深緑の戦場

「みなさん集まっていただき感謝します。今回集まっていただいた理由は皆さんの戦力アップを特に見込める人たちです。」

「それはいったいどういうことですか。」

「私には分かるんですよ。なんと言われようと部隊ナンバー01ランキングNo,3なんですから。私の目、耳、鼻がそう感じたとそう言うことです。それではあとはキュウキ隊長お願いします。」

納得したようにざわつきもなくなり次の話に入っていった。

「君たちには秘密裏にこのトレーニングをしてほしい。もちろんその目的だけはだ。トレーニングをしていること事態はばらしても良いぞ。今回集まってもらった人にはランキングNo,1のポテンシャルがある。断言はし難いがそれなりのトレーニングをすれば最強クラスにもなれるってことだ。そしてここからは最上級の組織秘密事項だここからはいかなる理由があろうともばらしてはならないそれを守ることができてこれらトレーニングをこなせる自信があるものだけここに残れ。」

誰も退室することはなかった。

「それでは話しを再開する。このトレーニングは内容はともかく精神を成長させるものだ。特にトラ、クジャク、ヘビ、カメ、タマモ君たちは特に大きなポテンシャルがある。」

そのときタマモが

「ビャッコ、スザク、セイリュウ、ゲンブ、タマモノマエですよね。」

全員が驚いていた。

「どこでその情報を。まあいいです。私の隊の人間はいずれ必ずそれを教えるつもりだったからな。その通りだこの紙の内容をこなすと低確率で名が進化することがある。例をあげるとそこのタマモやここにいるテンコ、現在任務をこなしているシンコは全員キツネの名であったそれがタマモ、テンコシンコになっている。全員2歳までの覚醒であったからほとんど記憶無さそうだがな。」

自分でも知らなかった。キツネの名であったことを。

「聞いたんですよ。僕の中の影にね。」

「影ってまさか、お前顕現を使えるのか。そのわりにはその影の影響をもろに受けてるがな。その影を押さえ込めるような修行をしろ。お前の話はそれからだ。」

「了解」

そういって静かに話を聞いていた。

「名を関するものには5つの階級がある。そのなかで最も上が神、そこから神獣、大妖怪、妖怪、動物だ。ただし例外もある。それがお前たちだ。出世魚って知ってるか。あんな感じで強くなるごとに名が変わるんだ。例えばヘビはリュウで大妖怪、セイリュウで神獣になる。」

それから質問もなく内容説明も終わり解散となった。

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