第12話 娘の心に変化

「痛たたたたたっ」お母さんの声だ。「どうし……」そこまで言った時綾乃の足下に地面が無くなった。

「きゃーーーっ!」綾乃は思いっきり悲鳴を上げた途端に、どしんと尻を強かに打った

「痛たたたたたっ」悲鳴をあげるとすぐ傍にお母さんがお尻を摩ってる。

「うわぁーーーっ!」お父さんの悲鳴が上から聞こえてきた。そしてどしんと大きな音がしてお父さんが落ちてきた。

「痛たたたたたっ」お父さんもお尻を摩る。

綾乃が振り返ると、洞窟の出口のすぐ前は三メートルほどの高さの崖になっていて、そこから三人とも落ちたのだった。

綾乃も痛いお尻を摩ってると、ドドドドドドッドォーン激しい地響きがして洞窟の出口が潰れたようだった。

もうもうと土煙が立っている。

「危なかったー」お父さんが呟いた。

「えぇ危機一髪ってやつね」お母さんの方には余裕があるみたい。

「それにしても二人組の男達に登山客が私たちを襲ってくるなんて何かあるのかしら?」

お母さんが突然言った。

「誰かが俺たちを狙ってる? そう言いたいのか?」

「えぇだって可笑しくない? 続けて二組に襲われたのよ。まぁ綾乃ちゃんにしたら三組に襲われたことになっちゃうけど……」お母さんが苦笑いする。

「だけど、誘拐なんて事前に誰にも言ってないだろう?」

「真世は知ってるわよ」

「バカ真世が誰かに話すわけないだろう」

「そりゃそうよねぇ。偶然ってことなのかしらね」

「狙われてるのは私じゃないでしょうか? 両方とも私にナイフを向けたし……」

綾乃は自分のせいでお父さんとお母さんが危険な目に合ってるような気がしてならなかった。

「そんなこと無いわよ気のせいよ。ねぇお父さん」

「あぁただ俺ら三人を狙ってるのは間違いないんじゃないかな。一度だけじゃなくて二度三度と襲って来てるだろう。偶然に出会ったにしちゃしつこ過ぎる。だから綾乃ちゃん自分のせいだなんて思うんじゃないよ」

「はい、気にし過ぎだったかな」綾乃は肩をすくめてぺろっと舌を出した。

 ふと家の事を思い出した。

両親がこんなに真剣に綾乃と向き合ってくれたことがあっただろうか……。

――父親は自宅を仕事場にしてるので家にはいるけど日中顔を見ることは殆どなかったし、お母さんは小さい時には遊んでくれた記憶もあるけど、思春期になってからはまともに話をしたことも無かった気がする。

おじさんの素性は教えてくれないし、顔も両親とはまったく違っていて親族だとは思えなかったのよねぇ。

考えたら、あの家で綾乃は浮いた存在だったのかもしれない。……

「どうしたの? 何考え込んでるの?」お母さんに声をかけられビクッとした。

「あっ、いえ何でも……」綾乃はさすがに言えなかった。

「分かったわよ。お家のこと思ってたんでしょう」お母さんに言われてはっとして顔を見たら微笑んでいた。でも、どことなく寂しそうな感じもした。

「ごめんなさい」綾乃は頭を下げる。

「いえ、こちらこそあなたを連れ出しちゃってごめんなさいね。帰りたいでしょう?」

「えっ、いえ、そんなこと……」綾乃は最後まできちっと言えなかった。言ったらお母さんが可愛そうに思えたし……。

「あと何日かで、家に着いたら、私たちがどうしてこんなことしてるのか全部お話するから、もう少し付き合ってね。そうしたらあなたは自由に自分の考えで行動して良いからね。お家へ帰るんだったら送ってくわ」

