第32話 お題【堕ちた温泉】【壊れない】【裏面】
薄暗くてじめっとしている。
全身の皮膚が押さえ込まれそうな感じ。
まぁ、ここは湯屋だから湿度が高いのは分かるんだけど、何故こんなにも暗いんだ? 江戸時代じゃああるまいし。
それにしてもこの風呂桶、この手触りと言い木製か? 何かヒビみたいなのが見えるし。これ壊れないのだろうか?
何だか、堕ちた温泉と言うより、幽霊屋敷とでも言った方が良さそうな薄気味悪さだな!
ん? この手桶、裏面に何か書いてあるけど、これは一体……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます