメさんワカメさんんんんんんんっ! じょっじょ女性が無闇やたらにおおおおっぱいとかおおおおお尻とか口にするものじゃああああありませんよぉ!?」

「…………」

「…………」

「え、ほんと? まさかあんた、オルテみたいな体型の女性が苦手なの?」

「……にに苦手なんてまさか! オルテンシアさんの無駄にエロい身体は大好きですよはい!!」

「まあ、オルテに向ける欲情しきった目線からしてそれは本当でしょうね」


「む、無駄にエロい身体っ!?」「よよよ、欲情しきったぁ!?」と騒ぎ立てるオルテンシアさん。まあそれはいいとして。


「ちょっとオルテいいかしら? こっちきて。そう、ユーシアの前に立って。いいわね」


 頭上に「?」を浮かべながらも、指示に従って僕に目の前までやってくるオルテンシアさん。彼女の大きな身体越しに、悪辣な笑みを浮かべたワカメの顔がときどき目に入る。


「あ、ちょっと、ワカメちゃん。そんなに押したら、ああ、あうっ!」

「――ひぃっ!?」


 椅子に座る僕を見下ろす巨体な女体。オルテンシアさんの影のかかった前面が僕の視界を占拠した。

 目線が自然となだらかで凹凸のある身体のうえを滑る。沸き立つ情欲、だがそれ以上の恐れの記憶トラウマが身体を支配した。


「白状することねユーシア。ほら、あんたの弱みをさらけ出しなさい。……じゃなければ」

「わ、わわっ……あぶないですっ!」


 トストスと乾いた音が響くたびに、オルテンシアさんの身体が小さく前後に揺れる。

 しかし繰り返されるそれに、とうとうバランスを崩してしまい、彼女の大きくて豊満な身体が覆いかぶさるように倒れ込んでくる。

 喉奥から駆け抜けるのは甲高い悲鳴の面影。そんな情けない声を出さずに済んだのは、オルテンシアさんがテーブルと椅子の背もたれで己を支えたからだ。


「ふ、ふぅ……だ、大丈夫ですか、ユーシアさん?」


 肩を広げ頭部だけを近づけるその体勢は、どこか昆虫の捕食を思わせる攻撃的なものだった。鼻を甘く刺激する花香も、今は得物を誘引するフェロモンにしか感じない。


「ひぃぃぃぁぁあああああ――――ッッ!?!?」


 恐慌兵器オルテンシアに屈し、僕はトラウマについて口を割る羽目となる。

 ……プライドのために言うが、決してワカメに負けたのではない。僕が負けたのはオルテンシアさんに対してなののだとあえて宣言しておく。



 僕だっていつかは向き合いたいと思っていたし、治したいとも思っていた。

 一番良い治療方法もわかっている。慣れることだ。

 ……わかってはいるものの、ルーシャンクラスのドスケベボディを持つ人物になんて早々めぐり遭うことさえ叶わない。さらにトラウマ克服のためにスキンシップを取ってくれる相手なんて一層わずかだろう。少なくとも僕は前の世界で出会ったことがなかった。


「成功報酬は、トラウマの治療にオルテが付き合うこと。これでいいかしら」

「……ダスト団とやらから回収した物品も多少は分けてもらうぞ?」

「ッチ……まあいいわよそれで。ただしどれだけ役に立ったかで判断するから、せいぜい頑張ることね」


 ひとと仲良くなるコツは、恥ずかしい思い出などを共有すること、と聞いたことがある。今ならわかる、それは間違いである。単に、お互いにお互いの弱みを握ることで、容易に裏切ることができなくなるというだけなのだ。

 事実、僕は勝手の知らない街でダスト団とかいうチンピラ集団とやり合うなんていう無謀な依頼を受けることになってしまった。地味に報酬が悪いものではないことさえも手のひらで転がされている感じがして微妙な気持ちにさせる。


「さて、協力関係が決まったところで、まずはあんたがなにをできるか聞かせてもらえるかしら。さっきは偉そうに戦闘が~とか言ってたんだし、なにかしらはできるんでしょ?」


 もしかして協力関係っていうものをダシにして僕のことを探ろうとしてるのかもしれない。考えすぎかもしれないが、この腹黒少女のことだ、普通にありえそうだ。といっても、協力すると言った以上、隠すのも得策ではないわけで。


「今は持っていないけど、得物はショートソード、腕前はそこそこ。あとは一応ダガーも使えるかな。他には隠密系の技法をいくつか。さすがに一流ってほどではないけど、鍵開けや足音消しの歩行とか、基本的な技能は会得してるよ」

「へー……思ったよりもやるじゃない。それにあたしのギフトとも相性は良さそうね、基本的に荒事は避けるつもりだけど、もしものときは頼りにするわよ」

「あ、ああ……」

「……なによ?」

「いや、お前って人のこと褒められるんだなって」

「それは喧嘩を売ってるってことでいいのかしら?」


 僕のいらぬ失言でまたしてもピリついた雰囲気が漂う。

 そんなとき、バンッと机が叩かれる。


「ふ、ふたりとも……! わたしのことを無視しないでください! ……って、いた、痛いです!? ワカメちゃんの真似したら、想像してたよりも手のひらがヒリヒリして痛いです!?」

