第17話 目覚めゆく修羅

 雨が、激しさを増していた。

 ヴァルシオンから降りたアインの足が、容赦なくぬかるみに浸かる。


「な……」


 アインの視界を埋め尽くすのは、真っ赤に染まるレネット村だった。

 豪雨にも消えることのない炎。家が、木々が、畑が。あらゆるものを焼け尽くそうと燃え広がっていた。

 熱波が肺を焦がそうとする。風が強いのも災いして、火の手は凄まじい速度で勢いを増していく。


「炎に魔力が込められておる。容易には消えんぞ、これは」


 舌打ちをするオルタナ。

 自然発火でないならば、十中八九、レネット村を襲撃した何者かの手によるもの。アインも「くそっ」と吐き捨てながら、オルタナとヴァルシオンを伴って炎の海の中に突入する。

 あちこちに倒れている村人や魔物の姿があった。声をかけても揺すっても反応はない。既に息絶えていた。

 そのどれもが、焼けた身体の上に殺傷された痕跡があった。致命傷に達するほどの深い傷。相手は躊躇なく、彼らを殺したのだ。


「誰がこんなこと……!!」


 アインは唇を噛み締めた。朝までは元気に笑顔で挨拶してくれた人たち。自分の顔を見れば、懐いてくれた魔物たち。

 行き場のない拳を震わせていると、さらなる悲鳴に交じって笑い声がアインの耳に響く。


「ほうら、逃げろ逃げろ!! お前等なんざ生きる価値すらもないんだよ!!」


 振り返ってみると、民家の陰から老人が出てきていた。その背後からはバンダナを巻いた見知らぬ男。剣を肩にかけ、老人がおたおたと逃げ惑う様を楽しんでいる。

 男が老人の背中を蹴る。地面を転がった老人に、男が剣を振りかざす――。


「やめろぉぉおおおおおおおお!!」


 瞬時にルインシュトラハータを手にしたアインが、地面を蹴る。


「!? な、なんだ、てめ――!!」


 虚を突かれた男の腹を突く。体重を乗せた一撃が、ありえぬ速度を加えて男を吹き飛ばす。そのまま勢いよく木に激突し、あっけなく昏倒する。


「はぁ、はぁ、はぁ……」

「おお……アイン。あ、ありがとう……」


 突如現れたアインに驚きながらも、感謝を口にする老人。


「立てますか?」

「だ、大丈夫じゃ……ごほっ、ごほ!」

「早く逃げて下さい! 火の勢いがあまりに強い!!」


 事情を聴きたいのは山々だが、今は人命最優先だ。老人には退避を促し、村の外へと急いでもらう。

 周囲に目を凝らすと、同じように襲われている村人がいた。ただ、いち早く気付いたオルタナが制圧。ヴァルシオンもこちらが命令するよりも前に、襲撃者を撃退していた。

 アインたちは村を急いで回り、村人や魔物を助けていった。

 だが炎は容赦なく、アインの生命を奪おうと襲い掛かってくる。肌を焦がし、呼吸を奪う。意識を繋ぎとめるのも難しく、何度も倒れそうになる。ヴァルシオンとオルタナが主人を助けようと結界を張ってくれるおかげで、どうにか保てていた。

 どれだけの人たちを助けたか、いちいち数えてなんかいられなかった。それだけ必死だった。


「くそっ、どうしてこんな……!」

「見たところ、野盗の集団のように思えるがの。じゃが……」


 腑に落ちないといった表情のオルタナが、倒れている男を観察する。

 ボロボロの衣服に、刃こぼれが著しい剣。他の襲撃者も似たような格好だ。

 アインにもオルタナの言わんとしていることが理解できた。

 わざわざこの村を襲う理由が分からないのだ。金品を狙うほど栄えているわけではない。むしろもっと単純に、レネット村の悪評を知っている人間なら避けるべきだろう。それが情報に精通している盗賊といった類なら尚更。


「単純な強盗目的じゃない。きっと指揮している奴がいる。そいつを見つけ出さなきゃ――」


 探すとすれば、後は村の奥の方だけ。

 そういえば、まだ村長の姿を見ていない。もう避難したのだろうか。それとも……。そして、自分たちが世話になっている“あの人”もどこに行ったのか。

 妙な胸騒ぎと共に、アインたちはさらに奥へと進む。

 そのときだ。


「ちょ、あんたたち! なんでこんなことをするんだい!?」


 心臓が跳ね上がる。

 村から山奥へと続く出入り口付近。アインたちの数メートル前方に、二つの人影があった。

 エプロンを被った女性が、若そうな女性に縋りついていた。

 片方は間違いなくマルナだ。全身が黒くすすけているが、目立った外傷はない。僅かに安堵するアインだったが、隣の女性を見て瞬時に顔が強張った。

 腰まで伸びた黒髪の女。動きやすさを重視したような軽装に、肩や腰回りにアーマーを着用していた。冒険者然としているが、無論この状況下。レネット村を襲撃した一味で間違いない。唯一、他の仲間と違うところは、得物の大きさだった。細い体躯に似合わないバスタードソードを背負っている。


