第43話 かつての約束

 あの日、アタシは何も出来なかった。

 目の前に起きた現実を受け入れることが出来ず、何が起きたのかすら理解出来ていなかった。アタシは必死に声を出そうとするが、声が出なかった。突然アタシの目の前で起きてしまった悲劇にアタシはどうすることも出来ずに声が出なかったのだ。





 ──あの日、アタシの声は一度死んだ。







 原因は目の前で竜弥が刺されたことによりショックが大きすぎたことだった。







「竜弥……恵梨……」


 恵梨に病院に呼ばれたとき、あの日の悲劇がまた繰り返されてしまったのかと心臓が飛び跳ねそうになっていた。恵梨は詳細をあまり話していなかったけど、竜弥が何か事件や事故に巻き込まれたとは言っていなかった。可能性がなくはないかもしれないけど、倒れたんだと信じたい。倒れただけでも私は心配でしょうがないけど……。


「アタシはいつも後手に回っちゃう」


 いつだってそうだ、あの日だって竜弥を庇って居れば助けられたかもしれない。

 なのにアタシは怖がって竜弥のことを助けることが出来なかった。突如起きたことに対して対処できなかったと言えば聞こえはいいかもしれないけどアタシは竜弥のことを守るべきだったんだ。

 あの日、アタシがそうしていればバンドメンバーや結衣のことだって悲しませることはなかったのかもしれない。


 いつだってそうだ、アタシはいつも後悔ばかりしている。 

 でも今回ばかりは後悔したくない。もう手遅れかもしれないけど竜弥が声を失ったアタシに傍に居てくれたようにアタシが今度は竜弥の傍に居てあげたい。





 病院へと辿り着いたアタシは自動ドアが開いてから、中へと入って行く……。

 入ってすぐにあったのは診療所の待合室だった。待合室を見ると、一人の女性が病室の方を見つめていた。病院はまだ診療時間内だから診察を待っている人なのだろうか、と考えながらもアタシは病室への扉を開けようとする。


「っ……!」



 正直開けるのが怖かった。

 この扉を開ければきっと竜弥が待っているのは間違いないはずなのに怖くて仕方なかった。あの日のようにまた声を失う怖さがあったのかもしれない。それ以上にあのときのような竜弥をもう見るのが怖くて仕方なかったんだ。


 落ち着け、落ち着けアタシ……。

 ゆっくりでいい、ゆっくりでいいから開けて行けばきっとアタシの心も……。


「そんな怖がってたら竜弥が不安になるで?」


「え……?」


 後ろから芯が通っている微かな声が聞こえて来たように感じて、肩越しに後ろを振り返る。待合室で待っていた女性だ。この人……さっき竜弥の名前を呼んでいたけど竜弥のことを知ってるんだろうか。


「一旦こっち見てみ?」


「えっ……はい……」


 アタシは女性に言われるままに女性の方を見る。

 女性の顔を見るとその表情はまるで優しさに満ち溢れた顔つきをしている。アタシは全然大違い。今のアタシはきっと不安でいっぱいいっぱいで竜弥にとてもじゃないけど見せられる表情をしていない、こんなんじゃ女性の言う通り竜弥が不安になっちゃうよね……。


 アタシは女性の目を見ながらも自分がどれだけ不甲斐ないのかを実感させられていると、女性はアタシの肩を両手で掴んできた。


「深呼吸してみ?」


「…‥え?はい」


 アタシは女性に言われた通り、自分を落ち着かせる為にゆっくりと息を吸い吐いていく……。

 息を吸っている間、あの日のことを思い出しそうになっていたがアタシは必死に堪えながらも吐き出して行くと気分が晴れやかになっていた。


 不思議なものだった。

 まるでこの女性に特別な力があるんじゃないのかと納得させられてしまうほどであった。


「ありがとうございました……!」


「その様子ならきっともう大丈夫なはずや、行ってきなや」


「……本当にありがとうございます」


 女性はアタシの肩から手を放して行く。

 竜弥のことを励ますつもりで此処に来たはずなのにアタシが女性に励まされてしまった。たった今出会った人だけこうして病院で待ってくれていたということは竜弥との結びつきものがあるからなのかもしれない。





「竜弥……」


 病室への扉を開けて入るとベッドの上で掛け布団が敷かれている状態で眠っている竜弥の姿があり、布団からは腕だけが見えている状態になっていた。腕の先を見ていくと、竜弥の手は恵梨が手で握っているようだった。


