第2節 放浪詩人と嘘物語

『世界は荒野が広がっていた。何も無い悲しみの不毛の大地。幾度と繰り返される世界の果て全ての約束された終着点。その荒野に新たな光が降り注ぐ何度目かの朝の光が荒野を刺す。そしてまた物語は紡がれる。

 

 其の物語神話はまた、美しくと残酷なものだった。神は先住民を見放し緋く暗い暗い深淵の奥へと追いやってしまった。

 地上は誰しもが痛みを知らない世界。誰もが無欲で全てを愛した世界。絶望を持たずに希望のみを抱えて生きてる世界。非情な運命と言う冷たい鎖にも縛れられ無かった世界。即ち、常春の楽園となった。

 この世界は一時的な平穏の時代を享受する事になる。この後に壮絶な争いの時代はが訪れる事を予測出来ないだろう。この常春の楽園と呼ばれる世界が非情な運命と言う演劇を演じされられるのは誰にも予想が付かないであろう。《運命の女神ソフィア》は残酷で地上を生きる生命達の運命を勝手に定めてしまう。

 そうして創世神話の神は死に絶えそこは世界を織りなす巨大樹となった。その樹が燃やされるのはいつなのか。

 ──嗚呼、樹の根元で誰かが一粒涙を流した……』


――――――――――――――――


「ねぇ?詩人さん。それって本当の話なの?」

「神官のおじさんもよく『創世』の詩を詠うけど本当に本当なの?」 

 幼くとも空想の物語に懐疑的な反応を示す少年と少女が物語を語った詩人に聞く。野原を渡る風が3人の頬を優しく撫でる。


「ははは、それは流石の僕でも分からないね。僕は人伝にこの物語を聞いたし、何よりもこの作者。レーランって言う人に実際に会ったわけでは無いからね。それに、この世界はとても平穏だ。誰もが希望を持っている……それなのに、そんな不穏な話に繋がるとはとても思えないよね。

 だから、所詮は只の作られた物語に過ぎないかもしれないかもね……。それにしても君達、ちっちゃいのに現実味のあること言うねぇ〜」

 詩人は朗らかに笑いながら答え少年と少女に言う。少年と少女はどこか納得がいっていいないようだった。


「大人達はみんな僕達の事を馬鹿にするけど僕達は大人達よりもしっかりしているよ!ほら、夜お酒を飲んで変な踊りを踊ったりしないし!」

「私だって!末っ子だからってみんな私の事、赤ちゃんみたいに扱うけど誰よりも本をよく読むもの!」

 2人は意地になりながら詩人に訴える。詩人はそんな2人を見てまた朗らかに笑いを見せる。

 

「そうかい、そうかい。確かに、君達は僕が見た少年少女の誰よりもとてもしっかりしいる瞳を持っている。それは評価しよう。……それにしてもここは長閑でいい場所だねぇ……。この野原で流れる風は優しく風の神でも無いのに水神・オケアノス様の優しさを風で感じるよ……」


「そう言えば詩人さんはどこの国の出身なの?」

「確かに……聞いてなかった!」


 少女が聞き少年が同意し詩人にまた純粋に輝く瞳を向ける。


 

「どこの国から来たと思うかい?」

 詩人も詩人で無邪気な笑顔を浮かべ少年少女に問いかける。

 

「う〜ん……水神域オケアーノスでは無いんでしょ?……」

火神域へファイストスティ出身には見えないよ。」

「うん。こんな貧弱な感じなら無理だよ」

氷神域ザミェルザーチティカ出身にも見えないよね

「寒さに耐えられなさそうだし……」

「じゃあ大地神域ガイディア?」

「けど大地神域ガイディアは砂丘越えを沢山しなきゃいけなような国だよ?無理でしょ。この感じ」

「無理だね」

風神域アーネモイじゃない?」

「確かに……風神域アーネモイの人って結構のんびりしている人が多いって聞くし……」

 


