第43話

中有2

 

 わたしは落下し続けていた。ひょっとしたら上昇していたのかもしれない。あるいは静止しているのかも。それくらい、自分がどんな状態なのか、自分では、はっきりと判別できなかった。時間も空間も超越した、やわらかなくらもやのなかにいるようだった。

 わたしがあの古代山脈の頂き付近、事象の果てで飛び込んだのは、この世のあらゆる存在を呑み込む虚無だった。すべては影であり、永劫に影でしかない、そのような場所だ。〈場所〉というのも、実際はヒトであるがわたしが、それを認識しようと悪戦苦闘した結果の比喩でしかない。虚無は〈空間〉ではないし、存在もしていなかった。ふつうヒトは、存在していないものを〈認識〉することは難しいだろう。少なくとも〈経験的〉には困難なはずだ。そのような状態のなか、わたしの意識は次第にほどけていった。わたしもまた、虚無の一部になるのだと思った。生命というくびきから、あるいは〈個〉から解放されて、大いなるものと一体化するのだ。わたしは、生まれて初めて、と言ってよい安らぎに包まれようとしていた。

 だがそのときわたしは、声を聞いた。聞き慣れた〈名付けえぬ神〉の声だ。その声はこう言っていた。もう一度〈生〉の憘びを味わいたくはないか? いや、一度などと吝嗇けちくさいことは言わない。望めば、何度でも好きなだけ味わうことができるぞ、と声は囁くのだった。柔らかい草原を駆ける素足の感触。芳しい空気の甘さ。泉の水が喉を下る清々しさ。食べ物を噛み砕き口いっぱいに拡がる旨味を堪能する。愛しい者と見つめ合う胸の高鳴り。肌と肌が触れ合う官能。激しく唇を求め、欲情をぶつけ合う快楽。思うさま権勢を振るう悦楽。黄金と名誉で贖われる虚栄心……。

 恐ろしい誘惑だった。何であれ、ひとまずは死に抗おうとするのが、生命の本性ではないだろうか。心ではなく、肉体が〈生〉を求める。自我を持つヒトとて、それに変わりはない。人生に意味を見出だせず将来に夢や希望が無くとも、そこに先の知れたうんざりする日々しかないとわかっていても、とりあえず〈生きて〉いたい。わたしは誘惑に抗うことが出来なかった。

 こうしてわたしは、すべての人びとの思いに優る平安を、自ら棄ててしまった。わたしの変転は、まだ終わりではなかった。

 

 とある世界でわたしは、いとけない男児おのこだった。両親に恵まれ愛されて育ったが、事故で未来を奪われた。また別の世界では、足腰の萎えたおうなでもあった。媼は飢饉のさ中に、ひっそりと衰弱死していった。わたしは飼い猫であり、森を闊歩する芋虫であり、忘れられた箪笥でもあった。液体メタンと溶解窒素の海を漂う欠片だったこともある。数多の世界、数多の宿主をわたしは渡り歩いた。宇宙空間を旅する氷の塊だったこともあった。その塊は、さる恒星の重力に抗し切れずに突入し、燃え尽きた。

 

 目が醒めたとき真っ先に感じたのは、重力だった。それがわたしを、ひどく混乱させた。母なる海で誕生した原初の生命が、波打ち際からそろそろと陸上へと進出していったときに感じた、初めての感覚。浮力の恩寵が失せ、手足に惑星の負荷が直接かかってきたときの驚き。普段は意識していない、わたしたちを縛りつけているかせを、ふと思い出してしまった、そんな瞬間。それがわたしに訪れていた。

 やがてわたしは自分が、見知らぬ部屋で椅子に座らされていることを、認識した。光源の定かでない仄かな明かりで、部屋の中がぼんやりと浮かびあがっている。ときどき、夢の世界とめざめの世界が地続きになっていることがあるように、わたしはごく自然に、自分のいる場所を受け入れた。