「……びっくりした。急に大きな声でどうしたのさ、オルテンシアさん」

「そうよ、今大事な話をしてる最中なの。邪魔しないでくれる?」


 唐突に声を張り上げたオルテンシアさん。

 彼女は顔を赤くしながらも、やや涙目で叫ぶ。


「だってワカメちゃん、わ、私のこと報酬にして、ユーシアさんにって……! ユーシアさんもユーシアさんですよ! 私はいいよって言っていないのに勝手に決めちゃって!」


 それはもう真っ当な意見だった。

 といっても、僕はワカメの案に乗っただけだ。ちらりとワカメに視線を向けると、そこには歯切れの悪そうな顔した彼女が……いなかった。


「だって、あんた役に立たないんだもの」

「~~~ッ!?」

「おーい、ワカメさんや、さすがにそれはちょっと……」


 「なによ、本当のことじゃない」と、平気な顔でのたまうワカメ。

 一方で、心ない言葉に涙目になるオルテンシアさん。そんな彼女に向けて、ワカメは「でもね」と続ける。


「そんな役立たずの烙印を押されるのはオルテも嫌だろうなって思ったからこそ、“友人として”私は心を痛めながらもこんな提案をしたのよ? それに大丈夫よ、あくまでおこなうのは治療行為。内容次第ではおっぱいくらい触らせることになるかもしれないけれど、おっぱいのひとつやふたつ減るもんじゃないわ。むしろ現状多すぎるから減らせるなら減らしたいくらい……じゃなくて。それにねオルテ、あなたが報酬である以上、ユーシアの功績は実質あなたの手柄みたいなものよ。この男が活躍するたびに私の称賛と尊敬の目はあなたに向けられるの。ねえ、悪くない話よね?」

「ぅぎぎぃ……称賛……友達からの尊敬の視線……私ダメな子じゃなくて、役に立てる……! ぐむむむむぅぅ……っ」

「そういえばオルテは「初めてのちゅーは好きなひとと」とか言ってたわね」

「そ、そうです、だからユーシアさんとエッチなことをするのは……!」

「それについては大丈夫よ。もしキスされそうになったらあたしが全力で止めてあげる。そもそもオルテとの接触を怖がっているこいつが、盛大な自爆でしかないそんなことをするとも思えないもの」

「た、確かに……? あれ、ううーん……でもワカメちゃんが言うならそれでいいのかな……?」

「そうよ、少しは友達を信じなさい、オルテ」

「そう、ですね……! 私、友達を……ワカメちゃんの言葉を信じます!!」

「というわけで、こっちは片付いたわ。ユーシア、話の続きをするわよ」

「………………お、おおう」


 あ、あまりにひどいものを見た。

 オルテンシアさんがちょろいといえばそれだけだが、そのちょろい部分を的確に突いていくワカメの手腕も末恐ろしい。こいつには良心とかそういうものがないのだろうか。僕が今、無報酬でいいですよーとでも言えばオルテンシアさんも救われるのだろうが……。まあうん、良心のためにこの機会を捨てるのはあまりにももったいない。あれ、もしかして似たもの同士か? いやいや、まさかまさか、僕はあんな性悪ではない。


「あんた、なにひとりで唸ってるのよ。それで、他にはないの?」

「うん? 他っていうのは?」

「分かるでしょ!? まさかとぼけてる? それとも本気で言ってるの? ギフトよ、ギフト! あるのかないのか、あるとしたらどんな能力なのか、さっさと情報を明け渡しなさいよ!」

「って言われてもなぁ……」


 正直、ここで教える利点がない。それどころか個人情報を切り売りすることに戸惑いがなさそうなワカメの性格を考えればリスクしか感じられないわけで。


「なによ、煮えきらないわね! というかその反応からして、やっぱりギフト持ちなんでしょ! 早く言いなさいよ……!」

「あのさ、悪いんだけど僕のは発動条件がキツめで、どうせ今回は使うことできないと思うよ?」

「はぁ、なによ、使えないわね……って、それであたしが納得すると思ったの? 発動できるできないはもうこの際どうでもいいの。さっさとギフトについて教えなさい!」

「も、もはや、ひとの弱みを握ろうとしていることを隠す気もない……!」

「そりゃそうでしょ! すでにあたしのギフトについても教えてるんだからあんただけ内緒なんて不公平じゃない!!」

「わ、わたしも、わたしも! ユーシアさんのギフトについて知りたいです! どんなの持ってるんですか!」

「ほーら、オルテもこう言ってるわ。さっさと白状なさいよ」


 ……こうなってしまっては、「どうせ使えないのだから」と言っても納得はしてくれないだろう。そもそも、ひとに知られていないほうが良いのは間違いないが、必死になって秘匿するようなものでもない。

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