EPISODEⅧ 異能力の代償
「お前らさぁ…」
アストラルの中心、桜を制御した
「こんなの簡単に受け入れられる訳ねぇだろぉっ?!」
同じ場所に居た
申し訳なさそうに
「ごめんね。でも時は一刻を争う状況なの…。」
「そ、それにしたって…!もっとなんかあるだろ?!」
「…じゃあ
人間をパニックに陥れないようにデュナミスに引き入れる方法。
その方法は人間に聞いてみるのが手っ取り早いと判断した
=
もし、目覚めた能力を制御する事が出来なければ、その人間は能力に喰い殺されてしまう。
異能力を制御できた者だけが、デュミナスとしてその能力を扱うことができる。
「…じゃあ、あの時…俺が桜を制御出来なかったら死んでたってのか…?」
「いや、最悪の場合はオレが喰い止めるつもりだったけど。」
徐々に目を輝かせる
元よりオカルト好きな
「この
自身のスマホに入った
「あぁ、体内の血液を使って別の物体を生成できるはずだけど。」
「うっわぁ、なんか怖ぇけど…やってみるか…。」
掌から噴き出た血液が少しの桜を纏いながら短剣を生成することに成功した。
「…っは…ぁ!!で、でき…た…!!」
瞬間、ふらつく
「…あぁ、う、ぇ?なん…だ、これ…?」
「あー、勿論、血液使ってんだから慣れなきゃ貧血起こすぞ?」
ばたりと倒れた
「ちょっと、大丈夫?!てか、
「はーぁ?治せるの
投げやりな態度を見せる
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