「ちょっと待ってくれ君たち……」

 黙って笑顔で聞いていた詩人は苦笑いをしながら若干の自分への罵りを止めに入った。


「僕は確かに、強そうには見えないかもしれないけど、これでも水神域ここ以外の国は全て巡って来たんだ。それに、旅をする前から鍛えていたからね。ほら、ちゃんと筋肉はあるでしょ?」


 そう言って詩人は外套を少し剥いで腕を見せる。少年少女が予想していなかった太い腕が出て来た。


「現代の吟遊詩人。と言うのはね大抵、楽器ってのを持っているもんなのさ。これが意外と重くてね。背中に背負っているとは言え、重いんだ。」

 そう言うと詩人は立ち上がり楽器を鳴らし美しい音を出す。


「それに、僕の腰には剣が刺さっているだろう?これで自分の身を守った事も幾度かあるのさ」

 そう言うと今度は剣を出す。多少錆びているとは言え手入れされているし、錆びている事により使った事がある。と言う事実がよく分かった。

 

「つまり……」

「意外と強い……」 


 その言葉を聞くと詩人は少し安心した表情を見せた。


「僕はちゃんと旅人なんだ。……だからこそ、《楽園の詩人》と呼ばれたレーランの謎が深まるんだ」

「どう言う事?」


 詩人はまた、座り直し語る。


「《楽園の詩人》レーランは伝説では水神域オケアーノスに住んでいた一般的な女性とされているんだ。普通に考えてみて。一般的な男性でさえ旅に出ようと滅多に考えないのに一般的な女性が旅に出たんだ。」

「えぇ〜私だったら、旅に出たいと思うけどなぁ〜」

 少女が空の鳥を見つめながらそう割り込んでくる。

 

「……えっとまぁ、そこは常識的に考えて……。ほら、きっとお母さんは旅に出ようとしたら止めるだろ?……えっと……。一旦そこは置いといてこの話にはちゃんと理由があって、それは彼女が流行病で親族を皆、喪ったから。と言うのがあるんだ。」

「流行病?」

「そうさ。彼女が生きていた時代に流行していた『氷結病』……肺に霜が張り付くような寒さに襲われる。当時では不治の病と言われとても恐れられていたのさ。」


『氷結病』と言う単語を聞き少年少女は恐れ慄く。

 

「そっ……そんな恐ろしい病気が……それで、其のレーランって人だけが無事だったって事?」

「そう。そう言う事。それでいて、彼女は当時、死後の世界がある。と言われていた東へ向かっていくんだ。彼女はきっと家族の元へ行きたかったんだろうね……。彼女は色々な人に助けられ東の果てに辿り着く。そこにはただ、寂しく波の音を響かせる海辺しか無かったんだ。」

「じゃあ、レーランは家族に会えなかった……の?」

「そうなるね……。それどころか彼女は『世界の真実』を見てしまうんだ」


「世界の……真実……?」

 少年少女は首を傾げる。

「僕にも他の彼女、レーランについて調べている吟遊詩人やら学者連中もよく分からないらしい。けれども、レーランははっきりと『緋色の空を見た』とは言ったらしいんだ。それを見たが故にレーランは失明した……。」


「緋色の空……なんか、物凄く不穏な響きだね……。」

「けどさ……それって……。朝焼けだったんじゃないかな?……それで、太陽を直接見たから目が悪くなっちゃったとか……」

 少女は本を読んで得た知識を元に話す。太陽を見たら、太陽神・アポロンにより目を刺される。っと何かの本で見た事があった。


「……。成程。確かにいい視点だしもしかしたらそれが事実かもね……。取り敢えず、レーランは失明してから戻って来たんだ。」

「えっ……?もしかして……。」

「彼女の出身である水神域オケアーノスに」

「そんな事出来るの!?だって、レーランは目が見えないんでしょ?」

 少年少女は驚く。東の果てから西の果てである水神域オケアーノス。正確な距離は知らないが果てしない距離である。と言うのは間違いなかった。

  

