夢の話を聞かせて
古 散太
夢の話を聞かせて
やさしい歌が聞こえるね
誰かのやさしい声がする
とても心地よい時間だね
誰かが笑う声が聞こえる
ぼくらはそんなやさしい時間から
人生をスタートさせたはずだから
どうしてそんな怖い顔をしてるの
どうしてそんな困った顔になるの
発見と感動がいっぱいで
いつも新鮮な気持ちだよ
明日を待つことが大変で
でも夜はぐっすり眠れた
ぼくらは希望に満ち溢れてたから
そうしてこれまで生きてきたから
どうしてそんな暗い顔をしてるの
どうしてそんな悲しい顔になるの
夢ばかりが先走ってたね
誰かが応援してくれたよ
迷わず夢に向かってたよ
君が背中を押してくれた
ぼくらの手がもう少しで届くから
あとちょっとの背伸びで届くから
どうしてそんな冷めた顔してるの
どうしてすぐにあきらめちゃうの
人生なんて自分のものだから
他人にゆだねちゃダメなんだ
君の夢の話を聞かせてほしい
次はぼくの話を聞いてほしい
あきらめるのはそれからだね
夢の話を聞かせて 古 散太 @santafull
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