第6話
東京に2軒しか出会い喫茶が無いことがネットの検索で知った自分は、昨日とは違う残りのもう1軒に行くことにした。
その店は、コマーシャルの歌で有名な不思議な街に有る。
ネットで調べた地図を頼りに店に向かったが・・・店が見つからない。どうやら迷ったようだ。
結局、迷ったので駅に戻り、探し直し。それでも店が見つからず、電話して場所を聞いてみた。
そしたら、最初に曲がる道を一本間違えていた上に、左右逆に曲がっていると二重の間違え。
これでは、店が見つからないはずである。
で、電話の案内通りに正しい道順で行くと、駅から5分と掛からない場所にあった。
店の前に着き「いざっ」と気合を入れてドアを開けた。
開けた瞬間、凄い視線を感じたが、直ぐに消えた。この視線は、先に入店していた男性客からだった。
自分が男と判った瞬間に消えたのである。この感じは、入ってくる女性客は自分より強く感じるのだろう。
中に入ると、前に行った店とそんなに雰囲気は変わらなかった。
店員から一通りの説明を受けて、会員登録を済ませ、席へと着く。
ここも飲み物は、自販機。同じ200円。とりあえず缶コーヒーを買って、置いてあった男性ファッション誌見ながら飲んで、周りの様子を伺う事にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます