「ちょっと!何でこんなに竜がいるの!?」

「まあどうせこのくらい大丈夫でしょ」

「ダーリンに同じく〜」

「司様に同じくです!」


現状までのおさらい!

1、結構お金が貯まったので帝国を目指す

2、途中でルビー(自称姫)を拾う

3、道の途中で魔物(竜)と遭遇←イマココ


・・・姫様拾うって何事!?って思うでしょ。いや理由なんて聞いてないけど。


「さて、とりあえずやりますか」

「えっ!?本当に言ってるんですか!?」

「だってどれもレベル150前後のカスばっかじゃないですか」

「・・・一般人の平均レベルって10なんですよ?」

「・・・・・・さーて始めようかな!」

「無視されました」

「スーラよろしく!」

【はーい。コードファニックス。フェニックスアロ〜♪】


スーラが燃える。もちろんコードを使ったことによる発火なのでスーラ事態にダメージは一切ない。スーラは火から弓と矢を生成。竜に向かって、連射。気持ち「ヒャッハー!」と叫んでいそうな勢いで連射する。竜たちにとって脅威だったことは容易に想像できるだろう。スライムが急に燃え出し。よくわからないけど(たぶん)すごい気迫で火の矢を連射してきたのだから。もちろん竜は全滅した。


【おわった〜ほめてほめて〜】

「おう。よくやった」


俺はスーラの頭?をなでる。


【えへへ〜】


スーラは体?をプルプルと震わせる。

ルビー(姫)が怯えているような。驚いているような表情で俺に問いかける。


「・・・そのスライム何ですか?」

「ん?スライムロード」

「あぁスライムロードですか。ですよね。司様ですからね!」


ルビーはあきれた表情でつぶやく。


「とりあえずいきましょうか姫様」

「ムゥ。名前でって言ったじゃないですか」

「ですが、」

「リピート!アフター!ミー!ルビー」

「・・・わかったよルビー」


なんか。すごい。きはく。だと。おもい。ました。

それから少し歩いたが、帝国までまだ距離があるから途中の村で止まることにした。


「そういえば何でひmっ「ゴホン!」。ルビーはこんなところに?」

「それはですね。まあなんというか。クーデターが起こってわたしが姫じゃなくなったからです」

「追放されたと」

「はい」

「で、どうするんだこれから」

「・・・特に当てはないです。ですができればまた私がクーデターを起こして王座につきたいです。今の政治は酷すぎますから」

「わかった力を貸そう」

「ありがとうがざいます!でもどうすれば」

「今の帝王はどうやったんだ?」

「完全な武力です」


帝国の人たちって、力こそパワー!と本気で思ってそうだな。


「同じ方法でやればいいんじゃないか?」

「そうですね。帝国は武力社会。力が全てですからね」

「やっぱりか。とりあえず、明日から帝国目指すぞ」

「ハイっ!」

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