二刀目 かごめかごめ
放課後の午後19時過ぎの校舎は朝の活気溢れる空間が一変し静寂が支配し不気味さが増す。
「やっと始められる...あの後の宮村に質問責めされたのは正直驚いたな...なんであんなに喋れるんだ...」
小言を言いながら校内を徘徊し始めた。
「...今回の任務は何か妙だ、今まで陰陽局から勅令が来たことなどなかったので何故だ、それにあの会長、何やら二種類の何かが見えた気がするが...ん?」
徘徊しながら今回の任務についての違和感について考えていた時、何処からか声が聞こえた。
もう下校時刻は過ぎている教師陣での見回りは済んでいるとの報告が来ている。
「何処からか声がする...これが会長が言っていた噂のやつか?」
微かな声を頼りに向かうとそこはー
「ここは、準備室か...中から声が聞こえてくる」
「誰かいるの〜?もう下校時間過ぎてるけど...」
一応帰り遅れた生徒がいるかもしれないと思い声をかけたが
「...か..め...ごめ...かご...のな」
「え?どうしたの?」
「...か〜ご...かご...と〜り〜は」
この瞬間、扉の先に”何か”がいると感じすぐに臨戦態勢に入り扉を蹴り飛ばした。
「何処だ!!お前は誰だ!!」
準備室には誰もいない、人の気配も感じられないが、”声”だけはまだこの場所で聞こえてくる。
「...理の表裏 万物の輪廻 偽りの目」
「
「奉り 抗うことなく映し出す」
呪文を唱えると地面が響き渡り紋様が浮かび上がった。
「これは...六芒星??.......え?」
六芒星が光だし緋月を飲むこんだ
その瞬間、いつの間にか視界の先は闇の中にいた。
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「縺ゅ>縺、縲√>縺ェ縺上↑縺」縺溘s縺ェ」
「豌鈴?縺梧カ医∴縺溘↑縲∽ク?蠢應クサ莠コ縺ォ蝣ア蜻翫☆繧九◇」
.................
「ここは何処だ...くそ!!迂闊に入るんじゃなかった!!」
悔やんでいると暗闇が晴れた。
「ここは...洞窟?どうして...しかも鳥居まである」
「この奥から声がする..いやこれは”歌”だ...しかも...」
あの準備室からしていたのは声ではなく”歌”童話だった、寂しい声で囁くように歌っている。
その歌頼りに足を動かした。
..........................
「修羅、羅刹それは本当なのか」
「縺ゅ≠縲∵悽蠖薙□豌励′縺、縺上→豌鈴?縺梧カ医∴縺」
「繝代ャ縺ヲ豸医∴縺溘s縺?繧茨シ∝捉繧翫↓繧ゅ>縺ェ縺九▲縺溘●?」
「ふむ、例の怪異に遭遇したのかもしれないな」
「ずぐに、陰陽局に応援を頼むこれは危険度Sに相当するぞ!!」
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