第14話 チーズフォンデュ

「じゃあ食べましょ。

コンロに火がついてるから気をつけてくださいね」


コンロが二つ?って思った諸君。

この世には便利なものがたくさんあるんだよ。

まあキャンプ用のやつだけどね。

便利なものは大体キャンプ用品な気がする今日この頃


「「「「いただきます」」」」


「はい、召し上がれ」


「「「「お、美味しーーーーー」」」」


「作った甲斐がありますよ。まあ今回のは具材切っただけですけどね

あ、美味しい。トマトの方もありだな」


フランスパンの方もいいけど食パンの方が絡まっていい!

それに、野菜もいいな


「ねえ、いつも自分で作ってるの?」


「うん、毎日作ってるよ。

今日も霧虎さんとお弁当食べたところだよ」


お弁当は美味しかったし、喜んでくれたから

また作ってもいいな。まあたまにの外食もしたいけど


「「「お、お弁当!男子お手製の!!!」」」


お〜見事なハモリ。一字一句間違わずに

まあその反応になるか。今日外出てわかったけど

男子がアグレッシブに何かやっているところなんてないし

そりゃ男子の手料理で詐欺ができるよな


「美味しかったわよ桜くん。また、どこかお出かけしましょうね。」


「そうですね。その時はまた作ってもいいですし、

それか美味しいところに連れてってくださいね」


「ええ、もちろんよ」


「ずるい社長。僕とも今度どっか出かけよ」


「私もどっか出かけたいな。」


「アタシも男子とデートしてみたい!」


も、モテモテだ!これは悪くない気分だぜ

ま、冗談は置いておいて

ツクヨミの活動もやんなくちゃだし、

なんかこっちに来て充実してるな。

お金と時間に余裕があると心が豊かになるね!


「ええ、機会があればいつでも」


「というか、3人ともそれ何飲んでるの?」


「これは桜のおすすめのお酒のソーダ割り。

カントリーの奏-sou-っていうゆずのお酒。

これとっても美味しい。味見する?そんなに濃くないよ」


「「する!!」」


最近ハマってるんだよね。色々お酒も買ってて

僕ビール苦手なんだけどそれで美味しいお酒探してる時に出会ったやつ

子供の舌だからビールとウイスキーが飲めないんだよね。

日本酒なら飲めるんだけど、甘いお酒になっちゃうんだよね。

まあお酒に強いから味我慢すれば今なら飲めると思うけど


「美味しい、匂いもすごいいいし、これなら飲めそう」


「アタシもこれ好き。まあ弱いから全部飲むのはきついけど」


「無理しないでね。そうだ、カクテル用だったら色々あるから、

ノンアルコールのやつをあとで作ろっか?デザートの時にでも」


「ぜひ!私飲んでみたいです。

お酒飲めないからそういうところも行ったことなくて、

憧れてたんです。」


「アタシも飲んでみたい」


「僕の分はアルコール有りで作ってほしい」


「私も飲んでみたいな」


「ええ、ご飯食べ終わって、手作りのデザートがあるんでその時にやりますよ」


前世の時、神のグラスって漫画読んでて憧れて色々買ったな。

この体になって動画で見たものを真似て色々やってみたんだけど

まあ、難なくできるよね。神のグラスは作れないけどね


こっちの世界の漫画はあんまりなんだよな〜

映像になれば女性主人公でも違和感なく見れるんだけど

なんか感情移入できなくて漫画とか小説は見れないんだよね。

まあこんなのどうでもいいか


------------------------------------------

「ふ〜ごちそうさまです!お腹いっぱい」


「あれみんな、デザート食べれる?」


「デザートは別腹だぞ」


それもそっか。じゃあ俺は用意するかな

カクテルは、ジントニックでいいかな

確か、ライムもあったし


はい完成!え?どうやって作るか?

割愛させていただきますよ。

そんな特別なことはしてないしね

抹茶のティラミスに合うかわかんないけど

そこまで考えられないんだよ、知識しかないからね!


「うわすご、抹茶ティラミスだ。アタシ大好き!」


「それはよかった。これがカクテルね

こっちがノンアルでこっちがアルコールありね

ジントニックを作りました。」


「ありがと、僕たち何にもしてないけど

色々してくれてありがとうございます」


「ははは、いいよ。こっちも楽しくてやってるだけだし。」


--------------------------------------------------------

「今日はありがとうね。みんなでお邪魔させてもらって

ご飯までご馳走になっちゃって。」


「また来てください。たまには人とゲームするのも楽しいですし

一人でご飯食べるのも寂しいですから」


「いつでも僕を呼んでね。いつでも行くから」


「アタシも行くよ!」


「わ、私も行っていいですか?」


「ええ、もちろんいつでもお待ちしていますね」


-----------------------------------------------------------

『Colorsと一緒にいた男について語るスレ1』


1名無しの女

ここは急に降って湧いたイケメンの男子について語るスレだぞ!


2名無しの女

スレ立て乙


3名無しの女

何だあのイケメンわ!!!


4名無しの女

銀髪が眩しい!一房の青髪も良き!


5名無しの女

こんなイケメンとお家でご飯なんて


6名無しの女

どんな徳積めばこんなになるんだ〜


7名無しの女

Colorsに社長の白金までいるとかどんだけ豪華なんだよ


8名無しの女

男といるなんてファンやめます


9名無しの女

醜い嫉妬乙


10名無しの女

Colorsっていうのがな明らかにいい子達だもんな〜


11名無しの女

8みたいなのの方が珍しいぞ多分


12名無しの女

最近テレビに引っ張りっだこだもんな


13名無しの女

しかも男子と一緒の番組でも全然媚びたりしないから

このイケメン男子は心までイケメンな気がするね


14名無しの女

まあこんなにくっついてみんな分ツーショット

撮ってくれてるから色々察すよね


15名無しの女

こんな人と出会いたかった


16名無しの女

てかこのご飯普通にうらやま


17名無しの女

手作りなんてことないよね?


18名無しの女

ないない


19名無しの女

ないない


20名無しの女

絶対ない


21名無しの女

これで料理作れるとか漫画です


22名無しの女

ツクヨミもこんな感じなのかな?


23名無しの女

絶対イケメン


24名無しの女

顔隠してるからわざわざこんな写真あげないでしょ


25名無しの女

何のためのあの格好なんだってこと


26名無しの女

でもこんな人と会ってみたい


27名無しの女

この人今日見たよ


28名無しの女

私もアウトレットで見た


29名無しの女

社長と手を繋いでたな


30名無しの女

手繋ぎデート....だと......


31名無しの女

うらやま


32名無しの女

しい


33名無しの女

嫉妬で呪えそう


----------------以後他愛無い会話が続く-----------------

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る