初心名村における禁則事項及び調査記録(仮)
茅葺屋敷にて発見。初心名村に潜入していた専任冒険者が残した物であるとされる。執筆者名は不明。A4用紙に印刷された情報に自筆で()付けされた文章を書き込んでいる。
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禁則事項(これらは一般常識として定着している。屋敷内・村役場・掲示板・一般家屋に標語として書かれている。ただ、幾つかの書き方の違い、言葉選びの違いがあり、ニュアンスとして受け継がれている)
・供えなければならない
(初心名様に対する生贄行為の隠語として使われている。また言い回しに関してはお供えしないといけない・うぶなさまを飢えさせてはいけない・首を捧げないといけないなどがある。また他禁則事項の中で必ず1番目に書かれており、これが最も重要なルールであると考えられる。茅葺屋敷では村長が供えねばならないと書かれている)
・御戸開を見てはならない
(初心名様の正体を知ってはいけないことに対する警鐘として使われている。ただ、言い回しに関しては生のお姿を見てはいけない・許可なく社に入ってはいけない・神旦那以外は見てはいけないなど社への進入禁止に関する禁則事項が混ざった状況で伝わっている。ただ、それらの混ざった内容に関しても理解が及んでいるので禁止事項が検索因子として扱われているようである)
・村から出てはならない
(村から出ることに関する警鐘として使われている。別の言い回しとして超えてはならないというのがあるがその意味は不明、御戸開を見てはならないと同様に複数の言い回しが混ざりあったものとされるがその起源に関しては未だ不明である)
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