第5話 予想外の展開
SE:朝チュン
SE:チャイムの音
幼馴染
「わかった。今日は、サナエさん居るんだな」
主人公
「そ、そうなんだよね〜、だから残念だけど・・・・・・」
幼馴染
「今日、サキの家に行ってもいいか?」
主人公
「2人っきりになれな・・・・・・え!? 今日来るの?」
幼馴染
「あ、ああ・・・・・・ダメだったか?」
主人公
「いや別にダメじゃないんだけど・・・・・・」動揺してる
友達
「やほー、お二人さん! これはこれは・・・・・・ふむふむ、何やらぎこちない雰囲気。どうかしたのかな?」察しているけど(察せていない)楽しんでいる
主人公
「サ、サヤカ〜、ちょっと向こうで話そう。アキラは少し待ってて」
幼馴染
「おう」
SE:歩く音
友達
「ほいほい、どしたん?」
主人公
「アキラ、お母さんがいるのに家に上がりたいって」
友達
「って事はまずはご家族にお付き合いの許可を取ろうとしているのでは無いのかね?」探偵風
主人公
「あ・・・・・・」
友達
「まさかそのような考えに至れぬほど頭の中が、ピンクだとは・・・・・・グフフ、サキ様、『エッチ』ですぞ」
主人公
「ゔ・・・・・・いや、もとはと言えばサヤカが吹き込んだんじゃん!!」
友達
「あ、バレた」
主人公
「もう!」
友達
「でも、すっかり信じ込んで2人っきりになれるかもと期待したのはサキちゃんだけどね」
主人公
「ぐっ・・・」
友達
「2人きりになってナニをしようとしてたのかな〜」
友達
「んじゃ、今日はアキラと一緒に帰りな〜」
SE:肩ポン
主人公
「いいの?」
友達
「ええよ、ええよ。私が居ても邪魔になるからね」
主人公
「ありがと」
SE:走る音
主人公
「アキラ〜、帰ろ〜」
幼馴染
「ああ」
SE:場面切りかえの音
SE:道路を歩く音
主人公
「一緒に帰るの久しぶりだよね」
幼馴染
「そうだったな」
主人公
「アキラが、学校帰りに学童保育所に行きたがったり、ドールちゃんが出るドラマがあるから先に行く!とか言って1人で帰りたがったからね」
幼馴染
「そう・・・・・・だったか?」
思い当たる節が無い
主人公
「そうだよ。あ〜黒歴史的な、封印したい過去みたいな・・・・・・わかった。アキラの中でどんな心境の変化があったのかはもう聞かないことにするよ」
【間】感覚的には主人公が数歩先に進んでくるっと振り返り、少し微笑んでる
主人公
「ふふ、私はもう何も責めないよ。じゃあ、家に行こっか」
幼馴染
「???・・・・・・ああ」
主人公
「ただいまー」
幼馴染
「お邪魔します」
母
「サキ、おかえりなさい。それから男の子は・・・ってアキラ君じゃない。久しぶり」
幼馴染
「は、はい。お久しぶりです」
母
「アキラ君が来るなんて珍しいけど何しに来たの?」
幼馴染
「突然の訪問はお嫌いでしたか?」緊張してる
母
「それは別にいいわよ。ただ、サキが嬉しそうな顔してるしなんでかな〜と思ってね」
主人公
「ちょっとお母さん!!」
母
「それじゃあ、お菓子用意してくるから2人は遊んでなさい」
幼馴染
「い、いえ。ここで大丈夫です!! 今日はサナエさんに伝えたいことがあって・・・・・・」
母
「あら、私?」
幼馴染
「サナエさん。突然のことで驚くかもしれませんが」
幼馴染の深呼吸
幼馴染
「サナエさん。好きです! 僕とお付き合いをしていただけないでしょうか!!」
母
「ええ、サキとのお付き合いを・・・・・・え?」
主人公
「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
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