タイトル[三途川の賽の河原]
絶望を超越するもの
タイトル[三途川の賽の河原]
三途川の賽の河原とは何かそれは親に先立って死亡した
子供がその親不孝の報いで苦を受ける場であり
そのような子供たちが賽の河原で親の供養のために積石塚
または石積みの塔を父と母の合計の背の
大きさと同じで完成させると供養になる
朝6時間、夜6時間、泣きながら
一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のためと言いながら
石を運び続けねばならず、石にすれた手足がただれ
指から血がしたたり、体が鮮血に染まる
そして子供たちには父と母の幻覚が見えて
それに近づくと幻は消えて河の水は炎となって
燃え上がり身を焼いて火傷で息絶えるが
死ねば傷は治らないが痛みは一切引いたりしないけれども
人間とは到底思えない絶叫をあげてすぐに息を吹き返す
積石塚または石積みは完成する前に鬼が来て塔を破壊し
再度や再々度や何十回や何百回や何千回何万回と塔を築いても
その繰り返しになってしまうが子供たちは
最終的には弥勒菩薩によって救済される
ちなみに石積みの塔を鬼に破壊されるのは
子供の祈りが親に届いていないからである
子供の祈りが親に届けば弥勒菩薩が訪れる前に一足先に
石積みを終えることができるけれど地獄から現世に伝える方は無い
「「「「「「「「「「「「「一つ積んでは父のため
二つ積んでは母のため」」」」」」」」」」」」」
そう言いながら子供たちは石を積み上げる
そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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二つ積んでは母のため」」」」」」」」」」」」」
そう言いながら子供たちは石を積み上げる
そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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二つ積んでは母のため」」」」」」」」」」」」」
そう言いながら子供たちは石を積み上げる
そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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二つ積んでは母のため」」」」」」」」」」」」」
そう言いながら子供たちは石を積み上げる
そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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二つ積んでは母のため」」」」」」」」」」」」」
そう言いながら子供たちは石を積み上げる
そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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二つ積んでは母のため」」」」」」」」」」」」」
そう言いながら子供たちは石を積み上げる
そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
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そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
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そうすると何処からともなく鬼が現れて石を破壊する
そうすると子供たちは石を集めに行く
そうして遠くで石を集めて子供たちはまた石を積み上げる
そうして12時間の一日が立ちまたこれを繰り返す
これを何年も何十年も何百年も何千年も何万年も
何十万年も何百万年何千万年何億年何十億年も行う
正確に言うのであれば一人一人が死んだ時から
56億7千万年後に現れると言われる弥勒菩薩を待ち続ける
タイトル[三途川の賽の河原] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252
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