第3話
「藍佐、アンタお見合いしない」
ある日、母親の芳美がとんでもないことを
言い出した。
「芳美ママ、気はたしか?わたしまだ16歳
だよ」
「いいんだよ、年なんか何歳でも!おまえ
モテると思うんだよね。わたしの娘で
器量はいいんんだから。どうして
いまだにバージンなんだろうね」
芳美が首を捻った。私の顔は
恐らく真っ赤だ。
どうしてわたしがバージンであることが
わかったのだろう?
必死で秘密にしてきたのに。
「わたしはバッ、バージンなんかじゃあ」
「じゃあ、オルガスムス知ってる?」
こいつらーーーーーっ。
オルガスムスがなんぼのもんじゃい!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます