第8話 飲み!
「はい、洗い物終わってここからはご飯た〜いむ」
:待ってました!
:こっちも準備万端だぜ!
:早かった割にはきちんとできてる
:て、手料理だ!
「じゃあまずグラタンから、焼いたパンにかけて!
うま〜この料理簡単で美味しくて好き〜」
:本当にうまい
:結構簡単だからまた自分で作ろ
:見たままやったら上手くできました
:他も他も!
「じゃあレバーを、うんおいしい。」
:本当に美味しそう
:よ、よだれが
:隣で一緒に食べたい
:あんな感じで口取れるんだ
「あ、今日のお酒はレモンサワーの無糖だよ。
なんとなく最初はこれが1番いい。
僕、ビール苦手だからいつもこれだよ」
:一杯目がビールじゃない...
:まあなんとなくわかる
:できれば乾杯ビールしたくないもんね
:男子ってそうなのかな?
「じゃあここら辺で、今後について話そうと思うよ。
まず、いっぱい案件とかCMとかのオファーが来ているけど
もう少し落ち着くまで一律で受けないようにしようと思う。
まだ始めたばっかだし、色々やりすぎちゃうと
パンクしちゃいそうだから、色々送ってくれた方々ごめんね」
:そうだよね
:流石に最初から色々しなくていいよ
:ゆっくりじっくりやってほしい
:男子が風邪とか引いたら一大事だもんね
「あったかい視聴者で助かるよ
なんか今登録者も500万人突破して、本当はもっと刻んで何万人記念!
みたいなものをやりたかったんだけど、
そうもいかないので500万人記念をやろうと思います」
:wktk!!
:何やるの!
:気になる気になる
:視聴者参加型?
「えっとね、僕特技で変声ができるんだけど...
こんなふうに(渋めのおじさまv)他にも、こんなのとか(明るい主人公v)
こんなのとか(ショタv)みたいに色々できるんだけど」
:す、すご!!
:しょ、ショタボだ!!
:え、中身一人だよね
:まじで別人の声じゃん
「で、多分10種類くらいのボイスを用意したから。
1〜10番のどれかで何を言って欲しいかを
釣ったカターの方であげて欲しいんだよね。
それで、そうだな10種類を10人分で100個ボイスプレゼントかな」
:全部欲しい
:い、いくらなんだ...
:100万までなら
:私は推しの声を10通り欲しい
「ルールとして、過度な下ネタは禁止で
人物名が入っている文は禁止!
最大30字でお願いね。」
:まあ妥当なルール
:私の名前呼んで欲しかった
:当たらなくてもいいの聞けそう
:当選してみせる!
「今回は全部無料で配るよ!
欲しいキャラの何番みたいにこのメールに送ると
ボイスメッセージでもらえるよ。
配信でも何が当選したかを発表する予定だからそっちも見てね。」
:良心的!
:次回はお金が発生するかも?
:そりゃ全部欲しいでしょ
「では、お待ちかね当選者へのご褒美の発表のお時間です。
当選者にはサイン色紙が贈呈されます。転売とかしないでね。」
:サイン色紙!!
:ほ、欲しい
:家宝にする
:小説家の私、とうとう本気を出す時が来た!
「各キャラの優秀セリフ賞には、
この実写版ツクヨミフィギアを贈呈します。
それで、僕が選ぶ最優秀セリフ賞には、なんと!」
:なんと!
:なんと!
:なんと!
:なんと!
「特別アプリ、”ツクヨミ君スリープ”が贈呈されま〜す!
このアプリ概要は、10種類のキャラのボイスを選んで
目覚ましにできるアプリです。枕元に置いて睡眠の質なども測ることができます。
そしてそして〜このアプリにしかない特別ボイスが封入されています!
なお、優秀賞も色紙をもらえるし、最優秀賞もフィギアも色紙ももらえます」
:めっちゃ豪華!
:欲しい!
:普通にアプリで欲しい!
:っく!私に文才があれば!
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「では、もう22時なので今日はこれくらいで終わろうと思います。
ハッシュタグ、ツクヨミボイスでどしどし呟いてくださいね〜
結果は一週間後のこの料理配信で発表しようと思います。
メールの方は次回の配信の概要欄に貼るから焦らずにね〜
では、また次回お会いしましょう!バイバイ!」
:バイ〜
:バイ〜
:ばい〜
「ふ〜終わった〜。とりあえず洗い物しちゃおう。
食べきれなかったのはタッパーに入れればいいかな。
カレン、タッパーってどこにあったっけ?」
「そこの下の棚に入っていますよ。
明日の動画の方はこちらで貯めておいたものを上げておきますね」
「ありがと〜じゃあ洗い物終わったら筋トレしに行って風呂入って寝ようかな。
今日のメニューも昨日のでいいんだよね?」
「ええ、大丈夫ですよ。配信で疲れも溜まっていますから。
水曜日まではゆっくりしてください」
「は〜い」
気分転換にどっか出かけようかな。
なんか買い物とかしに行こうか、それともでかい公園とか散歩しに行こうか。
どうしよっかな〜
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よし、筋トレ終わり!
人もちらほらいるけど水樹さんもいないしさっさと帰るかな?
そうだ、プール見に行ってみようかな。
泳がないけど確か上から見れるところがあったはず
シャワー軽く浴びてからちょっと見に行ってみようかな
「おお〜前世で通ってたスイミングスクールの室内プールみたい。
この時間でも結構人いるんだな。お!あの人早い
あっちは水中ウォーキング?みたいなことしてる」
「あれ?月白君、どうしてここに?」
「あ、白金さん。昼ぶりですね。こっちにはちょっと気になって見学に
白金さんは、泳ぎに来たように見えないですけど」
「そうだったのね。私は、事務所の子が頑張っているからそれの応援にね。
あそこで泳いでる子がうちの子なんだけど、今度のテレビ企画で
水泳大会みたいなのがあるから、それの練習をここ最近毎日しているから
心配半分、期待半分で見ていたの。」
あの早い人か、すごい努力だね。
お兄さん尊敬しそうだぜ!
「ああ、そうだ。月白君明日とか用事ある?」
「特にはないですよ。気分転換にどっか行こうとは思ってましたが」
「そしたら、私と出かけない?
車はあるから、ここの近くのショッピングモールにでもいかない?」
「いいですねじゃあ何時に行きますか?」
「10時くらいに行って、近くの大きい公園のカフェでお茶して
そのあとは、その場の気分でって感じかしら。」
「じゃあ、お昼にお弁当でも作りますか?」
「いいわね!じゃあ明日の10時にロビーで待ち合わせましょ」
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