第20話 初試合!!

いよいよ午後の初試合!!

午前とご飯がスキップされた?

いいだろ!!


勝手に想像するんだな。

お弁当は銀兵衛ののり弁だったよ

美味しかった....以上!!


「千紗兎さん、どうやってチーム分けするんですか?」


「二人組になって、関係者チーム二人、プロ二人

中学生一人、高校生一人の6人3チームで三試合ですね。

最初にくじを引いてA、B、Cのチームに分かれるんです。

あ、くじが来たんで引いてください月白君」


「じゃあ、はい!Bチームでした」


「Bのゼッケンはこれですね。最初はA、Bで

負けた方とCで最後は勝った方とCで試合です。

勝ちましょうね、Bチームは九十九さん桐生さんチームですね」


よかった、知っている人で。

まあ二人しか知らないけど、めっちゃ楽しみ。


「やった〜月白君と一緒じゃん頑張ろうね〜」


「美奈、距離近い。よろしくね」


「よろしくお願いしますね。

中学生と高校生二人もよろしくね」


「「は、はい!!!」」


ははは、めっちゃ緊張している。

そりゃそうか、カレンの話聞いたら

男子と面と向かって話すなんて機会ないんだからね


「第一試合Aチーム対Bチームの試合を始めます。

出場選手はコートにお願いします。」


6人だけど高校生と中学生は半分で交代だから

俺はフルで出場です。

まあ十分一試合だけどね


おっしゃ!開幕から張り切っちゃうぞ

この体なら10分走り切れるだろ


ピーーーーーー


「月白君!!」


俺の方にボールが弾かれる

おっしゃ開幕マイボー。ここは決めるしかないでしょ!!

そのままドリブルして、ダ〜ンク!!


ワァァァァアアアアアア

歓声が気持ち〜〜〜


---------------------------------------------

残り3分で26対24でこっちが勝ってる。

結構いい勝負ですね〜


おっしゃここでスリーでボールをもらって。

この体ならできるかな?

シュートフェイクからのそのままぶつかって


ピーーーーーー

おっしゃ4点プレー!!!

フリースローもきめて30対24


「ナイッシュー月白君!!」


このまま勝っちゃうもんね〜

ディフェンス、ディフェンス〜


「あと1分気引き締めていこ」


「はい!!」


いい返事な中学生ちゃん。

このまま勝たせていただきますよ〜


あと10秒。

ん?時間が飛び飛び?

読みやすくていいだろ、それに事細かく書かれてもだろ。


しゃあ!自陣からこの体なら正確に狙えるだろ

ツーハンドでおりゃ!あ、入った


スパッ!ピーーーーーー

カウントーーーーー盛り上がる〜〜


「やったね月白君!!ナイッシューだよ」


「千紗兎さん、ありがとうございます。

久々にやると楽しいですねバスケ」


「いや〜ハイスコアだね。10分で36対28なかなかだね。」


「うちのチームは外も中もいるからね。

パスも回っていたし、普通にレベル高かったよ。

ほら私たちは休憩だからはけよ」


いえ〜い勝ち〜

---------------------------------------


終わった〜〜〜〜

全勝で〜す。何?飛ばすな?

いいだろ!早くフリースロー対決したいんだよ!


「全部勝ちましたね月白君。お疲れ様です。

あとはフリースロー大会で終わりですね。」


「そうですね目指すは3位のサイン入りボールです」


「頑張ってくださいね。

参加者は10人ですから絶対いけますよ」


10人か、一本目決めたら上位になれそうかな?

選抜のこと関係者数人だからいけると思うんだけど


よ〜しいってこよう。

俺は三番手か、一本目決めればどうにかなるな

みんな緊張しているし、関係者の二人はガチガチだな


それに引き換え高校生は余裕そうだな

あ、一人目の中学生が外した

めっちゃ落ち込んじゃってる。


俺の前の関係者の人も外しちゃってる

まあ俺は決めるんだけどね!

ハイ〜


残ったのは6人と...

じゃあ次も決めてっとよし

これで3位になれるといいんだけど


いえ〜い残るは3人ここで外して

3位入賞〜簡単なお仕事だぜ


「おめでとうござういます。

月白君計画通りですね」


「桜君このあとどうするの?」


「シャワー浴びて帰る感じですかね。」


「じゃあこのあとご飯行かない?」


「いいですけど、今日は千紗兎さんとの約束でしたから

千紗兎さんがいいならいいですよ。どうします?」


「いいですね。」


「ねえねえ、月白君!あたしと舞も行っていい?」


「どうしましょ?僕はいいですけど」


「せっかくですからみんなでいきましょうよ。

パァ〜と美味しいもの食べましょう」


「じゃあお店はこっちで予約しておくわ。

焼肉でいいかしら?それとも他に何か行きたい場所ある?」


「焼肉がいいです!!他の方はどうですか?」


「さんせ〜い!!」


「じゃあシャワー浴び次第、というか水樹さん以外おんなじマンションなのよね

あそこの近くにも美味しい焼肉屋さんがあるからそこにする?」


「じゃあ千紗兎、今日は私の部屋に泊まっていいわよ。」


「いいんですか舞さん?じゃあお言葉に甘えさせていただきます。

車はマンションにある空いている駐車場とかってありますか?」


「ええ、1日ぐらいだったら大丈夫よ」


やった〜美味しい焼肉!!

それに久々の外食、嬉しい


「じゃあまた、」

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