第6話 管理AI【ローリエ】
俺は金髪に金の瞳を持つ
ホログラム【ローリエ】に説明された
彼女は特殊なAIらしく
ココの警備システムを管理しているらしい
しかしココへ何度もハッキングを繰り返した奴らがココに来るという情報を社員が入手
その後、対応しきれないと判断した上層部が正式に
俺達の隊長、
どうやら俺達に情報が送られてなかったらしい
「(……報連相に厳しい親父にしては珍しいな、戦場では命取りだぞ!!と怒られたもんだ)】
そんな事を考えているとローリエが
「ハッカー達は先程、このサーバールームより更に奥にある独立している区画に侵入して行きました、其方(そちら)の区画は完全に独立している為、私では対処できません、貴方に向かって頂きたいのです」
なるほどな、ホログラムのコイツは物理的に動けないし
警備システムも恐らく独立しているから
コイツは何も出来ないのか
「ローリエと言ったな、敵は何人侵入したんだ」
「私が確認している人数は一人でした」
一人だと、一人でココのセキュリティを突破して侵入しているのか?
相手は相当にヤバそうだ
ローン、ステイン、桔梗の力が必要かも知れないな
「それなら俺の仲間が外で待機しているはずだ、そっちを入れてやってくれ」
「…申し訳ありませんが不可能です」
「何故だ?」
「大規模なジャミングがされている様で一部システムが使えません」
「わかった、復旧後は直ぐに入れてやってくれ」
「…わかりました」
「時間は…無いだろう、俺だけで行くしかないな」
「わかりました、それでは途中まで案内させて頂きます」
そういうとローリエは浮きながらハルを道案内していった
ーー
ー
「私が案内出来るのはココ迄です、お気を付けて」
「そうか、ありがとう!」
「万が一、何かあれば火災報知器を鳴らして下さい、そうすればスプリンクラーが作動し緊急時には私にデータが移行されてデータが盗み出される阻止される確率が上がります」
「わかった」
俺がそういうとニコッとした笑顔で深々と、お辞儀をして俺を見送ってくれた
ーー
ー
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