 椅子は座面が硬く、お尻が痛い。そんなことをまず思った。それだけじゃない、とわたしは気づいた。両手がストラップでひじ掛けに固定されており、胴体には幅広のベルトが巻かれている。両足にもストラップははまっていて、椅子の前脚にくくりつけられている。つまりわたしは、椅子に縛められ、身動きできない状態にさせられているのだった。

 ふと気づいて、自分が普段着なことに安心した。本能的に、身の安全を確かめていた。有り体に言うなら、変質者に乱暴されていないかを探った。スプリングコートとマフラーは脱がされていたが、服は身につけている。緑色のシャツに、黒のパンツ姿だ。少なくとも、現時点でレイプはされていなさそうだった。あるいは、そう信じ込もうとした。

 それで少しだけホッとして、ようやく周りを見渡す余裕が出てきた。

 わたしが座っている椅子は、旧時代の電話ボックスのような、透明な箱のなかにあった。背もたれに邪魔されない範囲で首を廻らせてみる。ガラスを透して、コンクリート打ちっぱなしの、無機質な壁が見えた。ガレージとか倉庫の内部のように思える。

 照明が点いていないのにそうした様子がわかるわけが、ようやくわかった。部屋の隅の床に、アウトドア用の電気提燈ランタンが置いてあった、そのオレンジ色の灯りが、あいまいに周囲を照らし出しているのだった。寒々しい壁に囲まれているが、気温は低くない。むしろ空気が澱んでいて、ムッとする温気うんきを感じる。遠くで機械音のような轟きを感じるが、総じて静まり返っている。

 徐々に、記憶が戻ってきた。

 わたしは、彼と一緒に〈図書館〉に来ていたはずだった。彼と離れて、一人で本棚のあいだを逍遥していたとき、アルコーブのように奥まった書見台で、苦しげに呻いている利用者に遭遇した。お人形さんのような可愛らしい女性で、わたしは自分から声をかけた。だがそうやって、親切心で声をかけてくる相手を、狙っていたのだ。巣の真ん中で待ち構える女郎蜘蛛のように。太ももにチクッとした感触のあったあと、わたしの視界は急速に傾き、意識が遠退いていった。きっとあのとき、何らかの薬品を使われたのではないだろうか。ケタミンのようなデート・レイプ・ドラッグの類いが……。悪い想像が暴走しかける。いま着衣の乱れがないからといって、意識のないあいだにどんなことをされたのかわからない。屈辱的な画像を撮影され、それがネットで拡散されれば、生きていけない。性被害者をなじる公正世界仮説のバイアスが、世界からなくなることはないのだ。

 そこまで考えていたとき、薄暗がりの部屋に明かりが射した。電気提燈ランタンとは違う、強烈な明かりだ。壁の一部が開いて、そこから、向こう側の照明が入ってきたのだ。

 入ってきたのは、光だけではなかった。

 光源を背負って、男のシルエットが浮かんでいた。シルエットの手には、ボストンバッグらしきものが握られている。しばし立ち止まっていた男は、やがておもむろに、室内に足を踏み入れてきた。

「目が覚めたようだね、お嬢さん……」

 男の声は、ひどく柔和だった。猫なで声と言ってよい慇懃無礼さがある。獲物の悲鳴ならば、どれだけでも忍耐強く耳を傾けていられる、そんな気配が感じられた。もちろんそれは、優しさなんかじゃない。舌なめずりしながら、相手を見下している、優越感のあらわれだ。

「あなた誰?」

 男が軋み音を発する。それがわらい声だと気づいて、下半身がスウッと冷たくなった。

「不思議だよね。みんなそう訊くんだ。《あなた誰?》って。どうでもいいことなのにね。ひょっとしたら、誰だか特定できたら、状況が変わると思っているのかね。どうなの?」

