第2話 ロリコン改善作戦とその作戦の弱点

友達

「ダメ〜?」


主人公

「当たり前でしょ。おっぱい出てるじゃん!てかそれがメインじゃん!!」


友達

「そりゃそうでしょ! ロリコンを治すには多少の荒療治でもしないと!」


友達

「この! ロリっ子には無い武器で!!」


モニ!


友達

「いや〜、私は考えたわけだよ」


モニモニ


友達

「前回はひよって、スカートがめくれてパンツが見える『キャー! 風が!』作戦だったけど、そんなのロリっ子だって出来る。むしろ、うっかりコケてスカートの中が丸見え!なんてことができる無邪気なロリっ子の方が強い!だから効果なかったんだよ」


主人公

「ちょ、いやいや・・・・・・」


友達

「女子高生なら!!」

拳を突き上げ力強く叫ぶ


主人公

「ヒッ!」


友達

「ポロリしてから『どうしよ〜(汗汗) 私、両手が荷物で塞がっててお胸隠せないよ〜ん、悪いけど君の手で隠してくれない?』くらいするべき!!!」


主人公

「ただの痴女じゃん!!」


友達

「いや治療だって」


主人公

「だったらアヤカがやってよ」


友達

「ま〜、それがサキちゃんの願いと言うなら勿論やるけど・・・・・・ホントに?」


主人公

「ほら、アヤカも怖気づいた!」


友達

「いや、そうじゃなくて、これは大事な話。まず、そこらのロリっ子とサキのおっぱいの大きさには十分な差があります」


主人公

「うん」


友達

「ですが、サキと私にも主に私の方が大きいという点で大きな差があります」とても真剣な口調


主人公

「はい、それで?」冷めた声


友達

「仮にこのおっぱいでロリコン治療を行った場合、今度はたわわのビッグな女子高生が好きになってしまうかもしれない可能性が……」とても真剣な声


主人公

「あっそ」素っ気なく


SE:歩く音


友達

「だから、是非サキちゃんにはひと服、ひとブラ脱いでもらって〜、人目のつかない路地裏で荷物をわんさか持って、幼馴染と歩いて欲し・・・・・・あ〜〜、サキちゃん。先行かないでよ〜!」


主人公

「今日は置いてく」冷たい声


友達

「でも、でも、この作戦はその辺がとってもシビアだと思う! そりゃ〜ね。これからサキちゃんのおっぱいが私くらい膨らむ可能性があるなら代わりにやってもいいと思うんだよ。でも、中学1年生の頃からすくすくと成長するマイおっぱいにサキちゃんのおっぱいが追いつくのは無理だと思うんだよ〜」可愛く


SE:歩く音


友達

「あぁ〜ん、サキちゃん待ってってば・・・」


主人公

「サヤカ、シッ!」被せるように


友達

「ムゴゴ、何?彼が居た?」小声


主人公

「居たのは小学生」小声


友達

「なるほどこんな話教育上良くないね。でも、おかしいね。何時もならあの辺の柱から見てるのに・・・・・・場所を変えたのかな?」小声


主人公

「そうかもしれない。もう少し近くを探してみよう」


友達

「別にいいけど、あんまり夢中になると2人揃って遅刻だよ」


主人公

「分かってる」


SE:歩く音

SE:場面変更の音

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