「でも、どうして……私を……そのー売るんじゃないんですか?」

綾乃は思い切って言った。

「ははははっ……」お父さんもお母さんもいきなり笑い出した。

綾乃はびっくりして「えっ、なんか変な事言いました?」

「ごめんなさいね。綾乃ちゃんが突然変な事言うもんだから……あれね、二人組と話した時にそんなことあの男が言ったから気にしてたのね」

「違うんですか? 私、殺されて心臓とか肝臓とか売られるんじゃ無いの?」

綾乃は自分が喋った言葉なのに恐ろしくて涙が零れ出した。

「バカねぇ、そんなことするはずないわよ。大事な娘」お母さんがそこまで言って言葉を切って、そして「大事な命……」と言い直して続けた。

「大事な命を、それも売るなんて絶対にありません。信じてちょうだい」お母さんがちょっと厳しい目で綾乃を見詰めて言った。

「ほんとうですか? 信じて良いんですか?」

「えぇ」お母さんもお父さんも笑顔で、嘘は無いと何度も頭を立てに振っている。

「良かった。あの言葉を聞いてからずっと頭から離れなくって、怖くて家のお母さんのこと考えてたんです」

「そう、優しいお母さんなの?」

「えぇまぁ、こっちのお母さんほどじゃないけど……」

「ふふふ、良いのよ、そんなに気を使わなくって。お父さんは? 優しい?」

「ううん、仕事ばかりしてて遊んでもくれなかったし、それに変なおじさんも一緒に暮らしてて、わたしそのおじさん嫌いだったの」

「そう、お父さんかお母さんの兄弟なんでしょう?」

「それが訊いても教えてくれないんです。それに顔の作りがどっちにも似て無くって……」

その後綾乃は家の気味の悪い出来事を話して、あれはおじさんがやってると思うと言った。

それとお母さんの代わりに家政婦の天塩さんに色々相談していたことも話した。

「そうなの、それはなんか嫌ねぇ。でもひとつ良いかしら?」お母さんがにこにこ顔で言った。

綾乃が頷くと「天塩さんの言った『失恋出来て、これであなたも一人前よ』わね、きっと、ふられて泣いてこそ人の痛みを知ることができ、だからこそ他人の痛みが分かり、他人に優しくできる。つまり大人になれる、一人前ってことだと思うわよ」

「あぁそうなんだぁ、他人に優しくできないひとは人を傷つけその相手を失うことになっちゃう……そんな深い意味があったんですねぇ。そっかぁ……お母さん、言ってくれてありがとう」

綾乃は、お母さんがこんなこと言ってくれたことないよなぁ……こっちの方が本当のお母さんみたいだと思った。

「そう、分かってくれた。でも、そんな事言ってくれる家政婦さんて良い人なのね」

「えぇだから、家に帰りたいのは天塩さんと言う家政婦さんが居るからと言う理由も大きいの。とっても優しくっていつも話し相手になってくれてて……」

――何か話してたら、天塩さんのことを思い出しちゃって涙が出そう。……

「今の家で暮らしてて幸せ?」

お母さんにそう訊かれて困った。

「えっ、どうなんだろう。親に叩かれたりしたこと無いし……どちらかと言えば幸せかな」綾乃には分からなくなってきたと言うのが正直な気持ちだったが、少なくても今までの人生を不幸だったとは言いたくなかった。

「そう、良かった。幸せでいてくれて……」そう言ってお母さんが涙を見せる。

――えっ、どうしてお母さんが泣くの? 私が幸せなのが嬉しくて? ……

 

