第10話 うん、最高

ああああああああ!っあ?


「痛くない...............っしゃあ‼」

やった、やったぁ!あの、地獄がなかったぞ。.....................森の中だが、こんなに飛び跳ねたところを見られていたら、恥ずかしいどころじゃない。死にたくなるレベルだ。気をつけないと......。

そういえば、学校か...お金を貯めないとな。ギルドにいって、依頼を受けるかぁ。


ギルドで


ギルドへ入り、依頼を受けようとしていると



「おい、それは俺たちが受けようとしていたやつだ。ほら、よこせよ。」

「なぜ?俺のほうが先に取ったんだ。別にいいだろ。」

「いいか、俺らはBランクだ。」

「それで?」

「はぁ。察しが悪いな。つまり、お前をこの街に居られなくさせることもできるんだぞ。」

「だから?俺には関係ないね。」

「はぁ。これは、相当な馬鹿だね。ギフトもゴミだったんだろうな。」

「ア˝、ア˝ア˝ン。なんだとゴラァ。」

「ぷっ、そんなに小さな体で威嚇しても怖くねえよ。」

「ふぅ~、そうか...そんなにも、やられたいならそう言えよ。」

「ぷ、あは、あはははは。いやぁ、笑わせてもらったわ。で、渡せよ。それとも、戦って決めたいのかぁ?」

「そうだな、戦おうか。」ニコ


闘技場にて


「逃げんなよ、ぼくちゃん。」

「漏らしたとき用のおむつは履いてきたか、おっさん。」

「死ねっ」


自然な動きで短剣をおっさんは投げてきた。俺は長剣ではじくとおっさんに向かって走る。そのまま、おっさんに切りかかる。

しかし、おっさんは新たに短剣を出してさばいていく。


「流石、年の功。うまくさばくねっ」

「うっせぇ、あの世に行くときのことでも考えとけっ」


そう言うとおっさんは懐から針をだし、俺の目向かって投げてきた

俺は避けられないことを即座に判断し、無属性魔法の部分強化を発動した。

首を強化し横にずらすと、部分強化を解除して、驚いて固まっているおっさんを切った。肉を切った感触と血が噴き出す光景

...

......

............

うん、魔物で慣れたわ。

血を流しているおっさんを一瞥し、一言いうとそのままにして、依頼を受けに行った。


「実力を測れるようになれよ、ば~か。」


あおってきたやつにそのまま返すの......うん、最高だね。

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