閑話 ある配信者のゲーム配信③
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「さて...戻ってきたぞ イケおじの店!!」
『現在時刻は深夜』
『丁度我々が小腹が欲しくなる時間帯』
『食べる物によっては犯罪』
『悪夢の時間である』
「お前ら急に連携してくんじゃん」
『いやそりゃあね...』
『イケおじこと久遠が関わると大抵飯テロ起こるじゃん...』
『前のパンケーキやパフェは甘い物好きには辛かった』
「いやまぁそうだけど...流石に今回は無いかもしれんやん?」
『フラグだぞ』
『回収されんやろなぁ...』
『恒例行事』
「いや分からんぞ!んじゃ突入!!」
『お、珍しくお客さんいる』
『美形すぎん?』
『美青年と美女...良いね』
『なーんかどっかで見た事あるような...』
「料理提供してくれる...飯テロじゃねぇか!!」
『空腹勢憤死』
『い つ も の』
『飯テロ被害者全員瀕死だろうな』
『もうカップラーメン食えねぇよ...』
「お、美形組とイケおじがなんか話してる」
『どうやら店閉めしようとしてたみたいだな』
『そのタイミングで主人公達が来ちゃったと』
『ちょっと罪悪感が...』
『ま、まぁ 入り口にかけてある札がopenだったし...』
「なんか勧誘とかの話になってね?」
『もしかしてどっかのクラマス?』
『七大クランだったり...んなんねぇか!!ガハハ』
『フラグ↑』
『ついにリスナーにもフラグ立てる人が...』
「...もう俺は驚かねぇよ?」
『七大クランの頭2人が常連の店ってここ相当高級店では?』
『でも料金はそこらの料理店より安いぞ』
『これだいぶ赤字なんじゃ...』
『そもそも2人と関わりある人脈に突っ込めよ』
『いやまぁ イケおじだし...』
「は?飯を美味そうに食ってくりゃ良いとかイケメンか?」
『イケおじです』
『男だけど惚れた』
『何気に頼んでる料理の幅広すぎでは?』
『ステーキやパスタ うどん ピザ...しかもどれも一から手作りしてるっぽいし...え、本当に経営大丈夫?』
『いつも店でご飯食べる時に何度も聞き直されてた大食いリンちゃんに対してこの回答...完璧過ぎるぜ』
「美形組の発言から単純にここの店がやべぇだけみたいだな...いや本当に大丈夫か?これ」
「飯テロだァァァァァァ!!!」
『ステーキ肉汁すっご 今度いき○りステーキ行くわ絶対』
『うどんとか天ぷらも見てるだけで美味しそう 揚げ玉わかめ葱に加えて海老イカなす魚介の天ぷら...俺 昼飯 丸○製麺行くわ』
『しれっと言われてるけどステーキの材料やばくて草』
『Aランク魔獣とか高ランク迷宮の中ボスを務める魔獣なんですが...?』
『お、解説出てきた』
『しかも希少部位マ?』
『あの天ぷらになってた魚 そんな高級魚なのかよ!!!?』
『検証半によると迷宮内で湖もしくは海があれば釣りで取れるらしい 確率は小数点第3レベルらしいが』
『ひえっ』
「王族が欲しがるレベルの高級食材をサイ○リヤレベルの値段で平然と出してくるのもはや一種のテロでは?」
『何もんだよこの人!!』
『イケおじ』
『天才料理人』
『お父さん』
「事実なのが悪い」
『てか魔獣と取引マ?』
『クイーンビーってあれか度々迷宮にあるデンジャーゾーンのとこにいる魔獣か』
『入った瞬間襲ってくるのに取引出来んのかこれ?』
「...正論だが納得いかねぇ...」
『えぇ...』
『まぁそりゃそうか...』
『凶器持ち込んできたらそりゃそういう対応するわな...』
『だが集団リンチしたのは許さんぞクイーンビー』
『でも凶器持ち込んだのはお前じゃん』
『それはそれ これはこれ』
『ローランくんのセリフを穢すな』
「え、じゃあ装備外して入れば襲われないんじゃね?」
『確カニ』
『んじゃこの後検証だな』
『マジで襲われなかったら笑う』
『取引出来たりしてな』
『念の為 花や植物複数採取してから行こうぜ』
『おいまて、誰も魔獣が芸を披露するのに突っ込まねぇのか!?』
*********
「速報 久遠氏 金級探索者なのが判明」
『えぇ...』
『ガチで強い奴で草』
『引退した強者が営んでるカフェ...ロマンしかねぇぜ』
「しかも復帰するマ?」
『発言と視線的に多分主人公の為に...?』
『もうイケメンすぎんだろこのおっさん!!』
『死なれたら困るから命の危険がある探索者に復帰ってマジですげぇぞ』
「リンちゃんと綾華ちゃんの絡み尊い」
『目の保養』
『守りたい この光景』
『てぇてぇ』
「相変わらず綾華ちゃんにだけはゲロ甘なイケおじ...」
『しゃーない』
『立場同じなら同じことする』
『父というのはそういうものだぞ』
『娘を甘やかすのは当然である』
「なんか子育て経験者来てね?」
「んで飯食べたあとは解散か..ここで一旦区切りかな?」
『そうっぽい』
『ん?なんかムービー入ってね?』
『お、次の章に繋がる感じか?』
*以下ムービー
理事会本部受付
そこにスタスタと歩いて向かってくる1つの影とそれに背負われてるもう1つの影
「ご要件は?」
「○に会いたい 久遠カバネの名を伝えてくれば了承を得られるはずだ」
「かしこまりました 少々お待ちください」
その影の一つである久遠カバネは近くにあった椅子に座り熟考する
「彼奴との過去の清算それに.....知らせねぇといけねぇが...難しいな」
そしてもう1つの影 綾華こと久遠綾華
彼女は呑気に棒付き飴をぺろぺろと舐めていた
「久遠カバネ様 ○様の承諾が得られましたので案内します」
「ああ、頼む」
主人公達の知らぬ場所で また事態が動き出そうとしていた...
「待て待て待て待て待て!!!」
『急に匂わせ出すやん』
『え?このイケおじ 理事会のお偉いさんと思われる人との縁もあるの?』
『棒付き飴舐めてるの可愛い』
「誰と会うのかは伏字だったが...1文字...まさかとは思うが色付きか?」
『理事会に確か色付き一人所属してたよね』
『橙だっけ』
『紅のムービーでは大盾構えてた人だ』
『体格かなりデカかったよな』
「だとしたら橙とイケおじの間にある過去の精算ってのがよく分からないよな..」
『まーた続きが気になるよこれ!!』
『でもキリ良いしなぁ』
『だけど続きが気になる!』
「んー じゃあ少しだけ進めて終わりにしようか ってことでレッツゴー!!」
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気がついたら現代ファンタジー週間ランキング74位 フォロー350人超えてて 宇宙猫になりました 皆さんありがとうございます!!
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