「あんたら何の権利があって! とっとと帰っておくれよ!!」

「悪いねぇ、ウチらも命令でやってんだ。恨まないでおくれ」


 口の端を歪めながら、女は冷淡に言う。


「こんな横暴許されると思ってんのかい!! 絶対許さないからね、あいつらが帰ってきたら絶対に――!!」

「ああ、うるさいね――」


 にやけていた女の表情が、途端に色を失くす。

 掴まれていた腕を煩わしそうに振りほどき、女は背中の大剣に手を伸ばした。抜かれた瞬間、炎を反射した刀身が鈍い光を放つ。


「ッ!? やめ――!」


 アインが叫ぶと同時。マルナの胸元から血しぶきが舞う。

 魔力を宿した炎よりも真っ赤な鮮血が大量に吹き出し、空を濡らす。よろめきもせず宙へと投げ出されたマルナは、ゆっくりと地面に倒れていった。


「あ……あ……」


 一切の躊躇なく人間を斬り裂いた女は、つまらなさそうにマルナを一瞥。見下ろしながら鼻を鳴らした。


「マルナさぁあああああああああああああん!!」


 喉が潰れそうなほどに、アインは叫ぶ。

 動かすべき足が、何かに拒絶されたかのように反応しない。

 直視している光景が、現実として受け止めきれない。

 力なく倒れているマルナからとめどなく溢れる血が、地面を濡らしいく。

 代わりに思い出されるのは、マルナの屈託のない笑顔。

 まるで息子のように自分を歓迎してくれて、いつも優しくしてくれた。追放されたアインの虚しさと、同様に家族の失ったマルナの寂しさ。互いを埋めるように、過ごした時間はあまりに楽しくて。心地よいひとときだった。

 ……それが、どうして。


「おや?」


 女がアインの存在に気付く。血に染まった大剣を肩に担ぎ、下卑た笑みを浮かべた。


「これはこれはアイン元・殿下。お久しぶりだねぇ」

「……何?」


 思考が停止したアインが、視線だけを女に向ける。

 初対面であるはずの彼女が自分を元・王子だと知っている。当然の如く、アインはその女など会ったこともない。


「といっても、ウチが一方的に知っているだけだけどね。とある仕事でね、ウィンザルト城で女中をしてたのさ」

「…………!?」

「いやぁ、あれはヤバい依頼だったよ。ヤバすぎて小便漏れちまいそうだった。なんてたって次期王様に毒を盛れってんだからさ」


 今度こそ、思考がショートした。

 アレグリフ家の長男、第一王子ラクフォードを毒殺しようとした事件。かろうじて未遂に終わったが、アインはその濡れ衣を着せられ、国を追放された。本当の犯人は雇われた新人の使用人だと言っていたが、その実行犯が目の前にいる。


「じゃあ……貴様が……? キルシュの命令で……?」

「依頼主はおっさんだったかな? いやぁ、傭兵団のしょうもない仕事をしていたウチらには、天からの恵みだったね。スパイみたいなのはウチの性分じゃないから、いやぁヒヤヒヤした! でもおかげで金がたんまりと入ったからさ、生活が潤った潤った!」


 女が言っているのは使用人統括のザットのことだろう。ザットはキルシュのお抱え。手を汚さずアインを追放し、あまつさえラクフォードを亡き者として処理しようとした。キルシュは足がつかない傭兵団に目を付け、城に侵入させて計画を実行してのだろう。


「これで縁が切れたと思ったんだけどね。どうもウチのことが気に入ってくれたのか、また依頼してくれたのさ。今度はこの村を潰せってね」


 嬉々として女は言った。

 金のためならどんなことでもする。違法な行為などお構いなしの闇の人間たち。だからこそ足が付きにくい。キルシュの思いつきそうなことだ。


「何の目的で貴様らは……」

「さぁ?」


 大仰に肩をすくめながら女は嗤った。


「依頼人に根掘り葉掘り聞かないのが、闇稼業のポリシーってもんさ。でも、いいじゃないか、こんな村存在すること自体がおかしいんだからさ!」

「……あ?」

「だってそうだろう? 魔物は害悪でしかない。世界には不要な存在なのさ。駆除は正当な依頼だと思うけどね。ここの人間もさ。仲良く暮らしてるなんてイカれてるよ」


 女はマルナに近付く。巨大な剣先で、まるで小さな虫をつつくようにマルナの頬を軽く触れる。


「このおばさんもまともな精神じゃないよ。ギャアギャア喚いてさ、魔物が仲間? どうかしてるね。おーこわ」


 頭の中で、何かが外れる音がした。

 ゆらり、と一歩。

 踏み出したその瞬間に、アインの姿が消えた。風もなく、音すらなく。


「!?」


 マルナの方に向けていた嗜虐的な表情が、驚愕に染まる。

 数メートル。離れていたアインとの距離が、縮まっていたのだ。

 否、アインの脚力によって一気に至近距離にまで詰めていたのだ。


「な……この……!」


 女がバスタードソードを勢いよくアインに振り上げる。重力落下の力任せの一撃。刃が長い分、至近距離だと扱いにくいが、女は器用に重心を後ろにそらしながらアインの脳天に刃を落とす。


 雷が乱れ飛ぶ。


 バスタードソードがその勢いを失っていた。

 アインが左手で受け止めたのだ。決して防御態勢が整わなかったからではない。魔力を帯びた手が質量を殺すように、軽々と素手で掴んだのだ。


「な……!?」


 女は言葉を失った。さらに力を込め強引に切り伏せようと押しこむが、びくともしない。

 アインの左手に付与された紫電がさらなる輝きを放つ。指先にほんの力を加えただけで、刀身にひびが入り激しく砕け散った。


「ひ……!」


 女は顔を引きつらせながら、たたらを踏む。

 尋常じゃないその魔力量。アインが持つ力、その片鱗だけでも怯えさせるには十分だった。

 女は一度後方に距離を取り、バスタードソードを投げ捨てる。


「こんの……調子に乗るんじゃないよ!!」


 火球が女の手のひらから生まれる。ありったけの魔力を込めているのか、火球はみるみる巨大化していく。完全に冷静さを失った女は破れかぶれの一撃を放つつもりなのだ。


「はは、ははは……! 死ねぇ!!」


 狂ったように笑いながら、女は火球を撃つ。業火と化した火球は、この村を焼く炎とは比較にならない。呑み込まれれば、人体など呆気なく消し炭となってしまうだろう。

 しかし、アインは動かなかった。

 だらりと下がった上半身。意識すらないのではないかと疑うようなふらついた身体が、ピクリと反応した。眼光を鋭く火球を射止め、右手に持ったルインシュトラハータがまっすぐに炎を突き破る。

