EPISODEⅩⅡ 翡翠の少女
短期間に幾度となく
大人数を移動させた影響で
「こ、ここは、アストラル…。ボクの創った世界…。」
この場と皆の状況を3人に説明を行った。
デュナミスのこと、
「デュナミスの儀はオレと
「…つまり、私達を異能力者にしようってこと?」
「へぇ~!なんか、楽しそうじゃん!!」
「じゃあ
そんな会話の中、何かを決意した
「…私から、やって。その力で、あの怪物と戦うんでしょ?」
震える身体は恐怖から来るものか、目の前で人間を殺された怒りから来るものか。
「…デュナミスを、
「
輪廻転生を唱えた
突如、
痛みを感じる様子が無いにも拘らず、衝撃波に依り四肢はあらぬ方向に折り曲がる。
「どういうこと…?!私、全然痛くないんだけど!!」
「こ、これ…!見てる俺らの方が痛い…!!」
少しして衝撃は止み、次に
その水分が身体をまるごと飲み込んだ時、身体は正常な容に戻った。
「おぉ、私は水を自在に操れるみたいね。」
掌の上に、雫を揺らめかせたまま
【Καλωσήρθατε στον-η-ο Σουι.】
§翡翠輝石〖ネフリティス・カルテリアー〗
強いダメージを受けても軽傷に変化させられる能力。その怪我で死ぬことは無い。
§水星誕生〖エルミス・ギグネスタイ〗
水を操る能力。水の無い場所でも空気中や上空の水分を集めて操る事が出来る。
§・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
§・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あ、そういうこと…?だから痛くなかったんだ…。」
「えー!
水を自在に操る
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