「それに、彼女は復路では『氷結病』になっていたとも言われているんだ。」

「病気を持った身で……?」

「だからこそ、彼女の存在を空想、虚構。そこまでは言わないとは言え、往路までは本当の彼女であるが東の果ての海辺で力尽き、復路の彼女は誰かが捏造した彼女。他には、何人ものの話を合わせたもの……まぁ、色々な解釈があるのさ。」


「へぇ〜……なんでこの話になったんだっけ?」

「えっ……っと。詩人さんが弱そうって話からなんかこうなった気がする!」


 

 少年少女はそろそろ飽きた。と言う様子で居た。太陽も随分と傾き少年少女が住まう村の方角から美味しそうな夕飯の香りが風に乗ってやってくる。


「あっ!夕飯の匂いがする!そろそろ家に帰らなきゃ」

「うん!詩人さん。今日もありがとうね!」


 そう言って少年少女は家路を競って帰っていく。詩人はそんな2人の背中をどこか懐かしむように見送った。


「僕もそろそろこの村を出なきゃだな……」


 そう言って昼間に村の人から買ったパンを頬張る。うっすらと感じる葡萄酒ワインの風味に少し浸る。

 少しそんな風に過ごせば忽ち青い空は堕ちて暗闇に塗された星々が詩人を優しく見守る。


「僕が大地神域故郷を出たのもこんな星の綺麗な夜だったけか……」


 詩人は回想する。あの時の悲劇と言える記憶を。詩人が詩人になる前の故郷での日々を。


 詩人は元々、《楽園の詩人》レーランに憧れを持っていた。自分の足で世界を巡る。そんな激動的な人生を歩みたい。そう思っていた。砂丘に抱かれたオアシスで生を終えるなんてそれこそ砂丘に落とされた一雫の水のようだ。そう思っていた。


 しかし、詩人になる前の青年時代のレーランへの憧れは親近感へとすり替わる事となった。彼の親族それ以上の故郷もまた彼を残して喪われてしまったのだ。原因は誰かが持って来た争いの種。それは狭いオアシスに撒かれ蔓延しオアシス都市は一瞬にして喪われた。それも彼を残してだ。

 それから彼もまた外套を羽織り詩人として世界を旅し始めた。


 詩人の身に襲ったのは数々の災難。詩人の身を癒したのは数々の人の温もり。


 けれども詩人はなんとなく察しが付いていた。レーランが緋い空を見た時の詩にあった言葉。

『この平安の、この平穏の、この平和の時代もいつしか尽きる。其の後訪れるものは争いの時代だ。』


 自分自身の故郷での事件。そして、旅先で幾度と見て来た人間の本性。今の人間は常春の楽園あの時の人間では無い。何か違うモノと入れ替わっている。それは……自分も含めて……


 

「っ!?……夢……か……」


 詩人はいつの間にか眠りにふけていた。涼しい野原の木の根本。それでも詩人の見た夢は最悪そのものだった。


「始めて……自己防衛とは言え……人を殺した時の……夢……」


 詩人は火神域へファイストスティの峠道。そこで盗賊と出逢っていた。盗賊は自分の命が惜しければ金品全てを渡せと要求して来た。しかし、詩人は道中に見ていた。酷い死顔の屍体達を。彼らは皆、無用に苦しめられ弄ばれ甚振られ殺されていた。全て、この盗賊達の仕業だと知っていた。詩人も其の光景を見てしまったから。


 詩人は断り代わりに剣を向ける。


 詩人と盗賊。詩人が劣勢なのは言わずもがなだった。しかし、詩人はそれでも頭は回る方だった。盗賊達を1人ずつ狡猾に誘い出し殺し。それを三日三晩続けた。詩人は勝利を手にした。しかし、詩人の心が晴れる事は無かった。人を殺してしまったと言う罪悪感と自身の剣で肉を突き刺し切り裂いた感触がベッタリと残っていた。


