第9話 お泊まり会
今日はカナのお家でお泊まり会をする日だ。正直行こうか悩んだがカナ以外にも2人いるそうで、流石に何人もいて何かしてくることはないだろうと思い行くことにした。
「カイトくん今日は来てくれてありがとねー」
「失礼しまーす」
カナの家に着くとすぐにお出迎えに出てくれた。
そのまま部屋まで案内してくれるカナに着いていく。まだ先には誰も来てないようだった。
「一番乗りー、他の2人は誰がくるの?」
「んー来てからのお楽しみで、まあまあとりあえず遊ぼっか」
そう言いテレビにセットされていた相撲ブラザーズを起動し開始する。
「せっかくだし、罰ゲームアリなんてどうかなーみたいな」
「罰ゲーム?例えばどういうの?」
何か歯切れが悪そうな感じでカナが罰ゲームを提案してくる。
「まあまあ、無理なのとか嫌なのは拒否できるってことでできる範囲でみたいな」
「んーまあ、そういうことならいいよ」
普通に面白そうだしとりあえずオーケーを出す。
「それじゃあレッツファイトー」
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「はい、私の勝ちー」
「まじか...」
かなりの差でボコされた、男はゲームが弱いなんて言うがカナがここまでとは思わなかった。
「じゃあ罰ゲームね、何にしようかなー」
手をワキワキとさせながらこちらを見てからカナ。顔がいやらしい
「とは言っても最初だしね、とりあえずブリッジして!」
「うぇー、地味に嫌なやつだ」
とりあえず言われるがままブリッジをすると
「ふーむ、いいですなー」
股に顔を近づけながら顎に手をかけ、何かを吟味する様に見てきた。
「くっ、なんか屈辱」
カナは鼻をふんふんと鳴らしながら、手を伸ばしお腹に触れる。そのままスリスリとくすぐる様に触れられ我慢できずにブリッジが崩れる。
そんな辱めを受け顔を赤くしながらカナを睨みつけていると何事もなかったの様に
「それじゃ、次行くかー」
などと抜かしているのであった。
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