 そっか、良かった恵梨……仲直り出来たんだね竜弥と……。

 恵梨の瞳からは涙が溢れており、竜弥への感情がアタシにも伝わっていた。


「恵梨」


「……え?ち、千里……!?私竜弥の手なんか握ってないからね?」


 驚きながらも慌てて恵梨は竜弥の手を放して咳払いをしながらも最近の恵梨のような状態に戻ろうとしているのを見てアタシはこう言う。


「手握ってたとき泣いてたけど嬉しそうにしてたよ」


「なっ!?」


 恵梨は顔を赤くさせながらも椅子から立ち上がる。

 勢いよく立ち上がった反動で椅子は音を立てながら揺れ動いていた。


「し、してない……」


 恵梨は全力で否定しようとしているのを見てアタシは思わず笑みを浮かべてしまう。本当に良かった恵梨……。この二年間、竜弥のことを許せなかったのはアタシは知っている。これから先ずっと竜弥のことを恨み続けるかもしれないと思っていた時期もあったけど本当に良かった……。


 その後、恵梨はかなり取り乱しながらもアタシに竜弥の傍に行ってあげてと言う。

 アタシは竜弥に「ごめん……」と言いながら手を握る。アタシは竜弥のことを守ると言ったのに近くにいることが出来なかった……。


「いつもそうだよね……」


 静音のときだって竜弥一人でなんとか出来た。

 恵梨だってきっとあの女性のおかげで此処まで来れたんだよね。アタシいっつも遅すぎるよね。


 大事な仲間や親友や……彼氏が苦しんでるっていうのに……。


「千里」


「……どうしたの?恵梨」


 いきなり恵梨に声を掛けられたアタシは素っ頓狂な声で反応してしまう。


「竜弥、手握り返してるよ」


「え……?」


 彼が自分の手を握り返していることに恵梨に言われてようやく気づく……。

 アタシの胸は一瞬で暖かくなり、心臓が高鳴り始めていた。


「ズルいなぁ……竜弥は……」


 何度か交わしたことがある手と手だというのに今まで一番アタシにとって価値があるようなものを感じていたけどきっとアタシの中で竜弥との手繋ぎは何度も過去最高を越してきたのだろう。久々に竜弥と再会したとき、廃墟で竜弥のことを勇気づける為に、空港で手を握ったとき……。


 あれら全てがアタシにとって記憶として刻み込まれている。

 この手繋ぎもそんな感じに深い記憶になっていくのだろう。





 だって……この温もりは一生忘れることはないだろうから……!!






 ◆


 私はこの二年間、竜弥と千里がもう会うことはないと思っていた。千里や香織は連絡を偶に送っていたみたいだし、琉藍は毎日のように送っていたみたいだけど私だけは彼が戻ってくることを信じていなかった。


 彼が千里のことを……私自身のことを裏切ったと思っていたからこそ彼が戻って来るなんて一ミリも思ってなかった。


「千里……良かったね」


 二人の絆が再び結ばれた瞬間を見れたような気がしていて私は嬉しいという感情を隠し通すことが出来なくなっていた。私はこの二人の関係が好きで好きでしょうがないのだから。



 だからこそ私は……。

 二人にとってとても大事なことを言わなけばならない。二人を狂わせてしまったあの事件の真相を……。


「千里……こんなときに言うことじゃないのかもしれないけど……。どうしても伝えておきたいことがあるの」



「あの事件の真相は……」






「私のせいなの……」





「恵梨……どういうこと……?」


 まるで意味が分からないと言いたそうなにしている千里。

 あまりにも突拍子過ぎることに千里は驚いているんだろう。無理もない、私が千里の立場なら何を言っているのか理解できるはずがないのだから。


「あの日、竜弥のことを刺してきた人は……私が前居たグル―プのファンの人だったの」


「どういうこと……?」


 理解が追いついていない、千里はそんな感じだった。


「……高校を卒業した後、竜弥のことを刺した犯人のことを調べた。SNSはまだ残ってたみたいで見たら過去に私が活動していたバンドのグループのファンだったの……。それも熱狂的な……だからあのときの件は……私が悪いの」


 竜弥のことを刺した犯人は私がまだ前のグループで活動している頃のファンだったが私が抜けた頃からバンドは活動を方針を変えて活動し始めていた。不満に思ったのか、彼はSNSで八つ当たりのように暴言を吐いているのが残されていた。


「悲しき怪物を生み出してしまったのは私の責任……だから」


 暴言は裏切れた、と言いたそうなものばかり残されていた。

 あのときはまだ竜弥に裏切られたと思っていた私だったから自分もこうなっていたかもしれないと思うと怖くて仕方なかった。それが言い出せなかった理由の一つでもあり、もう一つ私が言い出せなかったのは……。


「今までずっと言い出せなかったのは……私自身罪悪感で押しつぶされるのが怖くて言い出せなかったし……あのときの竜弥が怖くて言い出すにも言い出せなかった……本当にごめん……」


