第2話 人を殴りながら「人を殴るのは悪いこと」と叫ぶ

あなたは人を殴りながら「人を殴るのは悪いことだ!」と声を大きくして言う人を見たことがありますか?少なくとも、私は無いです。そしてあなたも無いと思います。

「そんなこと、有り得ない」なんて思いました?でも、それと類似することがテレビやインターネットなどで「正義」として公開されてるのです。

ここで「それと類似すること」が何なのかは明記しません。ここでは仮に「暴力」と呼ぶことにしましょう。「仮に」ですよ。

暴力は我々皆んなしています。自覚無しで。悪気無しに。本当ですよ?皆んな気づいていませんけど。それならまだしも、「暴力ってダメよねー」とか「暴力はダメだ。だから今は無くなってる。」とかなんとか言われているんです。

それを聞いても尚、私は考えを改められない。これがもう、どれだけ暴力が当たり前に浸透してるかを表している気がする。

暴力が何か分かったら、あなたは凄いですね。

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