現実で殺したい相手を小説で殺す話
くにちゃん
俺をこうさせたのはあいつらだ。
俺よりあいつの方が幸せで良い訳が無い
俺の方が真面目に、人の事を考えて生きている
怒りたい気持ちを抑え、笑顔でいる
今思えば俺はあいつにとって都合の良い人間だった
いつの間にか下の立場になっている
どう考えてもあいつが悪いのに、気づいたらこっちが謝る立場になっている
殺すしかない。そうしないと、俺以外にも同じ思いをする奴が出てくる
誰かがあいつを殺さないと...
あいつは罪悪感なんて微塵も感じてない
だから逆ギレできる
むしろ良い事をした気になってるかも知れない
あいつのせいで俺の人生が狂った
否、あいつらのせいだ。俺の人生は4人の人間によって狂わされた。これは事実だ。
いつか俺が逮捕された時に、この文章が世に出る事を願う。俺が何を思いどんな気持ちであいつらに復讐をしたのか、伝わってほしい。
俺は薬が無いと寝れなくなり、リストカットをする様になり、それがエスカレートしていくと今度は首をハサミで切る様になった。
ネットの自殺募集に応募した事もあれば、自分から募集した事もある。だが結局うやむやにされ一緒に自殺してくれる人はいなかった。
その後一度自殺した事で心が少しだけ楽になり、一度死んだ身だからこそ何でもできると思った。そう、勿論復讐だ。
4人共殺したいが皆住んでいる場所がバラバラで全員殺すのに時間がかかる為、3人目までは俺が犯人だとバレてはいけない。
しかもその内の1人は遠距離だ。だからこいつは精神的に殺す事に決めた。周りの友達、SNS、あらゆる方法で人権を奪って行こう。
俺が自殺した原因がお前にあると言う事を分からせなければならない。
俺はお前を絶対に許さない。
まず言っておくが、俺は4人を殺したら自殺するつもりだ。そして俺が犯人だと分かる様に、殺し方をここに記しておこう。
改めてさっきの遠距離の奴 T だが、Tの友達や知り合いに、俺が今までTにされてきた事を書き「Tのせいで自殺する」と送る。その後俺が自殺すれば、Tの友達や知り合いは皆、俺がTのせいで自殺したと思い、Tは嫌な視線を浴び続けるだろう。
さて、そんな視線に耐えられるかな? 俺は耐えられなかったよ、そういう事されて来たからね。お前もそうやって苦しんで自殺しな。
さぁ次はNを殺すか。こいつは俺が嫌な事されても言い返せない性格だって事を知って言葉の暴力を浴びせてくる。Nはヤバい正義感を持った奴で、俺にした事を悪いと思ってないどころか、正義だと思っているだろう。
見た目もキモい、ヤフコメ民みたいな野郎が俺に言葉や態度で攻撃してきて、もう限界だ。
拳よりも言葉で殴られる方がきついんだよ
こいつの最寄り駅はほぼ無人駅で、駅から家まで車通りのほとんど無い田舎だ。こいつを殺しても絶対バレない。
俺は深夜にNの家まで歩いて向かうつもりだ。無論時間は物凄くかかる。そして殺すのは朝方だ。Nは朝家を出る時間が早いから、夜中に頑張ってNの家の近くまで歩いて待機、その後Nを殺したら大通りを使わず更に2つ先の駅まで歩き、電車で帰ってくる。2つ先の駅は人が混雑してるから、簡単に紛れられるだろう。
次に殺すのはKだ。こいつの所在は分からないが高校時代の先生が簡単に教えてくれるだろう。何故ならKと俺が仲良しだったのを先生は知っているからだ。
勿論仲が良いのは表面上だけ、Kは俺と2人きりになった時だけ性格がまるで変わるのだ。誰か1人別の人がいてくれれば普通の人間なのだが、2人でいると精神を蝕まれる様なとにかく鬱になる言葉を浴びせられる。
「あの子があー言ってたよ」
「頭おかしいから病院行った方がいいよ」
「皆から嫌われてるよ」
Kは心が弱い奴を更に攻撃する、自分より下の人間をとことん痛めつけるのが快楽なのだ。
こいつは所在が分かり次第殺し方を考えるが、必ず苦しませながら殺す。簡単にしなれては困る、何分も何時間も苦しませ絶望を与えてから殺す
1番最後はMだ。Mは今でも近い距離にいる。仲良いフリをしているがこいつのせいで5年間の不登校を強いられる事になった。
でもこいつは自分のせいだなんて思ってない
こいつはネットで論破するのが趣味みたいな、いわゆる芸能人を書き込みで自殺に追い込む様なクズだ。
俺はこいつにされてた嫌な事をやめてほしいと伝えたら逆ギレされ、報復に合った。
何より悔しいのは、俺をいじめるのを楽しんでるのが丸わかりだった。
こいつは頭を何回も何回も殴りつけて、死んでも殴り続けて殺してやる。こいつを殺すのにアリバイはいらない、何故ならこいつ殺した後俺は自殺するからだ。
この4人は総じて自分が悪いと思わず、むしろ正しいと思い込んでいるゴミクズばかり、死んで当たり前だ。
俺は犯罪者になるが、こうさせたのはお前らだ。お前らこそが法で裁けない真の犯罪者なのだ。
これからこいつらに出会う人達の為に俺が泥を被ろう。
俺にも優しくしてくれる人はいる。でも心から信用できない。もう俺は誰にも心を開けない。
本当に殺すのは4人だけで良いのか、世間にはもっと大量のクズがいて、その分俺みたいに辛い思いをする人が増える。ならいっそ、皆を殺して、俺みたいな人達も殺してあげよう。
自殺する勇気の無い俺みたいな人達へ。俺が一緒に死んであげるよ。だから、死ぬ前に世の中の為に、人間なんて皆殺しちゃおう
された事、自傷行為等の説明は全て本当です。殺人計画はあくまで思想なので実際に起こす勇気は無いのかも知れません、ですが毎日死ぬ事しか考えて無い今、自分でもどう行動するのか分かりません。小説内で終わるのか、現実で起きる事なのか、
ただ幸せに生きたいだけなのに。
もう会うはずも無い奴らを毎日思い出しては頭の中で嫌な事をされる。夢の中でもだ。
不幸が約束された未来。
失う物はもう何も無い。
今日もまた自分の血を見て涙を流す。
現実で殺したい相手を小説で殺す話 くにちゃん @zyatai
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