第22話 状況確認。休息①

「、、、と」

「はると!」

どこだここ?確かあの後に倒して、、

「静かに。ここは病院ですよ。」

と周りを見渡すと自分のように倒れている人が多数いる。

「どうなって、、」

「あなたたちが倒れていたのを1人の救助員が伝えてくれて病院に連れてきました。」

「なるほど、、」

と立ちあがろうとするがなかなかできない。

「いろいろ聞きたいことがあるんですが、、」

「私はこの後も仕事があるので、事情は仲間から。」

そしてその人は去っていった。

「大丈夫か?」

と透也が言う。

「おう。それよりも今は現状が知りたい。」

「お前が奴を倒した?後に全員ここに連れてこられたんだ。」

「そうだな。」

「そして今いるのは化け物討伐協会の治療部門の埼玉本部にいる。」

「なるほど。その治療は、6式でやっているわけか。」

「そうだ。今大変なことが起きているらしく、ここに6式使いが集結しているんだ。」

「大変なことって?」

「埼玉の5ヶ所で守護者が出たらしい。」

「え?」

「今日は時間が来て帰ったらしいが、、」

「だからこんなに、、」

「そうだ。」

「学校は?」

「連絡をつけているらしい。」

「ありがとう。」

しばらく無言の時間が続く。

「そろそろ落ち着いたか?」

「おう。」

「じゃあ少しこっちから質問させてもらう。あれお前が倒したのか?」

「そうだな。多分、、」

「?」

「夢かもしれない、、ということだ。」

「感覚はあったんだろ。」

「そうだな。」

「んじゃお前が倒したな。」

「そうか。それだけで判断するか普通?」

「それだけで十分だ。んでお前は隊長のことは心配しないんだな?」

「、、、」

目を逸らす。

「すまんすまん。大丈夫だ。生きてる。」

「そうか、、」

「今回は慶也さんが1体。六郎さんが2体倒してくれたがそれでも2体残っている。」

「そうだな。」

「多分一件落着となるが、そのほかから来る可能性もある。とりあえず今日はお互い休もう。」

「おう!」

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