 詩人はこのままでは詩人で居られなくなると思った。詩人は自分が殺した盗賊達を。無様にも殺された哀れな被害者達を1人ずつ弔った。そうして、寸前で詩人に戻って来れた。



「もしかしたら、あれも嘘かもしれない。あの峠道。僕は丁度体調が悪かった。そんなんだから見た悪夢だったのかも知れない……。もしかしたら……」



 何が嘘で何が虚構で何が真実で何が正しいか分からぬこの世界。果たして、我々が信じられる事実はどれほどまで存在するのだろうか……。


――――――――――――

「え〜!!もう言っちゃうの!?」

「まだ居てよ〜!!」


 詩人が少年少女に別れを告げるとその2つの口から不満の声が聞こえてくる。


「僕は《放浪の詩人》ティーヘェーアだよ。放浪しなくちゃいけないんだ。それに、君達にはまた出逢える気がするよ。なんとなくだけど。だから、それまで暫しの別れさ。アーシュ。シュバール。」


 詩人ティーヘェーアは少年少女をそっと撫でる。アーシュと呼ばれた少年とシュバールと呼ばれた少女は納得いかない表情でありながら素直に撫でられていた。


「絶対。絶対に会おうね!!」「約束だからね!!」

 

 アーシュとシュバールはそう言ってティーヘェーアを見送る。ティーヘェーアは格好を付けて振り返らずに手だけでそれに答える。ティーヘェーアの姿が見えなくなるまで2人は見送っていた。



「はは……流石にずっと居られると気不味いものだよ……」


 そうティーヘェーアは呟き次の目的地へ向かう……。否、

「放浪するってのが僕としては正しいか……」 


 そう誰にも聞かれない独り言を呟きまた前を向く。


「彼らには笑って過ごせる眩い時代を生きてほしいものだ……」



「詩人と言うものは……激動の人生を歩むモノだ。」

「っ!?あなたは……?」

 男か女かさえ分からない声がティーヘェーアの後ろから聞こえてくる。急いで後ろを振り向いても誰も居なかった。


「お前はこの先の未来に幸福が続くと思うか?」

 次は前から声がする。前を素早く見ると不敵な笑みを浮かべる純粋な白髪を靡かせる少女が浮かんでいた。少女のその瞳は冷たい緋色。まるで心の奥底を見られるようなその瞳は生物の本能に恐怖感を抱かさせるようなモノだった。


「緋色の空は凶兆。言い方を変えれば深淵アビスを抱く空と同じ色……」


「あなたは……一体……?」

 そうティーヘェーアが問いかけると少女は口角をこれでもか。っと具合に釣り上げる。


「我の事を問うのか?それはいつの我か?未来、過去、現在。或いは別の私を問うのか同一の我を問うのか。」

「えっと……何を……言ってるんだい?」


 一切理解の出来ない事を言い続ける。この少女の方がよっぽど詩人に向いている。そうティーヘェーアは心の中で叫ばざるおえなかった。

 

「世界は永遠と終わらぬ輪廻を繰り返している。其の結果はいつでも我らのすぐ隣にあり続けている。けれども、この世界はそうとは行かない。この世界は外から見れば光さえ吸い込む暗黒の穴。深淵アビスそのもの。……そんな込み入った事は聞いていないようだな。ならば我の名は……そうだな……。コスモスと定義付けておこう」


 長ったらしく無駄に情報量の多い話に少しティーヘェーアは呆れ疲れ始めていた。


「成程……えっと……コスモスさん?……は、最初に僕に言ったのはどう言う意味ですか……?」


 

「ん?……嗚呼、えっと……少し待っておくれ。自分が何を言ったか思い出すから……」

「忘れたんですか……?」


 この少女……。なんか凄そう人だと思っていたけど意外とそんな事無いのかも知れない。いや、凄そうではあるけど……えっと、まぁ、お婆ちゃんな印象を持った。としておこう。

