「いや〜わずか数時間で帝国につけるなんて、ドラゴン便利!」
「そうですね」
「いやわかってますか!?行っていることの意味が!」
「あぁ。龍はいい乗り物だということだ」
「絶対違います。そもそも龍って伝説何ですよ!?」
え?何が起こってるかって?リーフに龍形態になってもらって、帝国まで来ました。簡単な話だよね!
「そんなこと言われてもいるんだし」
「ね〜ほんとだよねダーリン。そこらへんにたくさんいるのに」
何しろ、リーフ自身が龍だからな!はっはっは!
「・・・もう驚きません」
「まぁ。とりあえず城の偵察だな」
「そうですね。ちなみに作戦は?」
「城。ぶっ壊す。直す。以上だ」
「ちょっと言ってることがわかんないですね」
「城をぶっ壊して力を示すだけだ」
「でしょうね。でもなおせるんですか?」
「錬成師舐めるなよ」
「えっ!?錬成師何ですか!?」
「あぁ元、な」
「はへ〜初耳ですね」
「とりあえず偵察も終わったし。やるか」
「いつの間に」
「錬成で鳥型ゴーレム作って飛ばしてた」
「いつの間に」
偵察をすると決めた時に城の近くで錬成しました。視界を共有しておいて、あとは鳥型から蜘蛛型のゴーレムを投下。
「さーて。城は薄っぺらい障壁一枚だけだったし。サクッと壊しますか」
「はあ。もう勝手にしてください」
「りょーかーい。コード・クロノス。クロック・エンド」
「ちょーと!何使ってるん、きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
時止中に攻撃しておくのって、すごい反則だと思うんだよね!やっておいてなんだけど。
「よしあとは。錬成神。」
中に入ってから、壁を元に戻す。やっぱ正面突破だよね!
「よし乗り込むぞ。中の人だけ無事だから」
その頃城では
「何が起こった!」
「わかりません!」
「そんな答えが聞きたいんじゃない!さっさと調べてこい!」
「はい〜」
急にこの国最強の城壁が破壊され、瞬時に修復されたという大事件が起こり、場内はパニック状態だった。
「え〜い。本当に何が起こっているんだ」
帝王が何が起こったかのか。いくつかパターンを考え、何があっても対応できるようにしようとしてとりあえず行動しようとしたとき、一人の兵士が入ってきた。
「帝王!大変です!正面から堂々と入ってくる奴がいます!」
「ヌァ〜ニ〜!?」
「話によると。城を壊したと言っております!」
「な訳あるか!さっさと追い出せ」
「わっわかりましギャァァァァァァ」
爆発音と共に壁が崩れた。兵士は飛んで行った。中から現れたのは司だった
「お前が帝王か」
「そうだ。貴様こそ誰だ」
「俺は司。冒険者だ」
「お前がこの城を壊したと」
「ああ。なんなら治せる」
「・・・なんなら直して欲しいが、それより先になんのようでここにきた」
「お前の座を奪いにきた」
「はっ。やなこった」
「なら決闘を申し込む。俺が勝ったら帝王の座をもらう。お前が勝てば、転移者である俺がお前の元で働いてやる」
「ほぉいいだろう」
「契約成立だ」
「会場はこっちで準備してやる。それよりあの障壁どうやって壊したんだ?」
「実家の秘伝だ」
「あれ一応絶対防御の障壁って呼ばれてたんだぜ?」
「知らん」
「は〜もういいわ。どっちにしろやってみればわかることだ」
俺たちは移動した。ちなみに時止中だとある程度防御力、強度を無視して攻撃できる。時止めてなくても、ワンパンで破壊できたけどね!
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