 私はただ謝ることしか出来なかった。

 罪悪感で押しつぶされているのは変わらなかったけど私はちゃんと千里にこのことを話すことが出来た。もう後悔はない、千里に殴られようが軽蔑されようが全部受け入れるつもりだったのに私は目を瞑っていた。


 怖かったのかもしれない。

 この後千里になんて言われるのか分からない。親友の彼女に否定されることが怖かったんだろう。






「えっ……?」


 自分の中で今何が起きているのか分からなかった。

 殴られた……?いや、違う。体に痛みは伴ってない。じゃあいったい……。私は閉じていた目をゆっくりと開けていくと予想にもしていなかったことが起きていた。


「な、なにしてるの……竜弥……」


 竜弥の意識が取り戻した。それ自体は凄く嬉しいことだったけどこの状況が私には分からないことが多すぎて少し困惑していた。



 だって竜弥は……私のことを抱きしめているのだから……。


「悪い、これ以外思いつかなかった……」


「……どうして私のことを抱きしめたの?さっきの話聞いてたんだよね?だったら……」


「俺は恵梨が悪いなんてこれっぽちも思ってない」


 少しだけ安堵の気持ちが訪れ、私の中の罪悪感が薄れそうになっていたがすぐに私は頭を横に振って正気を取り戻していたが私は正直嬉しかったのだ。自己嫌悪に陥っていた時間が無意味だったとか、そういうことを思うべきだったのかもしれない。


 しかし、それは全くの筋違いであると私は理解していた為、陥ることはなかった。


「千里もそうだろ?」


「うん、アタシも恵梨が悪い事したなんてこれっぽちも思ってない。その人が恵梨が元いたバンドのファンだったとして竜弥と恵梨が仲良さそうに話しているところを目撃して逆恨みで竜弥のことを刺しただけに過ぎないでしょ?」


「いいの……?私のせいで二人を……バンドメンバーや結衣ちゃんを苦しめたのに……」


「いいんだ……でも……」





「ちゃんと話してくれてありがとうな……」


 彼の言葉が私の心の中に嵐を巻き起こしていた。

 その嵐は一瞬で過ぎ去り、私の心の中には安堵感が増えつつあった。


「……こっちこそありがとう。許してくれて……ありがとう」


 竜弥と再会出来てこんなにも心の奥底から充実感で満たされると思わなかった。

 きっと再会出来てお互いに分かり合えてもどうせまた戻ると考えていたから私は昔のように戻れる日なんてこないと決めつけていたけど実際は違った。


 本当にありがとう竜弥……。


「千里もありがとう……」


「いいよ、アタシと恵梨の仲じゃん」


「そうだね……あっでも千里に言いたいんだけど竜弥のこと一発ぐらい殴ってもいいよ?」


 いきなり私に殴っても良いよと言われて竜弥は「え?なんで?」と若干間抜けな表情をしていた。竜弥は自分がさっきからどういうことをしているのか自覚がないようだ。


「千里以外の女の子抱いてるのはなんで?」


「あっ……いやだからこれは……」


 竜弥は咳払いをしながら私が気づかないようにそっと徐々に手を放して行く。

 ちょっと困惑していた竜弥に私は笑みを浮かべながら竜弥と千里のことを見ていた。


「見なかったことにしてあげる、彼女だからそれぐらいはね?」


 気まずそうにしながらも竜弥は「わ、悪い……」と言っているのを見て私と千里は笑い合いながらあることを考えていた。どれだけ時が経っても竜弥は千里に弱いのは変わらない。それだけを知れて私は笑みが止まらなかった。


「私お医者さん呼んでくるね」


「ああ、頼む……」


 私は病室を出ると、先ほど私と一緒に竜弥のことを運んでくれた女性が私の表情を見て竜弥が目覚めたことが分かったのか頷きながらも私に近づいて来た。


「良かったなぁ……」


「あの……ありがとございました」


 この人が居てくれたから私は診療所まで竜弥のことを運び出す事が出来た。あの場で私一人だったらきっと動揺しているだけで何も出来なかったかもしれない。


「お礼なんかええよ、竜弥はもう大丈夫そうなんか?」


「はい、見た限りではですけど……」


「そっか……。じゃあうちはもう安心できたし場違いやから帰らせてもらうで」


「は、はい……!あの……名前聞いてもいいですか?」


 彼女は「名乗るほどの者でも……」と言いかけていたが「いやカッコつけるのはどっちかと言うとあの子恭平のやることやな」と言いながら椅子に置いてあったバッグを手に持ちながら名乗り始める。


「神崎 亜都沙や、よろしゅうな?そっちは?」


「八十科 恵梨です」


「恵梨か……覚えておくで?」


 亜都沙さんは「ほな、さいならや」と言って病院を出て行った。

 その間私はお礼の意味を込めて頭を下げていた。

 

