第12話 お家で遊ぼ
「何作ろっかな〜霧虎さん何かリクエストあります?」
「え!そうね〜そこまで手が込んでなくていいから
もちろん手料理が食べたいけど、今日は人数も多いから
出前を頼んじゃってもいいわよ。それにあの子達食べるわよ」
そっか〜同い年だけど運動している人たちだから
そりゃ食べるよな。
あ、ちなみに今星城鷹岩で買いもの中
ほか3人は飲み物とお菓子を買いに行ってて、
俺は夜ご飯のメニューを考えているところだ。
『カレン、家に今何があったっけ?』
『今、作り置きのポテトサラダに、野菜はほとんど残っていますよ。
昨日作っていた抹茶のティラミスがあるくらいですかね。』
じゃあどうしよっか、みんなで食べるって言ったら鍋か?
でも、男子と一緒とか抵抗ありそうだし.....
チーズフォンデュでいいかな。
用意も具材切るだけだしほとんど
「何の話ですか?」
「ああ、今日の夜ご飯の話をちょっとね。
飲み物とお菓子は買えた?」
「はい、家にあるからって言ってたのでお菓子は少なめですけど
自分たちの飲み物とかは買えましたよ」
「アタシたちは、いいけどそっちは何か買わなくていいの」
「うん、特に買い足すものもないし、大丈夫かな」
「まだ、5時前だけど僕たちもマンション一緒だから
一旦お風呂に入ってから集合でいいんじゃないかって話になったんだけど」
そうか、こっからだと1時間かからないから
風呂に入ってちょうど5時くらいかな。
「じゃあそんな感じでいいかな。
一旦帰ってお風呂に入ってから僕の部屋に集合にしましょう」
「ではそうしましょうか。じゃあ会計してさっさと帰りましょう」
--------------------------------------------------------
ふ〜さっぱりした〜
先に具材切っておくかな
ジャガイモ、にんじん、ブロッコリーにレンコンかな
お肉はブロックベーコンに、ソーセージ。
あとはフランスパンと食パンを一口大に切っておいてっとこれでいいかな。
めんどくさいから、野菜は少し水を入れてレンジで。
せっかくならフォンデュも2種類作るか
一つは普通のチーズでもう一つはトマトにしようかな。
まあ、これは後でいいかな。
『マスター一人目が来ました』
割と早いな、ご飯までみんなでどうしようかな。
ゲームをするにしても、テレビゲームかアナログゲームか
「セブン、一番乗りだね。どうぞ、
紅茶かコーヒーどっちがいい?」
「お邪魔します。じゃあ紅茶でいいですか?
それと買った荷物全部まかせちゃったごめんなさい」
「全然大丈夫ですよ。どうせ自分の家に持ってくるものでしたから。
適当に座って待ってて、」
「は、はい。」
紅茶か、えっとこれだな。
暇だから色々紅茶も試したんだけど、結局有名な
マリアージュ・スールに落ち着いたんだよね
ダージリンでいいよな。
霧虎さんは紅茶だと思うから先に用意しておいてよかったな。
俺も今日は紅茶でいいや
「あれ?座っていてよかったのに。
ずっと立ってたんですか?」
「あ、えっと.....男の人の家に上がるの初めてで。
勝手に座っちゃていいのかとか、色々考えてしまって...その....」
「そんなに緊張しなくていいですよ。
じゃあそっちのソファーに座っていいですよ」
「はい」
「テレビに出ているって霧虎さんが言っていたけど、
今どんなのに出てるの?」
「い、今ですか。えっと、1番最近で言うと今度やる映画の主演で出るんです。
小説が原作のミステリーものなんですけど、それの主人公の刑事役で
よかったら、ぜひ見てみてください!」
「え!すごいですね。主演だなんて。
それにミステリーですか、映画館に観に行きますよ」
いいね〜どんな感じの映画なんだろ。
ミステリーは好きだったから見てみたいな。
前世だと、小さな名探偵とかみてたからミステリーは大好きなんだよね
小さな名探偵は映画もすごかったけど、やっぱミステリー全開の最初の方が好き!
「あ、あの特別上映を見に来ますか?
社長と鈴華と凪沙もくるんですが、一人ぐらいなら追加できると思うんですけど
もしよかったら、招待しましょうか?」
「特別上映って、出演した俳優陣が登壇するやつですか?」
「はいそうです。始まる前に30分くらい映画について話して、
1時間半の映画を観て、その後1時間出演した人達との
お話って感じのスケジュールで、
来週の日曜日の13時から16時ごろまでのものなんですけど...」
日曜なら特に忙しくなることもないし行こうかな。
『どう思うカレン?』
『良いと思いますが、相当目立ちますよ。
まあ、白金がいるので俳優などの勧誘はないと思いますが。
それでも良いならいいと思いますよ。
GUMITubeの方は私にお任せください
続々と、ボイスの応募も来ていますから』
そうかボイスをとるのもやんなくちゃいけないから
木曜日は空けておかないとだけど、それが金曜に終わるから
行こうかな。映画館で映画見るのも久しぶりだし
「じゃあ、招待してもらってもいいですか?」
「はい!まかせてください。
えっと、もうマネージャーの人に言っちゃいますね。」
------------------------------------------------
『ほか全員が来ましたよ』
お、みんなきたのか。5時半まあ妥当かな。
結構話し込んじゃったな。
「どうぞ、みなさん。」
「お邪魔するわね」
「セブン、抜け駆けよくない。
僕たちは我慢して、この時間に合わせて来たのに」
「そうだぞ!抜け駆けは良くないぞ」
「もうみんなそんなにはしゃがないの。
ごめんね、桜くん。みんな楽しみなのよ」
「全然いいですよ、賑やかでいいですし。
みんな紅茶で大丈夫ですか?」
「ええ、お願いするわ」
「適当に座っておいてください」
ご飯は早くても六時半か七時だよね。
それまで、何しようかな〜
「はいどうぞ。砂糖は好きに使って下さい。」
「こ、これ!マリアージュ・スールのダージリン!」
「凪沙それなんだ?美味しい紅茶だけど
有名なやつなのか〜」
「う、うん。普通に一万円超えると思う。
美味しい。いいんですか?こんなに高いの出して?」
「ナギは紅茶に詳しいんだね。大正解だよ。
あと、お金は気にしないで。いつも飲んでるやつだしね」
「前に来た時にも紅茶を出してもらったけど、
これ本当に美味しいわよね。そんなに高かったのね」
「へ〜そんなに高いのか。」
「鈴華はバカ舌。勿体無い」
「何だと凪沙!アタシだっていいやつってくらいわかるわ!」
「まあまあ、鈴華落ち着いて、凪沙は煽らないの」
「せっかくならなんかやりますか?
色々ありますよ。そこのテレビの下に入っているんですけど」
「あ!これやってみたかったやつ!
この間、凪沙が番組でやって面白かったって言ってた
ドクロだ!これやろ」
あ、アナログを選ぶんだ。
気が合いそうだね!
面と向かってだったらアナログゲームの方が盛り上がる気がするんだよね。
旅行の時とか、トランプとか積極的に持っていくタイプだったわ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます