無題

大きな、コウハイというべきか

よおっ、きみ

時間余りそうだな

一緒にそれ戻しに行こうか!

…一度、二度、…四度目の現場

そうか、しまったな

最初の情報だけ生きていた。

流れ作業のだんまりに馴染む 確かな意思か

信じてか。


その男の目的

風の世に

固定される業績

石のように固まる


何が目標なのだ

仕事とカネ

1度目の躍動を

あと何回まで覚えているのか。


お湯をかぶせてその子のハートに

歯がのぞくように

俺の爪の泥がコテコテに黒光り

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