 わたしの舌は凍りついたみたく、動かなかった。暗くて細部まではわからないはずなのに、人を莫迦にしきった男の表情がはっきりとわかる気がする。獲物を生かして帰すつもりが微塵もないことが、ありありと感じられた。恐怖がわたしの心をわしづかみにした。全身を悪寒が包み、おこりに罹ったように震え出す。歯の根が合わず、滑稽なくらいカチカチと鳴った。

「お願い……わたしを帰して……」

 自然と涙が溢れだした。

「誰にも言わないから……」

 男が少し近づいた。うっすらと顔立ちがわかる。ハンサムな部類に入る男の相貌が、ひどく醜くく歪んだ。口調で、呆れ顔になったのだと知れた。

「誰を連れて来ても一緒だな。一度だって、独創的な会話になったためしがない。飽きたよ、正直。《誰にも言わない》だって? 言わないわけないだろう?」

「本当に、本当にしゃべらないから……お願い……お願い……します……」

 下半身を生暖かいものが伝わった。わたしは失禁していた。男がそれに気づく。

「ああ、気にしなくても大丈夫だよ。どうせそこは全部水洗いするんだ。ーー何も残さないようにね」

 男がまた、軋み音を発する。耳障りなそれは、やがて鼻歌に変わる。上機嫌で男が、ボストンバッグから道具類をとりだす。古めかしい医療器具に見えた。メスのようなもの、ノコギリのようなもの、ペンチのようなもの……。それらを見せびらかすようにして、部屋中をうろうろする。わたしは、おぞましさに卒倒しそうだった。

 そのとき、不可解な現象が起こった。

 一瞬、男の整った橫顔が、別の男の顔に見えたのだ。それは猪首に鷲鼻の男で、男性的だがどこか愛嬌のある風貌に感じられた。不思議だった。まったく見知らぬ男のはずなのに、沸き上がってきたのは、心の奥底がじんわりと温まってくる感覚だったからだ。

 男が立ち止まって、わたしを眺める。獲物をどう料理するか、見定めようとしている。しかしわたしは、別のことに気持ちを持っていかれていた。男の全身に、二重露光ダブルエクスポージャーのように別人の姿が重なって見えた。太りじしの、赤子のような体格の男で、お世辞にも見目良いとは言えない。にもかかわらず、わたしは身体の奥底に疼くような昂りをおぼえた。

 わたしの身体が、またも震えだした。恐怖による悪寒とは別物だった。胸を締めつけられるようなそれは、愛しさであり、懐かしさであった。二度と相見あいまみえることはないと思いなしていた者との邂逅、その歓びに、わたしは翻弄されていたのだ。熱い涙が、とめどなく頬を流れ落ちた。

 わたしの態度に、男は不審をおぼえたようだった。

「ーー妙だな、お前。私が怖くないのか?」

 男が不満そうに顔をしかめた。獲物が期待通りの反応ーー怯え、混乱、哀訴ーーを止めたので、苛立っているのだ。

 たしかに、わたしはもう男を恐れてはいなかった。邪な欲望を満たすため、スウ・ローを誘拐し、いたぶった男など何ほどのものでもない。わたしは男を透して、男の中にいるモロクを見つめていた。

「嗚呼、神人どの、なにゆえ御身はこのような姿でーー」

 人によってはそれを、前世の記憶と呼ぶかもしれない。だがわたしは、自分がどういう存在だったのかを取り戻しただけだった。わたしはすぐさま、〈名づけえぬ神〉に呼びかけた。神は、あまねく存在する。どのような世界にっても〈名づけえぬ神〉は応えてくれる。たとえそれが、わたしに苛烈な〈生〉を繰り返すことを強いた性悪な存在であったとしても、わたしがすがることのできるのは、〈名づけえぬ神〉しかいなかった。

 たちまち、数多の次元の、数多の場面が感得された。わたしが知りたかったことをーー妹の行方を、神が教えてくれた。

「ゼフィール!」

 わたしが真っ先に口にしたのは、妹の名を呼ばわることだった。愛する妹は、いままさにこのとき、床に呑み込まれようとしていた。

「四号鉄塔……そこに居るの? 待ってそこは危険よ……嗚呼!」

 わたしは狂ったように全身を動かした。一刻も早く妹の許に駆けつけたい、その一心で、我を忘れてしまった。拘束された手足が、もげそうなほどめちゃくちゃに暴れた。

 眼前の男は、わたしの狂態に、なびいたように退いた。

 どうにかして、わたしを黙らせようとした男は、電話ボックスに近寄ると、傍らの器械を作動させた。ぶううううううんんん……と気味の悪い唸りを立てて器械が動き出す。巨大な金魚鉢めいた透明の球体の蓋が開いた。中に入っていたのは、水ではなかった。半透明のゼリー状の物体が、自らふるふるとその身を蠕動させて、移動し始める。そいつは、チューブを伝ってこちらにやって来ようと画策している。

 わたしはそれが、遥か遠い別の宇宙から召喚された、おぞましい存在だとわかった。あれは、わたしを喰らおうとしている。

 わたしはごく自然に、誦文ずもんしていた。恐ろしく年古としふりた原初の言葉によって、その半透明な粘液がたちまち〈燃えた〉ように発光した。粘液は身を捩り、震え、悶え、次第に容積を縮めていった。わたしが誦文ずもんを終えたときそれは、乾燥した海綿のように白化していた。

「うわぁぁぁぁぁっ!」

 男の怯えぶりは、ひとかたならなかった。ジリジリと後ずさると、とるものも取り合えずといった体であっという間に遁走に入った。壁の一部が扉になっており、そこから飛び出していった。

 わたしだけが、取り残された。

 男の無様に取り乱した姿が、逆にわたしを冷静にさせた。わたしが望めば、〈名づけえぬ神〉はわたしをここから連れ出してくれるはずだ。〈神〉は喜んで次元の扉を開くだろう。わたしをゼフィールの許へといざなうだろう。そしてわたしは、それを実行するつもりだった。

 ほんの少しだけ、わたしを躊躇させたのは、この図書館のどこかにいる彼のことだった。きっと待ち合わせに現れないわたしに、彼は怒っているだろう。でも結局は心配して、わたしを探し回ってくれるにちがいない。

 彼自身は、自分に自信が持てなくて、疑っているかもしれないが、わたしはーー少なくともスウ・ローは、彼を愛している。もしそういう強い言葉がお気に召さないならば、大事に想っている。彼と離れるのは辛かった。

 きっと彼も、わたしを探し続けるだろう。わたしがゼフィールやモロクを探したように。

 きっとわたしは、優しいあの人を傷つけてしまうだろう、そう思うと胸が締めつけられた。それでもわたしは、渦巻町を、〈図書館〉を、後にしなければならなかった。

 わたしは意を決して、〈名づけえぬ神〉に語りかけた。

 

 わたしが、〈名づけえぬ神〉との交感によって感得せしめたこの世界の本質とは、生生流転であった。すなわち、宇宙において、あらゆる存在は、変転そのものであり、ひとときの相に過ぎない。〈生〉は単に変化の一つの態様であり、〈死〉も消滅ではなかった。豊かな自然とは、次々と子孫を産んでは、その子を食べて栄養に変えていく『我が子を食らうサトゥルヌス』そのものだ。

 だがそれはあくまで、世界のことわりの〈外〉に立って観ているものの視点である。

 

 わたしを含め人間はーーというより地球ではぐくまれた生命は、基本的にこの世界の従属物であって、物理的な肉体というおり無しでは存在し得ない。生きられない。人間の〈しき〉ーー人格も心もーーは、脳という物理的器官による情報処理の結果であって、ゆえに、脳の機能が停止した瞬間、わたしたちの人格も心も消え失せ無になる。そして最終的に、わたしたちの肉体は朽ちて分解され、また世界の一部となる。

