第6話 2人で催眠アプリ...
催眠にかかったフリをしカナにハグされている最中にコトミさんに見られてしまった。
「カナ、カイトくんこれどうなってるの?」
コトミさんがペタペタと俺の体を触りカナに状況を聞いている。
「いやーこれ使ったら綺麗にかかっちゃって」
そう言いながらスマホの催眠術アプリを見せるカナ。
「ふーんつまりカイトくんは今催眠状態でカナはやりたい放題してるんだ」
「それは...なんていうか、ほら、コトミも一緒にどう?」
カナは俺の服を少しまくってお腹を出し、コトミさんを誘うように誘惑する。
(お腹をガン見されてる)
「本当に催眠なんてかかってるの...?」
コトミさんが確認するように俺の目の前で手を動かす。
「ほらほらー」
カナが俺の胸をすーっと撫でさらにコトミさんを煽るように見せつける。
「あーもう我慢できない」
コトミさんが俺の体を撫でるように触り始める。
「そうでしょ?私もカイトくんに酷いことしたくなかったんだけど、こんなの我慢なんて無理だよね」
カナもそれに加わり俺の体を触り出す。
クラスメイトの女の子2人は段々とヒートアップしていき、無我夢中に俺の体に触れている。
そんな中カナの手が俺の体の少し敏感なところに当たり体がビクリと跳ねる。
「今カイトくんビクッてした?」
「ここかな?」
また俺の体の敏感な場所をグリグリとイジられ体が跳ねる。
(これ以上はやばいかも)
色々と我慢できなくなる前になんとか終わらせないといけない。
「ふひひ、カイトくんも弱いんだここ」
「催眠状態でも分かりやすいくらい反応しちゃって」
2人の攻めはさらに過激になっていく、これ以上はまずいと思いバタリと体を後ろに倒れ込ませる。
「あれ、俺何してたっけ?」
(倒れた衝撃で催眠から目覚めちゃう作戦)
「カ、カイトくん?あーえっと、おはよう...?」
カナは見るからに動揺して口が回っていない様子だ。
「カナ?おはよう、なんか顔が赤いよ、それにコトミさんまで」
「あーそうかな?アハハ...」
「私はたまたまカイトくんが教室で寝てるのが見えたから」
「そんなことよりさ、これ見てよ、ね?ほら」
「なんだよそれ、やだよ、ちょやめろって」
カナがまたスマホを使い催眠術アプリを見せようとしてくる。
「いいからーちょっと見るだけでいいからー!」
「なんだよそれ怪しいな、余計嫌だよ」
このやりとりはかなり長いこと続いた。
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