349_蝕害じみたなにか
子供の頃からやってきたこと
別に大した事ない些細な事
誰の為とかそんなことじゃなくて
勝手に自分が納得するためにやって
それがいつの間にか綺麗とか素敵とか
歪に美化されたものがくっ付いて
騒ぎ立てられるようになった
発端は誰かなんてもう分からない
今じゃカメラを向けられて
えらいえらいと大声で
指を刺されるようになって
誰の目も気にせずに生きてきたのに
人間の奥底にある何かが目覚めてしまって
子供の頃からやってきたこと
別に大した事ない些細な事
毎日やらなきゃって義務感が生まれて
誰かに褒めてもらいって思うようになって
それがいつの間にかヤラセとか偽善とか
歪に悪化されたものがくっ付いて
騒ぎ立てられるようになった
発端は誰かなんてもう分からない
今じゃカメラを向けられて
ひどいひどいと大声で
指を刺されるようになって
子供の頃からやってきたこと
別に大した事ない些細な事
それがまたひとつ消えた世界は今日も続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます