第29話 郊外での出会い
エルは今、レドラを囲っている壁の外にいる。
関所があったが壁を越えったから問題なし。
ここに来た理由。それは、ある魔物を捕まえるためである。
それは
「スライム、いないな。」
スライムは最弱の魔物であり、雑食である。町や都市の下水道によくいる。
と言っても、下水処理のためである。スライムは生息地域で色が違う。
俺が修行?をしていた時、見かけたが滝のところには水色のスライム、下水道にはこげ茶のスライム、葉っぱのところには緑のスライムがいた。
俺はたまたま、スライムが透明から色がつくところを見た。
食べるものの違いだったのである。
そして、属性が付くことでそれに対する耐性が付くことも分かった。
「あっ、見つけた。」
俺は透明なままのスライムを捕まえた。
こいつに俺の魔力を食べさせたら俺専用のスライムとなるのではないか?
結果、出来てしまった。
色は...黒と白が混ざりあっていて、小さいが透明、赤色、水色、緑色と茶色の点がありった。つまり、全属性を持っていることになる。
幸いなことに、エルの魔力が餌となるためエルが魔力を与えないと死んでしまうことだろう。
エルは
「お前をスイと名付ける。俺の相棒になってくれ。」
スイはジャンプしてエルの肩に飛び乗った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます