現状を教えよう。
1、シオンの冒険者登録のためにギルドへ(Dランクになりました)
2、シオンのレベ上げと経験値共有、ランク上げのためにパーティーを組みAランクの依頼を受ける(近くの山の生態系調査(ドラゴンの目撃増報告があったため))
3、調査に出発
4、ドラゴン(古龍)を発見
5、古龍を尾行したところ、古龍が複数体存在することが判明(大体4匹)
6、帰ろうとしたところ、古龍に発見された(ガッツリ目があった)
7、古龍達と戦闘のち圧勝(やったぜ!)
8、何故かいきなり追いかけてきた(すごい表情)
9、全力で逃げる(まじで怖い。なんかこう迫力が、ね!)←今ここ
「なんで追いかけてくるの〜!?」
「私に聞かないでください!と言うかさっさと殺してくださいよ!」
「んなこと言っても顔が怖くて無理!すごい寒気がするし」
『待って〜話を聞いて〜』
「ん?誰の声だ?」
「なんか頭に響くような」
『あなた達の後ろにいるじゃないですか〜』
「もしかして後ろの古龍?」
『もしかしなくてもそうです〜!』
話を聞くことになった。まさか龍が話しかけてくるなんて。初めて、ではないけどそれなりに驚いた。
「で。なんのようだ」
『その前に人型になりますね』
龍が光ると、サイズが小さく、人間の形に添ったものに代わっていく。この感じは龍でも竜でも人間体への変わり方は変わらないらしいな。光が収まると、少女がたっていた、といっても若干角とシッポが見えるが。愛嬌ということにしておこう。
「よしこれでOK。改めまして、私古龍のリールって言います」
「俺は司」
「私はシオンと言います」
「さて、名前もわかったところでお願いがあります!」
「嫌な予感」
「?」
「私と結婚し」
「断る」
「ダメです」
「・・・ダーリンはわかりますけどなんでシオンさんも?」
「誰がダーリンだ。でも何でシオンも?」
「うぅ〜それは。私がツカサ様のことがゴニョゴニョ」
「えっ?なんだって?」
「私のことはいいんです。それよりリールさんはどうしていきなりそんなことを?」
「一目惚れたからです!」
「は?なんで?」
「いや〜その〜私実は古龍の長してまして。まあ一言で言うと古龍最強が私何です。で。私、私より強い龍と結婚したいな〜と思っててですね。そこにダーリンが現れて私をボッコボコにしたわけですよ。でまあ人でもいいかと言うことになり一目惚れました」
「・・・断る」
「じゃあせめて仲間から始めませんか?」
「だったらいいk、、、良くない。お前さっき「から」って言ったよな。と言うことはそのうち結婚も視野に入れてると」
「、、、っち」
「っちっていいましたよこのひと。でも龍だからこの龍?」
「たぶんいまそこはどうでも良いと思うんだシオン」
「はっ確かに」
「まあ結婚は無理だが仲間なら大丈夫だ」
「えっ!良いの!やった〜!」
「でも何でさっき他の古龍も追いかけてきたんだ?」
「それは私を追いかけてきたからです」
「えっ何、、、あぁそういえば長かお前」
「ダーリンひどい〜」
「、、、まあとりあえず戻るか」
というわけで街に戻った。
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