「話しが弾んでいるようだし、今夜はこの辺で野宿とするか?」お父さんがお尻を摩りながら言った。

「良いわよ。でも本当はお尻痛くて歩きたくないんじゃないの?」お母さんが意地悪っぽい目をして言う。

「ははは、ばれたか。お前たちは痛くないのか?」

「ちょっとは痛いけど」お母さんが言う。

「あぁお前たちは尻の肉厚いから骨まで響かないんだな。俺尾てい骨痛くてさ」

お父さんが笑うと、釣られてふたりも笑った。

「じゃ元気なお二人さん焚火したいから集めてくれないか?」

「はい、綾乃ちゃん一緒に行きましょう」

……

 お腹は空いたけど、火は暖かいしお父さんもお母さんも暖かいし気持は満腹だ。

綾乃はそんな風に思いながら横になると何かチカチカする。目を擦っても治らない。

「どうした? 目痒いのか?」お父さんに声をかけられ「そう言う訳じゃないんだけど何かチカチカする」

「えっどっちの目?」とお母さん。

「どっちも、横になってあっちの方を見たら急に……」綾乃が指を差して言った。

お母さんがその方向を見て「あーーっ!」大きな声を上げる。

「どうした、母さん」

「あれ、灯りじゃない?」

お父さんもその方向を見る。

「おーーっ! 灯りだ。あんなに沢山。町だ! 町の灯りだ! 綾乃の目じゃない灯りがちらちら見えてるんだよ」

「えーっ、町に着いたってことですか?」

「あぁ、もう何キロもないだろう。明日の晩は布団で寝れるし、綾乃に一杯ご飯食べさせられる」

三人とも立ち上がって、その方向をじっと見詰める。

――あーやっと山とさよならできる。良かったぁー。……

「そうと決まれば早く寝て、明るくなったら出発しよう」

お父さんの掛け声でお母さんも綾乃も横になって目を閉じた。

……

 綾乃が目覚めると、火が消えていた。すっかり興奮しちゃって見張りも忘れてた。

朝焼けが始まっている。四月初旬だから、おそらく五時くらいか。

火をつけて葉っぱや小枝を集めて火を大きくしてゆく。

今日はご飯も食べれるし、暖かい布団で寝ることもできる。普段なら当たり前のことが何か特別の事のように感じる。

――幸せの中にいると、幸せに気付かないってことなのかなぁ。……

「私はこの先どうなるのかなぁ……」綾乃が呟いた。

「幸せになるのよ」寝ていたと思ってたお母さんが隣に座って綾乃の肩を抱いて言った。

振向くとお父さんは幸せそうな顔をして寝息を立てている。

「お母さんともうじきお別れになっちゃうの?」綾乃が訊いた。

「綾乃はどうしたい? 私と一緒にいたい? それともお家へ帰りたい?」

そう訊かれて答えられなかった。どっちのお母さんも好きだし一緒にいたかった。

「お母さん、そんな難しいこと訊いたら綾乃が困るだけだろう」

寝ていたはずのお父さんがいつの間にかお母さんの隣に座っていてそう言った。

「そうね、ごめんね綾乃」

そう言ったお母さんは目頭を押さえているようだった。

――どうして、お母さん、涙なんか? ……

綾乃にはお母さんの涙の訳は分からなかった。

「一緒に沢へ降りて顔でも洗おう」

お父さんの掛け声で一緒に立ち上がった。

 

 

 北海道警の清水警部は長沼宅の家宅捜索を行った翌日、捜査会議で洗い出された捜査対象者が五名になったと報告を受けた。その中には東京在住の対象者がひとりいてそいつが共犯なら捜査が大変だとぼんやり思っていた。

清水は監視カメラの映像と五人の顔写真を照合させる。

……

 ヒットしたのは大変だと思っていた東京在住の泉耕介(いずみ・こうすけ)と言う男だった。

資料では浅草にアパートを借りているとされているので浅草署に電話を入れた。

電話口に丘頭桃子(おかがしら・とうこ)と言う警部が出てくれ、先ずは変なエロ親父ではなくて良かったと胸を撫で下ろす。

話をした後電子調書を浅草署宛てに送った。

後はどう反応が来るか待つしかなかった。

 

 

 要請を受けた浅草署の丘頭桃子警部は懇意にしている岡引一心(おかびき・いっしん)探偵事務所を訪れた。

一心は怪我をしていまだ車椅子だが、今日は、娘の美紗に頼みごとがあってのことだった。

そんな訳で手には浅草寺仲見世通りで買った串団子をたっぷりと持っている。

「こんにちわー」

古ぼけたビルの二階にある事務所に入って元気よく声をかける。

「はあーい」この家の住人は手土産を持って来ると、とっびきり元気な声で三階の自宅や事務所の奥から駆けてくる。

そして挨拶は「いっただっきまーす」なのだ。

二十代の娘に息子や甥っ子、それと夫婦の五人で探偵をやっているのだが、娘はハッカーでもあり盗聴器やGPSを手作りしたり、バルドローンと彼らが呼ぶ一人乗りの手製ドローンを駆使して、これまでに何件もの事件を解決していて警視庁の捜査課長でさえ一目置いている存在なのだ。

