第32話 ステータス考察

朝起きて、クリーンをかけた後、由香里のステータスを一緒に考える。

まず解放ツリーがないので、そこから調べてもらうと、強化樹・魔法樹・支援樹がそれぞれ、白色と灰色の文字で点滅しているそうだ。

強化樹を選択すると

スキルポイント20を使用して強化樹を解放しますか?YES/NO

と出たと言う。

解放するだけで20必要なのか?

レベル1でスキルポイントは、10しか持っていない。

少しレベルアップさせてから、また考えよう。

昨日のステータス獲得と同じ様に、モンスターを倒させたいが、モンスターの在庫がない。

まずはモンスターの捕獲からやっていこう。

有用そうなスキル、マップ・索敵・調査を取得しておく。

やって来ました、近くの山。

新たに取得したスキルのマップを使ってみる。

ステータスを獲得してから、行った事のある場所の地図が、表示されるみたいだ。

索敵を使ってみると、気配感知よりもハッキリと、モンスターのいるらしい位置が分かる。

マップにも反映されるらしい、便利だな。

調査も使ってみると、モンスター以外の、拠点にいるメンバーの位置が表示される。

索敵は敵性生物を見つけられて、調査はそれ以外も見つけられると。

いまいち仕様が分からないが、そういうものと捉えておこう。

モンスター化した木も、索敵で分かるようになったので目標はクリアしている。

前回より先に進んで、鳥さん達を乱獲する。

数が多くなったので、追加で次元空間を二つ作成し、くっつけられたので、広い空間にしておく。

拡げた空間も、いっぱいになってきたので、この辺で終わりにしよう。

大きい鳥は倒していたが、今日はレベルアップしなかったな。

少し残念だが、諦めて転移で戻った。

夕飯を食べてから、亜季を部屋に連れてきた。

ステータスについて、聞きたかったためだ。

部屋に椅子がないので、申し訳ないがベッドに座ってもらい、ステータスについて聞いていく。

やはり、初めツリーの解放はなく、20ポイントで解放したそうだ。

スキル獲得は10ポイントで同じだが、どうも俺よりスキルの数はないらしい。

それでも多くのスキルがあるようだが。

俺のは、終わりが見えない程あるからな。

全能樹ってのは、本当に全能になれるツリーなのかもしれない。

その他に、ステータスの上がり方など聞いてみたが、大きな違いはなさそうだ。

思い付く質問は聞いたので、お礼を言ったが、亜季は俯いて動かない。

暫く待ってみると

「聞いたのですが、沙季と明美は

…お礼をしたんですよね?

…私も助けてもらったので」

自分もお礼に、俺の相手をしなくては、と思っているということか?

「お二人には、確かにお礼をしてもらいましたが、無理してそういう行為をしなくて良いですよ。

普通に、皆で協力して暮らせれば、それで問題ないですよ」

「無理じゃないんです

…恥ずかしいだけで

…高遠さんは私のヒーローで

…どちらかと言うと

…してもらいたいと言うか」

「良いのですか?」

肩に触れると

「ちょっと待って下さい!」

そう言って、亜季は自分にクリーンをかける。

それを見て俺も自分にクリーンをかけ、優しく抱き締めた。

その後はお馴染み、性交術を駆使して楽しんだ。

途中で、こんなに気持ちいいの初めて、と言う亜季に興奮はMAXになった。

その後、体力のある二人は、朝まで激しく求めあった。

なにこれ、気持ち良すぎ!ものすごく良かったです!

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