 亜都沙さん、あの人がいなければきっと私は竜弥と向き合うことなんて出来なかっただろう。

 あの人が私の背中を押してくれたから今こうして竜弥や千里に対する鎖を解くことが出来た。



 本当にありがとうございました、亜都沙さん。

 お医者さんを呼びだしている間にも彼女への感謝を忘れることはなかった。





 お医者さんを呼びだした後私達は一旦病室の待合室で待つことになった。


「ごめん!遅くなった!!」


 千里が呼んだのか香織が診療所の自動扉に顔を貼り付かせながらも何かを言っているのが聞こえていた。多分だけど遅くなったことを言ってる。でも凄いシュール、アニメみたいな絵面。


「はぁ……はぁ……竜弥大丈夫なの?」


「うん、今起きてもう一度お医者さんに診て貰ってるところ」


 自動扉を抜けた香織は息を切らしながらも膝に手を置き、腰を曲げている。

 此処までかなり走って来たんだろうというのが伝わってくる。


「あれ?琉藍はどうしたの?」


 香織の姿はあるけど琉藍の姿がない。

 さっき私のことを追いかけて来たときは居たのに……。


「それが調べものあるからとか言って来れないとか言い出してさ……ったくあの子は……!!」


 此処に来なかった琉藍に対して文句をブツブツと言いながらも千里が「まあまあ」と宥めている。


「本当はもう一人静音も呼ぶつもりだったんだけど年頃の子だからあんまり負担掛けたくなかったからさ」


 どういう子なのかは知らないけど千里の反応を見る限り、私達より年齢が低く学生ぐらいの子なのだろう。年頃の子が知人が倒れたと知ったら気が気じゃないと思う。


「千里、そうしてくれてありがとうな」


「竜弥……!?」


 病室の扉が開く音が聞こえて来て竜弥がお医者さんに感謝の言葉を述べてながらも病室を出てくる。病室から出て来た竜弥の姿を見ながら香織は驚いた様子だった。


「そんな驚くなよ香織、病院だぞ此処」


「そ、そうだけどさ……大丈夫なの?」


「ああ、とりあえず薬は渡されたから暫くはそれで安静らしい」


 香織や私が安心しているなか、千里は少し心配そうにしている。

 そうだよね、千里は竜弥とこの中で一番付き合いが長い。大丈夫だと言われてもやせ我慢にしか見えないことだってあるよね。本当のところはどうなんだろうかと私も少し不思議そうに見ていると、竜弥が徐々に千里に近づいてくる。


「安心しろって俺はこの通り大丈夫だ、もう倒れない為に薬だって貰ったからな」


「本当に?」


 千里は竜弥のおでこを触り、自分のおでこを触りながら様子がおかしくないか確認する。


「大丈夫そうか?」


「まだ確認できてない……」


「じゃあどうするんだ?」


「こうする……」


 次の瞬間、香織が「わぉっ!?」と驚きの声を出していた。

 無理もない。私達が居る目の前で千里は竜弥に抱きついて体温を確認していたのだから。


「やっぱ……千里と竜弥は最高……」


 二人のこういう関係を心から祝福できる立場で良かった。

 竜弥のことが大好きで千里のことも大好きだったからこそこういう光景がまた観れて私は嬉しくて仕方がなかった。


「ちょっと恵梨ー?あんまり生モノで凄い表情しないでよね?ふっつうにキモいよ」


「うるさい……香織だって変な声出してたくせに……」


 ああ、そういえば香織ともこんな感じな会話をしていた時期もあったっけ。

 私が千里と竜弥の関係を見ながらちょっと気持ち悪い笑みを浮かべていると香織がいつもこうして指摘してきたっけ。


 なんか凄い懐かしい気分になってきたな……。

 これからもこんな関係が続いて行けばいい、私は心からそう思える日が来たことを本当に嬉しく思っていた。







 ◆


「うーん?やっぱりあの事件に関する記事は少ないか……」


 当時の新聞記事やネットニュース、週刊誌から何か情報を掴めるかもしれないと思ったけど新聞の切れ端程度に載っていたことだし詳細までちゃんと書かれている訳がないんだよね。竜弥一人が刺されたんだけと言ったらかなり聞こえが悪いけど、刺されたのは一人だけだから……。


 解せないけど……。


「でもまあ……こっちはエリーや私が推測している通りだろうしいいかな、問題は……」


 私はあることが気になり、スマホの連絡先からゆーちゃん結衣ちゃんの電話番号を見つけ電話をかけることにするのであった。





 もし、竜弥の秘密を……呪縛を解放する方法があるとしたら……。

 身内の人間から聞き出すしかない……。



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