朝凪や並べた靴も踏み出せず
朝凪や揃えた靴も踏み出せず
入水自殺にも詠める句。並べた靴は決意の現れ。覚悟を決めたつもりでいたが、中々一歩が踏み出せない。
風は無くなり、凪となってしまう。もう風に押されるとこも戻されることもなく、自分の意志のみによって進むしかない。
じわりと掻いた汗が、衣服が身体に纏わりつく。
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