 

「嗚呼、思い出した。『詩人と言うものは……激動の人生を歩むモノだ。』な。……かつて、この世界を創造せし者は人間に、歴史を紡ぎ詩い継ぐ使命を与えた。人間は其の短い生涯で様々な詩を詩い継ぐ。其の中でも詩人は重要な立場であった。

 かの有名な《楽園の詩人》と呼ばれしレーランも激動の人生を歩んだのは確かだろう。それにお前だって……。それは全て、古来からの創世の神が定めし摂理である。お前の人生も其の摂理に従い進んでるに過ぎない」


「そんな……じゃあ、あの悲劇も……全て元から決まっていたモノ?」


「うぬ……。さて、お前はこの先の未来に幸福が続くと思うか?」


「……」


 ティーヘェーアは黙り込むしか無かった。其の問いには答えたく無かった若しくは答えを用意出来ていなかった。それが同時に存在していた。


「この世界のあの神デミウルゴス。そして、其の他神々が没してからもう、900年以上経った。この常春の楽園は永遠のものでは無い………お前はよく分かっているだろう?その眼で何度も見てきたはずだからな……」



 少女はそう歌うように呟く。


「世界の輪廻に囚われし者よ。そして、それを理解している者よ……。」

「っ!?」


 ティーヘェーアは旅をしている中でとある研究者と出逢った。彼は自分の名前は名乗らなかったが自らの事を《彷徨える罪人》と呼んだ。彼と共にしたのは3日だけだったが、ティーヘェーアは彼の影響を少なからず受けていた。


「世界は……輪廻している。これも……幾度目かの人生。そして……僕はまた、空を飛ぶ鳥に憧れた少年を助け其の罪を着て井戸に放り込まれ……死ぬ……」

 ティーヘェーアの瞳は言葉を紡ぐたびに光が失われていく。そして、言葉を紡ぎ切った頃には膝から崩れ少女に跪くように地面に座っていた。

 

「そして、我と話すのも決して1回目では無い。少なくとも……」

「言うな!!……それ以上!!……何も言わないでくれ……」


《彷徨える罪人》はこの世界の研究者だった。この世界を研究しているが故に事実へと至ってしまった。彼が至った事実……。それは……


「僕は何も考えたく無い……ただ、放浪しそして死ぬ。それが……それが人間の。死すべき者の運命では無いか!余計な事は考えず、憂いず……ただただ、彷徨い続ける。」


「それもそうだ。其の結論に至るのが正しい。深く考えず生きる事が憂い多き……これからの不条理が蔓延る時代の生き方だろう」


 そう言うとティーヘェーアの頭にそっと手をやる。ティーヘェーアは何か浄化されるような感情になり、そうして視界は暗転する。



「そろそろ不条理の時代が始まるだろう。悲しみの時代が始まるだろう。お前のその旅に幸福ある事を……」

 ティーヘェーアはそう少女の憐れむ声が最後に聞こえた。



――――――――――――――

「……?」


 目が覚めると野原の上に仰向けになって眠っていた。けれども特段眩しい事も無い。辺りを見渡すとすっかり夜も深けていた。先程の事は夢なのかそれとも現実なのか……。

 あの《彷徨える罪人》を名乗る者と出逢ってから夢か現実か判別出来ない事が増えた気がする。


「もしかしたら、さっきのコスモスって人も《彷徨える罪人》って人も本当は出会っても居なかったのかも知れない……」


 すっかりとお手上げ状態となりティーヘェーアは仕方が無くもう一睡する事にする。眠ってしまえば大抵の事は夢の泡として忘れてしまう。そう、それでいいのだ。きっと……


――――――――――――――

 

「夢は人々に許されたたった1つの苦難から逃げる方法……ゆっくりと……おやすみなさい。」

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