 中心を抉り取られた火球はあちこちに飛散。爆発すら起こさず地面に落下していく。


「…………ッ!?」


 女は今度こそ悲鳴にならない声を出した。

 紛うことなき化け物。眼前の青年に恐怖し、身が竦む。

 アインはその一瞬の間に、女との距離を詰めた。

 引きつった女の横っ面を、槍の柄で殴り飛ばす。ミシリと軋みを立て、紫電が弾ける。軽くはたくように振るっただけで、魔力が女の脳を貫いた。

 その一撃だけで女の意識は既に飛んでいた。

 だが、アインは容赦しない。

 一切の慈悲もなく、ただただ殴りつける。槍の矛先で致命傷を敢えて与えないよう、切り裂くだけの手加減。女は為す術もなく人形のように打たれ続ける。

 そして。

 無数の攻撃が終わり、くずおれた女にアインは槍を突き立てた。

 血がべっとりと付着した穂先が鈍い光を放つ。冷たく見下ろしたアインが、女の胸めがけ勢いよく振り下ろす――。


「そこまでじゃ」


 アインの腕を掴んだのは、オルタナだった。槍の穂先は女の胸から数センチ上で止まっていた。剥き出すほど見開かれたアインの瞳が、ゆっくりとオルタナに向く。


「もうよい、主殿。十分じゃよ」


 悲しげにかぶりを振るオルタナ。徐々に平静さを取り戻したアインの手から槍がするりと滑り落ちて、地面に甲高い音を奏でた。


「ア……イン……」


 今にも消え入りそうな、かすれた声。

 その弱々しい声に、アインはハッとして素早く振り返る。


「マルナさん!!」


 横たわるマルナに駆け寄り、抱き起こす。


「来て……くれたん……だね……」

「マルナさん! しっかりしてください!!」


 アインはマルナの身体を見て思わず呻いた。

 斬られた傷は肩口から下腹部の辺りまであり、かなり深い。それがどれほどの痛みを伴うのか計り知れない。

 なのに、マルナは微笑んでいた。虚ろな眼差しにアインは映っているのかは定かではない。

 それでも、優しい笑みを浮かべていた。


「ごめん……よ。この村を守れなかった……よ。せっかく、アンタたちが守って……くれた……ってのにさ」


 咳き込んだ口から血液がこぼれる。呼吸も浅い。

 唇を噛み締めたアインは後ろに立つオルタナの方を向く。


「オルタナ!!」


 首を横に振って項垂れるオルタナ。

 もう手の施しようがない。回復魔法も意味がない。そう言外に告げられ、アインの心は痛いほどに締め付けられる。


「はは……変だねぇ。楽し……い時間って、そう続かな……いもんなんだね。もし……私と死んだ旦那に子どもが……いたならこんな生……活だったんだろうって、思ってた」

「何言ってるんですか。まだ、これからじゃないですか。俺もお世話になった恩を返し切れてないんですから」


 答えるアインの声は震えていた。こらえきれない感情が涙となって頬を伝う。


「あり……がとう。アンタたちと出会えて本当に……よかったよ。これからは、アンタたちの思う通りに生きるんだ……よ」

「マルナさ……」


 マルナから生命の灯が消える。

 だらりと下がった手をぎゅっと握りしめ、アインは嗚咽を漏らした。


「主殿……」


 生みの母親とは死別しているアインにとっても、マルナはもう一人の母親だった。気さくで朗らかでいつも明るい太陽のような女性。いつも元気を分けてもらい、アインの心の拠り所になっていた。

 共に暮らした時間は、あまりに短すぎる。

 燃え盛る炎とは逆に、冷たくなっていくマルナの体温。微かに残る温もりを噛み締めながら、アインは顔を上げる。


「……村の消火を急ごう。まだ生きている人たちがいたら助けないと」




 完全に沈下したのは、二時間ほど後のことだった。

 言うまでもなく、村は全焼した。家屋はことごとく焼け焦げ、雨に交じって湿度を帯びた焦げ臭い匂いを放っている。

 あれだけ緑豊かだったのに、今は黒と灰しかない。動物や木々、作物も何もない。

 そしてそこに住んでいた人たちと魔物たちも。

 残ったのはかろうじて数人。強襲を受けた際に素早く逃げおおせた者たちだけだった。救助活動もほぼ意味をなさなかった。

 死体を村の外へ運び出すだけで精一杯だった。

 アインは亡くなった人たちを外に並べ、黙とうを捧げた。その中には村長もいた。自宅で娘と一緒に亡くなっていたのだ。マルナや他の村人と、それに魔物もこれから埋葬するつもりだ。


「――もう許せない」


 黙とうを終え、アインは熱くなったまぶたをゆっくりと開ける。


「キルシュを倒そう」


 アインは決意に満ちた眼差しで、後ろに控えるオルタナとヴァルシオンに言った。


「……良いのじゃな? 故郷に反旗を翻すことになるぞ」

「ああ。このまま放置しておけば、もっと多くの被害者が増えてしまう。アイツのせいでこんな悲しみが生まれるなら、俺はあの国を潰す」


 オルタナの確認に、アインは迷わず首肯した。

 これまで散々苦しめられてきた弟の存在。標的が自分にだけ及ぶのならまだ我慢できた。

 だがもう許すことはできない。看過できないところまできてしまった。

 きっと、キルシュはアインがこの村に住んでいるのを知っている。アインの居場所を奪う為、この村を襲うよう仕向けたのだろう。だから、この村の人たちを死なせてしまったのも自分の責任。

 その罪を背負い、アインは復讐する。村人たちに捧げた黙とうは、その誓いも込めていた。


 ――もう、迷いはない。


「ならば、妾も行こう。盛大にやってやろうではないか」

『我も勿論、同行しますぞ!! 王国の一つや二つ、滅ぼすのは一瞬です!!』


 オルタナとヴァルシオンも賛同。互いに見合わせながら、微笑み合う。


『して、アイン様。この女はどうしますか?』


 ヴァルシオンの横で縛られた女が、ヒッと短い悲鳴を上げる。勢いあまってアインが殺しかけた傭兵団の女団長だ。真横の巨大な狼に怯えてずっと震えている。


『殺しますか? 我なら簡単に頭をもぎ取ってやりますが』

「いや。キルシュを破滅させるには物理的だけじゃ意味がない。そいつは貴重な証拠。全てを暴いたうえで、完膚なきまでに奴を叩き潰す」


 冷徹な目で女を一瞥し、アインはヴァルシオンを撫でた。柔らかな毛並みが、アインの心の平静を保たせてくれるようだった。


「ならば王の方は妾に任せてもらおうか」

「オルタナ?」

「ちと考えがあるのでな。ま、楽しみにしておけ」


 自信ありげな笑みを見せ、オルタナは言った。

 彼女のこうした自信に満ちた振舞いには、いつも勇気づけられてきた。オルタナと出会えて、心底感謝している。照れくさいから言葉に出さないが、アインは何も聞かず、ただ無言で頷き返した。


 本当にこの二人と出会えて良かった。


 雨が上がる。

 雲の隙間から見えた月が煌々と、決意に満ちたアインを照らしていた。





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