 だが、なまじ人格、あるいは心を持つ人間は、そうした事実に耐え難い。そのため人間は、〈魂〉の実在を痛切に願い、〈死んだ後に向かう場所〉を創造した。

 こうした営為を〈科学的でない〉といって退ける態度は、わたしには滑稽に映った。どれほど〈科学的思考〉を誇ろうと、〈死への恐怖〉から逃れられるかは、別の話だからだ。

 

 だからこそ人は、往古から不老不死に憧れてきた。また、〈やり直せるならば何度だってやり直したい〉と願うのは当然のことだ。

 しかし、たとえ転生によって〈死〉の運命から逃れられたように見えたとしても、人間がそれに耐えられないことを、わたしはすでに知っている。

 何度も数多あまたの次元を行き来し、何度も生まれ変わったわたしは、そうした〈繰り返される生〉が人間にとって、不自然極まりないものであることを、思い知った。そもそも、物理的な制約のうちに生成した人間の人格(心)は、斯様な非物質的な、〈繰り返される生〉に適応してはいないのだ。少なくとも、人間にとって安寧な〈生〉は、そこにはない。

 

 地球最後の大陸ゾティークでは、死霊術師ネクロマンシァンは民びとに忌み嫌われていたという。それは《生命の神秘に土足で踏み入っている禁忌》を冒しているからではない。《死という最終審級の安寧すら奪われてしまったら、如何にして今生という苦界をやり過ごせばいいのだろうか。人々は端的に、死から呼び戻されることを怖れていた》からだ。

 

 生者と死者を別つ境界を、安易に踏み越えるべきではない。〈生〉と〈死〉にまつわる根源は、不可解なままにしておくべきなのだ。輪廻転生を思い通りに行うなどという傲慢は、この世の〈外〉に立つもの以外に、許されるべきではない。

 わたしは〈名付けえぬ神〉の誘惑の本当の意味を知った。わたしたちは、玩具にすぎないのだ。わたしたちが数多の世界、数多の〈生〉を繰り返し、右往左往し、そして壊れていくのを、彼らは遥か高次元の高みから見物しているのだ。


* 

 人間は、生きるために生きる。戦場や都市でつねに生を脅かされる環境にある者は、ただ生き残ることにすべての力をそそぐ。運良く平和な場所におり、そこで生きる理由を見つけることができなくても人は、何となく死にたくない、といった程度で日々を過ごしている。

 人にできることは、それだけかもしれない。だがそれは、理不尽を従容と受け入れろなどという、おためごかしの諦念と同義ではない。少なくとも、そうありたい。柔らかく重たい闇に呑み込まれもがき苦しんでいる自分を、肯定などしてはならない。

 わたしは抗い続けるだろう。自分なりのやり方で。どれだけ不様で、みっともなく、お花畑で、恥知らずに見えたとしても。わけしり顔の〈神〉、〈真理〉の言葉を真に受けてはならない。耳を傾けることそのものはかまわない。そこから啓示を読みとることもあるだろう。だが、すっかり身を委ねてはいけない。わたしに、〈他〉と別つほどの〈個〉や〈価値〉がなかったとしても、今この瞬間、息をして、水を飲み、糞をひりだしているのは〈わたし〉なのだ。荒れ狂う大海に沈みながらも、執拗に足掻いて海面を目指す。それが生きるということだ。

 他者に、抗えなどと訴えることは、傲慢の謗りをまぬがれないかもしれない。けどわたしは、これ以上モロクに、自分の心を苛めないで欲しかった。

 だからモロク、もう止めて。もう多次元世界に救いを見出ださないで。

 

 小屋が見えてきた。

 わたしは懐かしい扉を開け放った。

 見知らぬ女がいた。しかし、わたしにはわかった。それが愛しい妹であることが。

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