「美紗いる?」丘頭が訊くと、もう事務所のソファに座って口一杯に串団子を頬張っていた。

無言で手を上げる美紗。

「あぁ頼みある」丘頭がそう言うと、すっと立ち上がって寄ってくる。

両手には串団子。

丘頭は北海道警から送られてきた泉の写真を出して「浅草に住んでんだけど、今どこにいるか探してくれないかしら?」

美紗は一瞬嫌な顔をしたが、丘頭が美紗の手にしている団子を指差すとにこりとして頷いた。

さっと写真を団子と一緒に持って三階の自室へ走って行った。

丘頭も妻の静が淹れてくれたコーヒーを啜りながら団子を咥えて待つ。

ものの十分で美紗が降りてきて「今、スカイツリーに入って行ったぞ」

言い忘れたが美紗は男言葉を使うのだ。二十歳を過ぎていて欲目に見て五人並みには可愛いのだが何ともかんとも……父親の一心も手を焼いている。が、仕事は抜群にできる。

「ありがと」

丘頭はそう言って無線でその旨を部下に伝えた。


 十分後、パトカーと覆面をスカイツリーの表裏の出入口傍に待機させ、十名ほどの刑事を連れて中へ入る。

「のんびり観光でもあるまいにな」丘頭が呟く。

「自分が展望台まで行ってきます」市森(いちもり)刑事がそう言って若手をふたり連れてエレベーターに並んだ。

丘頭は表玄関で、ベテラン刑事を裏玄関に立たせ他は散開させた。

やがて泉が女とエレベーターから姿を現した。

「来た。確保!」

丘頭の号令一発、一斉に刑事が泉に向かって走る。出入口のふたりは待機する。

気がついたのか泉が女の手を引いて裏口へ向かった。

ベテラン刑事が両手を広げて行く先を遮る。

泉は一瞬戸惑い後ろを振返ったが何人もの刑事の姿を見て、ベテラン刑事に向かって突っ込んだ。

刑事が身構える。

泉が女を振り回してその刑事めがけて放る。

「きゃーーーっ!」

女が悲鳴をあげてガラス戸に頭から突っ込む。

ベテラン刑事はその頭を両手で抱えて自分の背中からガラス戸にぶつかって行く。

ガシャーーン大きな音を立ててガラス戸が割れ、破片がベテラン刑事の頭から降り注ぐ。

ベテラン刑事は女の頭を懐に抱いてガラスから守り、自らは破片を雨のように浴びて頭が血だらけになる。

丘頭はすぐ救急車を呼び、ベテラン刑事を気遣う連中に「ここは任せて追えーーっ!」叫ぶ。

バラバラと駆け出し、何台ものパトカーがけたたましくサイレンを鳴らしながら走って行く。

「大丈夫か? 大城(おおしろ)さん」

丘頭がベテラン刑事に声をかけると「この娘頼む」

幸い女性は膝を擦り剥いた程度で大きな怪我はしていないようだ。

丘頭が手を引いて立たせ「事情を色々聞かせて貰うからね」

女は黙って頷いた。

「お名前は?」

「沢谷佳衣(さわたに・けい)です」

「彼とは?」

「えぇ付き合ってます」と佳衣。

「でも、彼あなたを放り投げて逃げ去ったわね」

「そんな奴なんです」

話していると応援が来た。

「この娘、泉の彼女らしいから事情を訊いてね」

丘頭は待たせていた覆面に急いで乗り込む。

「追って」

サイレンを鳴らして覆面パトカーが走り出す。

「どっち方面へ逃げたの?」

「浅草から渋谷方面へ逃げてます」

「何処へ向かってるのかしら?」

「さぁ分かりません。ただ逃げてるだけかも」

「どうしてそう思うの?」

「通ってる道が、太い道から狭い道へ入ったりしてるんですけど、その道が近道とかでも何処かへ通じるでもなくて……」

「はー闇雲に走ってる感じか……検問のかけようが無いわねぇ」

「高速に乗っけちゃうのは出来ないですかね」

「どうやって?」

「高速へ繋がる以外の道にパトカーを配置するんです。細い道は要らないと思うので都道とか国道とか……」

「ふーむ、面白そうだからやってみるか」

丘頭は浅草署を通じて目黒区、品川区、世田谷区の都道、国道にパトカーを配備するよう要請した。

……

一時間後、運が良いのか悪いのか、なかなか高速に乗らない。

そのうち「被疑者が暴走して追尾危険、距離取ります」無線が言う。

咄嗟に丘頭は探偵に協力を依頼した。

「丘頭です、あとで饅頭持ってくから被疑者の車空から追ってくれない? ヘリ要請してたら間に合わないの。今、目黒区の都道三一二号線を北上中なの……良い? 悪い至急頼む。私の携帯に連絡して場所を詳しく言うから」

……

じりじりしながら丘頭が待っているとスマホに着信。

「あぁ私、都道に着いた、車はグレイの乗用車で車番は……頼むね、一助頼りにしてるわよ」

「誰です一助って?」と刑事。

「あぁ岡引探偵のとこに居る甥っ子よ操縦なら何でも来いの若者なの、待ってなすぐ発見って……」

丘頭がそこまで言うとスマホが鳴った。

「見つけた?」

「今、都道三一八号線北上中」一助からだ。

「先に、何がある?」丘頭が刑事に訊く。

「えーっと、二キロ先中央道に続く首都高四号線があります」

「よし、全車、被疑者を首都高四号線の永福インターに追い込め!」

丘頭が言って間も無く「交差する国道四一三号に入れないよう封鎖しました」と無線が言った。

「首都高四号との高架下交差点で左折以外出来ないよう封鎖しました」とまた無線が言う。

次々に報告が上がってくる。

「よし、このまま行けーっ!」丘頭が車の中で雄叫びを上げる。

五分後「被疑者四号に入りました」

「よし、中央道に乗せろ! それと中央道の出口にパトカー回せ!」

「一助、ありがとう。お陰で追詰められた。中央道に追い込んで出口で逮捕できるわ。ありがとう」

「おぅ、じゃ戻るぞ」

……

丘頭も中央道に入る。

「警部、中央道の甲府南の先で事故発生、通行止めになったそうです」

「了解。よし、幾ら走っても甲府南で御用だ! ざまぁみろ、ははは」

上機嫌で丘頭が言うと、運転している刑事が白い目で見る。

「何さ、言いたいことあんなら何でも言って良いわよ」丘頭が言う。

「いえ、警部らしいなと思って……」

……

結局そこから二時間近く走って甲府南を出ると、泉は確保されていた。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る