第37話 クリスマス

くすぐったさに目が覚めると、和美が俺の身体をまさぐっていた。

初めての男の身体が興味深く、触っていたらしい。

可愛いので、俺からも触り返しイチャイチャしていると、逆側から里見の呆れた声が。

「昨日あれだけしたのに、朝からなにやってるのよ、ってもうお昼だね」

二人で恥ずかしくなった俺達は、クリーンをかけて食堂に移動した。

いつもの如く、里見と和美は連行され、どうだった?等と聞かれている。

優しくしてくれて、とても気持ち良かった等の言葉は、恥ずかしいので聞こえない振りをしておいた。

用意された昼食を食べて、夜までどうするか聞いてみる。

女性陣は、少ししたら料理を始めるらしく、俺は外で自由にしてて、と追いやられた。

じゃあ、夕方まで探索してくると伝え、マップ埋め作業を始める。

今日はマップの、南方面を調べていこうと思う。

南方面に進むと、某動物観察公園があるからだ。

この公園には、元々肉食の猛獣が飼われていた。

モンスター化した現在、どの様に変わってしまったのかを、確認しておきたいのだ。

マップを埋めながら進んでいるのだが、あまり捗らない。

一度通れば、マップに反映されるのだが、この通るというのが、半径500メートル位までしか、有効でないのだ。

直進してしまうと、周りが埋まらないので、少しでも埋まるように、ジグザグに移動している。

夕方までに戻ることを考えると、今日は某動物観察公園まで行けないみたいだ。

行ける所まで行って、明日以降だな。

今日も小さいモンスターは、次元空間に捕獲、それ以外は倒しながらマップ埋めを進めた。

辺りが暗くなってきたので、転移で戻る。

出迎えてくれたのは、可愛いサンタの衣装を着た女性陣だった。

ワンピースタイプだったり色々あるが、明美と里見は入らなかったのか、上下分かれているタイプの衣装を着ている。

一部が膨れ上がって引っ張られ、ヘソがチラチラ見えている。

とても眼福です!

子供達も、ワンピースタイプのサンタコスを着ていて可愛いな。

皆を見て和んでいると、未来が腕に抱き付きながら、食堂へ誘ってくれた。

成長途中?のお胸様も最高です!

俺は大きくても小さくても普通でも、平等に愛せる人間なのです!

食堂に入ると、豪勢な料理の数々が。

ピラフにパスタに自家製パン、フライドチキンにローストチキン、豚の角煮にローストビーフ等々、多くの料理が並んでいる。

更にケーキまで用意されていた。

大人達はワインやシャンパン、子供達はジュースを飲みながら、楽しくクリスマスパーティーは進んでいく。

お腹が膨れてきたころ、俺はプレゼントを取り出す。

一人一人にプレゼントを手渡していった。

お揃いのネックレスを、皆が喜んでくれた。

オートヒールの魔法が付与されているので、皆を守ってくれるよ、と説明した。

子供達は、一緒に渡したぬいぐるみを抱き締め寝てしまったので、部屋まで運んで寝かせた。

食堂に戻ると、女性陣がプレゼントのお礼だと、全員で相手をしてくれた。

9人の相手は無理かと思ったが、可愛いサンタコスの女性は、俺を際限なく興奮させ、全員を相手に朝まで、やりきった。

もう、最高に良かったです!!

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