夢の夢
児童文学作家のはやみねかおるさんは、子供たちに「今が一番楽しい」ということを伝え続けたいと語っています。
彼は、「次世代の子供たちのことを考えて行動する人」が大人だと考えています。年齢の問題ではなく、子供たちの未来を考えていない人は、たとえ六十歳でも大人ではないといっています。
はやみねさんがどんなにつらくても、つまらなかったとしても、「今が一番楽しい」と答えるようにしているのは、子供たちにも「今が一番楽しい」と言えるような人生を送ってほしいと思っているから。
「とにかく今が楽しい、そしたら明日はもっと楽しいかもしれない。明後日はもっともっと楽しいかもしれない。未来はさらに楽しい。そう考えるとワクワクしない?」と伝えたいと語っています。
「今」を楽しく生きるためには、「知恵」が必要だと彼は考えています。今の学生はすごく勉強熱心で、知識はたくさんあるが、それだけでは「知恵」にならない。知識と知識をかけ合わせて「知恵」が生まれると語っています。
「知恵があると人生はもっと楽しくなると知ってほしい」と思いながら、物語を書いています。
「だって、困った状態が、自分の知恵によって解決したら、もう最高に楽しいじゃないですか」
知恵と経験を大切にすることで、人生はもっと楽しくなる。
子供たちにも、その楽しさを伝えていきたい。
それが、はやみねかおるさんの願いだと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます