第36話 クリスマス

目が覚めると、真理が俺の事を見つめていた。

恥ずかしいので、おはようと挨拶を交わし、いつもの様にクリーンをかけて綺麗にする。

真理と一緒に食堂に行くと、真理が女性陣に連れていかれた。

仲間入りを歓迎されているのだろう。

ここにいる女性は、その辺みんな寛容だ。

男が俺しか居ないので、皆で共有するのが、争いにならず良いと思っている様だ。

俺としては、大変ありがたい事だ。

ちなみに俺の部屋は、皆の部屋から離れた所に、大きめなプレハブ小屋を出して使っている。

毎回、空間固定の壁で囲うのが、面倒なのでそうした。

他の10棟を女性陣が使っている。

子供達は同じ部屋だ。

個室を欲しがる様になったら、増やすつもりだ。

今日は朝食も食べたので、探索を頑張りたいと思う。

女性陣は明日のイブに備え、飾り付けの仕上げと、料理の仕込みをするそうだ。

スタッフルームに、必要な調理道具や機器を追加で出し、食材も必要だと言う物を出していく。

今ではスタッフルームが、広いキッチンとなっている。

冷蔵庫も家庭用の、大き目な奴を使っている。

他には必要な物も無いようなので、探索に向かう。

クリスマスプレゼントに、お揃いのアクセサリーでも贈りたい。

ショッピングモールに行き、アクセサリー店で物色を始める。

お揃いにしたいので、在庫の数が有るものから、良さそうな物を探す。

貴金属や宝石に疎いので、名称は不明だが、銀色の金属に青い綺麗な宝石の付いた、可愛らしいネックレスを発見した。

値段もそこそこするので、良い物だろう。

在庫は16個あったので、全部持っていこう。

その内の10個に、新たに取得したスキル付与を使い、オートヒールの魔法と強化を付けていく。

これは身に付けている者が怪我をした時に、自動でヒールをかけてくれる魔法だ。

時空魔法と光魔法を合成して、特定の条件時に、発動する魔法を作って付与した。

強化は壊れにくくするためだな。

これを身に付けて貰えば、皆の安全が少しは守られるだろう。

無駄にラッピング術なるスキルも取って、店にあった包装紙を使い、綺麗にラッピングまでしておいた。

明日のプレゼントも用意出来たので、今日は帰ろう。

ショッピングモールの他の店から、物資を回収して帰還した。

子供達は、ゲームセンターで機械ごと回収した、ぬいぐるみの方が喜ぶかもしれない。

戻ってくると、食堂は見事なクリスマス仕様に変わっていた。

そこそこ広い空間を、よくここまで飾ったものだ。

夕食の後、子供達と遊んでから部屋に戻る。

子供達にネックレスと一緒に渡す、ぬいぐるみを選んでいると、部屋に里見と和美がやって来た。

話を聞くと、和美は幼い外見の通り、男性経験がなく、一人では不安だと里見と一緒に来たらしい。

初めてがそんな形で良いのか確認するが、一人では決心出来ないので、里見には申し訳ないのですが、とお願いしたらしい。

里見も、男性に積極的にいけるタイプではなかったので、逆に良かったと言っている。

二人とも問題ない様なので、ありがたく頂戴する。

清楚な里見のギャップある胸は素晴らしいし、うぶな和美の反応は男心をくすぐりまくり、俺は大変興奮した。

性交術を駆使しながら、二人と一晩中楽しんだ。

今日も大変良かったです!


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