アキナとミチル

@k0905f0905

第1話

「ねえ、アキナ」

安キャバレー(織田信長)で

ホステスのミチルが

同僚のアキナに今宵も

愚痴を零した。

「旦那、邪魔になったんだけど」

「火つけて燃やしちゃえば」

「あら、いうじゃない、あんたんところは

どうよ」

「うちは順調よ」

「あら、そう、うらやましい」

「きのう、火つけて燃やしちゃったけど」

「どこが順調なの、どこが!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

アキナとミチル @k0905f0905

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る