第128話 ヤンデレ妹の兄ストーキング開始
――――【愛目線】(フォーネリア王国到着前)
「ククク……愛よ、たった三日離れただけでこのざまか? そんなに股間を濡らして、俺のモノが欲しいか? このドスケベ娘めが!」
「おにぃのいじわるぅ! 焦らさないでおにぃの逞しいモノを愛のお
「なんだ? その態度は。欲しいならちゃんと懇願するんだ。ブラッドさま、この淫乱な愛にブラッドさまの硬くて熱いモノを入れてくださいとな」
「我慢できなーい!」
「愛!? そ、そんな卑怯なっ!」
おにぃのズボンとパンツを一気にひん剥いた♡
―――――――――自主規制―――――――――
お肉ソーセージを舐め、舐め♡
―――――――――自主規制―――――――――
「濃いぃぃ。ふふっ、おにぃの赤ちゃん汁を飲んじゃうと発情しちゃう」
「愛!?」
「おにぃ、夜明けまで愛の赤ちゃん部屋にいっぱいちょうだい!」
――――朝。
「愛ちゃん? 愛ちゃんったら」
「んにゃ? あれ、おにぃは? 昨晩はおにぃとお楽しみでしたね、だったのに……なんでねーぽんが?」
おにぃに種付けされたと思ってたのに目を覚ましたら、ねーぽんの顔があった。
「もう、ブラッドさまはフリージアさんを助けに行ってること、忘れちゃったの?」
「ああ……夢だったのかー……」
おにぃのことを想い過ぎて、あんなえっちな夢見てしまうなんて……。
「愛ちゃん!?」
「ねーぽん……なんでだろ……涙が止まらないよ」
おにぃが旅立って数日しか経ってないのに、寂しくて人前なのに泣いてしまってた。
「愛ちゃん、私じゃ頼りないかもしれないけど、一緒にいてあげるから」
「ありがとう……ありがと……わぁぁぁーん」
「いつも落ち着いてる愛ちゃんがこんなに取り乱しちゃうなんて……」
おにぃのことを考えるだけで情緒が不安定になってしまう。
ねーぽんは私の頭を抱き、髪を優しく撫でて慰めてくれていた。おにぃからお留守番しておくように、って言われてたけど、もう無理で限界だった。
私のお目付役を勤めていた子のところを訪れる。部屋に入ると忙しそうにしていたけど、ちゃんと相談に乗るようにって、おにぃから聞いているんだろう。手を止めて、私が話すのを待ってくれてた。
「こびたん……おにぃのところに行きたいんだけど……」
「愛さま、それはできない相談ボフゥ。ブラッドさまから愛さまが追いかけて来ないようにしっかり見張れと仰せつかってますゆえ」
「そっかー残念無念。せっかくこびたんの好きなエクレアがあるんだけどなぁ。持って帰って、愛がぼっちで食べちゃうかー」
「お、お待ちになってくだされ! せめてお話だけでも聞かせていただきましょう、ボフゥ」
エクレアを平らげたこびたんだったけど……。
ぼふゅー♪ ぼふゅー♪ ぼふゅー♪
見事な寝息を立てて、夢のなかだ。
「ごめんね、こびたん……。おにぃから、こびたんが叱られるなんてことのないようにするから。せっかくおにぃと再会できたのに置いていくなんて酷いよぉ。フリージアちゃんを迎えに行くなら愛も一緒じゃなきゃね」
こびたんには申し訳なかったけど、おにぃへの想いが抑えきれなくて、一服盛ってしまった。こびたんが眠っている間に出立しなきゃ、と思っていたときだった。
「コビウルさ~ん? いますよね~? って!? 愛さま!」
「おーきん!?」
マズい……見つかっちゃった……。
かくなる上は……。
杉スキルを発揮し、おーきんを眠らせようかと思ったときだった。
おーきんは大きく頷き、こびたんが寝冷えしないよう上着を被せながら愛に伝えてきた。
「ブラッドさまの下に向かわれるなら、ぜひこの子を連れて行ってください。なにかのお役に立てると思います」
おーきんが愛に手渡してくれたのはリッチスライム。
「おーきん、ありがとう!」
私の手にぴょこんと飛び乗るとリッチスライムが……。
「リッチー」
「わっ、鳴いたよ」
「ええ、声帯はないみたいなんですけど、ぷにぷにした身体を震わせて、声のような音を出せるみたいなんです。それで魔法が使えるみたいですね」
「ふーん。おーきんは物知りなんだねー」
「あ、いえ、そんなことは……。愛さまに比べれば全然詳しくないです。あ、そうだ……これはブラッドさまには内緒なんですが実はリッチルにはまだ隠しスキルがあるんですよ」
「隠しスキル?」
「はい、魔法少女物みたいに変身できる力を付与してくれます」
「ほほう、詳しく説明してくれるかな、おーきんくん」
―――――――――あとがき――――――――――
とうやら風邪を引いてしまったようで、なかなか執筆ペースが上がらずアイドリングモードです。早く治して今よりたくさん書けたらなぁ……と思っております。とにかく治して、こちらを完結させないとね!
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