15:秘めた想いの行く先を 感想

 うっらら~♪

 え、いま何か言いました?


 第三王女という身分ゆえに自分からはエドガーへの好意を口にできないもどかしさ……あぁぁ~~!!と思いながら読み進めていましたが、なるほどなるほど……馬が、キューピットになりましたね!(もっともエリュミーヌは気付いていないようなので少しもどかしい恋路になりそうですが!)

 こんな……!

 想いは……!

 はーじめてぇぇ!!(3、2、1、fight!)

 エリュミーヌへの熱情を抱いてしまった(元々抱いていたっていいじゃない)エドガーですが、もしかしたらエリュミーヌがそうであるように身分ゆえの遠慮が先に来てしまうのかも知れませんね。筆者が自分でこの手の関係性を書こうとすると遠慮が過ぎてお互い未練を感じながらも別の相手と結ばれる話になってしまいそうですが、このお話の作者様がどのようなエンディングを想定してこのお話を書いたのかはページの外側のお話ですね。

 尊い……そのまま幸せになってほしいものですね!


 最後に、お話のなかにちょうど馬が出てきたので少しだけ雑談しますが、今頃になって『胸キュンというなら書く前に●マ娘のゲームやって胸キュンゲージ高めてみるのもアリだったかも』と思ったりしております。いやね、いるんですよ。何人か、少なくとも筆者の心臓を撃ち抜くような台詞回しをするウ●娘が……!

 一緒にダンスを踊ることになったとき「──お前に、ケガをさせないよう──静かに──柔らかく──舞ってみせよう」と言ってくれる寡黙な留学生とか!

 トレーナーを子犬パピーと呼び、大きなレースで勝てたとき顎クイしながら「最強は誰か、理解したな?」と言ってくれる娘とか!

 ウザがられながらも熱心にスカウトした(そういうストーリーがあって、プレイヤーはそれを事前に読むこともできます)後にトレーニングに移ると「お前はピースだ。今さら欠けるのは許さねェ」と言ってくれるインテリヤンキーな風体の娘とか!


 まぁ、これらの台詞やシチュエーションで胸キュンするのはあくまで筆者の感性なのですが、何だかこう……ね! 私ってこういうの弱かったんだな……とわからされてしまいましたね。


 ということで、胸キュンゲージを勝手に高めつつ、『秘めた想いの行く先を』の感想とさせていただきます。

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