秋近し間引く畑の赤きかな

秋近し間引く畑の赤きかな



 そのままの内容で、ありきたりな発想かもしれません。間引きしてやらないと、栄養が集まらず、良い実がならない。山や森でも同じですね。光が当たるようにしなければ、良い木は育たない。

 俳句も同じかもしれません。十七音の限られた文字の中から、不要なものを取り除いてやる。何を残して、どれを省くか。それが難しく、奥が深いですね。

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